今日は久々の休日。朝 早々と家を出て友人のところまで行きました。ちょっと遠いので電車に乗っている時間が結構あるのですが、その電車にのっている時間は私にとっては飽きることのない時間なんです。いろいろな人を観察しながら、勝手に想像の世界に入っていると・・・ちょっと怖いですか?・・・本当にあっという間です。でも本当にいろいろな人がいて楽しいですよ。(毎日通勤の方には当てはまらないことでしょうか?)それから読書の時間。もし運良く座れたらこの時とばかりに読書。その後は睡眠。
さて友人の家には何人か集まるんですけど、長時間にわたっていろいろな話がでるんです。その中にお子さんが音楽をやっている方がいらしたりして、おもしろいです。
ところで、話題の「トゥーランドット」!いろいろな人の話をきいてわかったことがありました。どうも「トゥーランドット」を曲名だと思っている人がかなりいるということです。「トゥーランドット」はイタリアの作曲家プッチーニの作曲によるオペラの題名です。そしてパヴァロッティが歌ったのはオペラ「トゥーランドット」の中でカラフ(王子の名前)が歌う“誰も寝てはならぬ”というアリアなんです。
オペラというのは歌劇で劇を歌、音楽、バレエで表現するんです。そこに、演出や照明、美術、衣装などの専門のスタッフの手がくわわり、一つの舞台をつくりあげます。その専門スタッフの存在が大きいんです。それがオペラは総合芸術と言われる所以です。そんなオペラですが、最近、日本でもいろいろなところで、いろいろな形で公演されるようになりました。一流のオーケストラを使ってスタッフも一流でとなるとそれはそれは膨大な費用がかかります。それを高いチケット代をだして観に行っても(聴きに行っても)、何も内容を知らずに行ったら、「すごい!」という感想だけになってしまうんです。
今日はそんな話で盛り上がったんですが、何事も下勉強をしなかったら、面白みも感動も半減!特にコンサートや歌舞伎など日常から離れた世界を垣間見るときは予め勉強が必要だということで、みんな納得でした。一人歩きの「トゥーランドット」。イナバウアと結びついてしまいましたが、もう一つつっこんで、内容に触れて見たら、これまた面白いと思います。そしてそこから世界が広がれば・・・綾瀬でもいつか「トゥーランドット」公演できないかな~