私の母は去年77歳になりました。77歳といってもまだまだ元気!!8年間一人で暮らしていましたが、そろそろ・・・と、去年から同居になりました。
いろいろなことを判断したり、特別のことでもなければ一人暮らしは母にとっても気兼ねなくマイペースで暮らしやすいスタイルなんだと思います。しかし、いつなにが起こるかわからないし、やはりちょっとしたことでも不安になるようなので、私も思い切って同居することに!
なんだかんだと一年になります。新しい環境にも少しずつ慣れてきたようです。歳をとっての環境の変化はきっと私の想像以上に大変なんだと思います。30年も別の環境で生活していた親子が共に他人もまじえた生活をする。・・・私はマイペースなのであまり気にならないのですが・・・これは結構お互いにわかるまで時間がかかるものです。
最近 やっと・・という感じ。母は77歳になってリコーダー(いわゆる縦笛です)を始めました。もう半年くらいになるのですが、たま~にピーピーやって、それも・・・人目を忍んで・・ それが昨日ついに「私には無理」ということに!そこでリコーダーの師匠でもある主人が一言。「人のことは気にしないで、もっとしっかり練習してみたら?だれも聴いてないんだから」と。母だけでなく、みんなまわりを気にしすぎて中途半端になってることって多くないですか?もちろん音がうるさすぎて、気にしてほしいと思うこともありますけどね。
さてさてそう言われて、今日 私が帰宅してみると、「ちょっと、ちょっと」と母によばれました。なにかと思えば、ピーピーがちゃんと「チューリップ」の曲になっていました。それも結構いい音で!思わず拍手!!そして簡単な曲を次々と吹いて大満足でした。いくつになってもあきらめずに頑張れば、自分なりの楽しみがあじわえるんだな~ 師匠の重い一言のおかげで母の楽しみが増えました!
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