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カテゴリ:音楽
去年の夏に始まったコンクールも昨日関東大会が行われて、やっと一段落。浜離宮朝日ホールでの開催でした。浜離宮朝日ホールは新橋からあるいて15分ほどの朝日新聞社の中にあるホールです。音響の良さではなんでも世界のホールの中の第9位だそうです。キャパは500くらいですが、とてもきれいなホールで、一度はここでコンサートをしたいな~と、思うホールです。
さすがに2回の予選の後の大会だけあって、どんぐりのせいくらべという言葉がぴったり!辛島先生が審査の総評をお話ししてくださいました。 小さいうちはとにかく自然に!そして、普段のレッスンから楽しいことが実感できないと・・ということでした。 確かに!なんですが、なかなかそのへんが、課題ですね。学校の勉強も同じかな?子供にもよりけりですが、先生も本当にしっかり勉強しないとね。今回子供が受けたコンクールでしたが、一番多くを学んだのは「先生」かな? 私の後ろの席にいた親子、お子さんはまだ小さいようでしたが、聴いていて失敗した子がいたときに「あっ!まちがった!」って小さい声でおかあさんに言いました。そこで返したおかあさんの言葉。「いいんだよ。間違っても、泣いちゃわないで、一生懸命ひけば」って。すてきなおかあさんだな~ そして、表彰が終ってロビーへ出て見たら、おとうさんとなにか賞状をもらった女の子。おとうさんが賞状を読んで聞かせてあげていました。女の子は「・・・殿」と賞状にかいてある自分の名前についている言葉が気になったようで、何?と質問。おとうさんは「偉い人に使うんだよ。「さん」とか「ちゃん」じゃなくてね。・・・ちゃんのことも一人の人として扱ってくれたんだよ。」と、ほめながら答えていました。・・・ああ いい親子関係がたくさんありましたよ。 みんな賞をとるために一生懸命練習したことでしょう。でも子供はとっても純粋だし、コンクールをとおしていい親子関係が生まれたら本当にすてきなことだと、このコンクールを振り返って思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年03月28日 15時52分43秒
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