今日は・・といってももう昨日のことです。いつものように子供たちがレッスンに来ました。レッスンが終わったら子供の一人が「先生 いつ時間がある?」って。そう なかなか時間がない中 ちょっぴり考えました。・・・そういえば、この間 この子たちにクリスマスツリーの飾りつけをする約束したんだったっけ。・・・「明日だったらいいわよ」と、答えると明日は子供の一人が都合が悪いらしいのです。私はそうか 今日はあと一人くるけど、別の部屋でレッスンすればいいから「じゃ 今日は?」ときくと、子供たちは「わ~い!やった~。じゃあママに言ってくる。」「お菓子もってくるね」と言って一度家に帰りました。
家?もう すぐそばなんです。だから、あっと言う間に戻ってきました。そしてにぎやかにクリスマスツリーに飾りをつけ、ライトアップもして大満足!
そこへ次のレッスンの高校生がやってきました。この高校生・・・高校生らしくないといっても悪い意味ではないのですよ。小学生か中学生みたいに純粋な子なんです。あっこちゃん。なかなか頭の良い子で、かわいいんです。
さきにきていた小学生とあっこちゃん。ちょっとてれくさそうにしていましたが、そのうち小学生の一人が持ってきたお菓子を配りはじめたんです。「おねえさんにもあげてね」・・・これでちょっぴり接近。あっこちゃんもお菓子は大好きだから、なんか身近な雰囲気を感じたみたい。結局持ってきたお菓子を全部くばって、だいぶお互いの距離が近づいてきたのを見計らって、「じゃ あっこちゃんピアノしようか?」「う・・・ん」まだ二人がいるのでなんかてれくさそうなあっこちゃん。あっこちゃんの弾ける曲は「星に願いを」、そして今練習中なのがショパンの「ノクターン」。でもショパンはまだ全然といっていいくらい弾けてないから、あっこちゃんとしてはあまり聴かせたくないんです。「星に願いを 弾いてみて」と誘うとにっこり。
ちょうどクリスマスツリーを飾ったところだったので、やけにこの場にぴったりでした。そしてあっこちゃんもスムーズに弾いてくれたので、小学生の子供たちは椅子に座って静かに聴いていました。そしてあっこちゃんが弾き終わると二人は拍手して、「すご~い」って言ったんです。人に聴いてもらうことはもちろん、拍手されたり、すごいなんて言ってもらったことのないあっこちゃんは本当にうれしそうでした。そのときのあっこちゃんのうれしそうな笑顔 と「星に願いを」。私はきっと忘れないでしょう。
年齢は違うけど、この3人 もうすっかり お友達になりました。なにか心ほんわか・・のひとときでした。/font>
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