|
カテゴリ:カテゴリ未分類
今日は鎌倉のお世話になっているお寺の御前様が入院なさっているので、鎌倉の病院までお手伝いにいきました。本当は母が行くことになっていたのですが、母も毎日では疲れてしまうので、午前中は私がたまたま休みだったので、行くことになったわけです。 病院へ行ってみると、お嬢様が看病なさっていらっしゃいましたが、もう本当にお疲れの様子。夕べは結構、痰がとれなくて、苦しく大変だったようです。御前様はもう90歳。私の祖母からのお付き合いです。 私がごあいさつするとちゃんとわかっていらっしゃいました。痰のとり方や氷のふくませ方やベッドの上げ下げの仕方を一通り教わって、いよいよ一人取り残されました。しばらくすると、なにやら、痰がでそうな様子。教わった通りに・・・なんとか・・・。行く前に母に痰がちゃんと取れないと窒息なんていうこともある!なんて脅かされていたので、ちょっと心配でした。でも御前様がちゃんとしてくださったので、心配はいりませんでした。 そのうちふとんが重いとか、寒いとか・・・そして点滴も終って、やれやれ。そしたらまた痰が・・・時々目を開けられて・・・と、言ってもほんの一瞬です。 母は2時か3時ごろと言っていました。時計をみるとまだ12時前ではありませんか?いつも家にいてバタバタしているとあっという間にい昼になって、3時になって、夕方になって・・・・一日の終るのはあっという間なのに、ぜんぜ~ん時間のたたないこと。御前様を眺めながら(?)赤ちゃんもこんなだな~と思いました。90年という時間を過ごしてきた一人の魂がいま静かにここに横たわっているんだと思ったら、やっぱり生きて動けるうちにやることはやって!と、強く思いました。 2時15分ごろ母が到着。母に状況を説明して、私は帰りました。なんとなく考えさせられる一日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年04月19日 00時11分48秒
コメント(0) | コメントを書く |