今日は朝から移動サービスのワークがはいっていました。8時半に会員さんのお宅に行って通院先の病院へお連れするんです。8時半に着くように・・遅れるといけないので、早めに家を出ることにしているのですが、もう前の晩 寝るときに目覚ましを何重にもあわせて、それでも心配で・・・大丈夫!こういうときに限って早く目がさめるんですね。
昔(?)、朝一番くらいの電車でスキーへ行くことにしたことがありました。そう、26~7年前かな?息子がまだ赤ちゃんで・・・その時はスキー板は行く先の宿に置きっぱなしだったので、まだよかったのですが、起きてびっくりもう出かける時間ではありませんか!荷物と息子をかかえて、走った走った。どの電車でどういけば切符を買った乗るべき列車に間に合うか?頭の中で時間の計算しながら・・・ああ 若かったんですね~でもなんとか間に合って。今では 楽しい思い出です。
今日はガソリンも入れなくちゃいけないので本当に早めに出ました。伺うお宅の近くまでいったら、やっぱり早すぎ!時間調整をして伺いました。お宅の前ではもうヘルパーさんと会員さんがまだかな~という感じでお待ちかね。会員さんは87歳のおばあちゃま。1ヶ月に一度診察のために通院。私の出番は2ヶ月か3ヶ月に一度なんですが、楽しみに待っていてくださるのでなんかはりきってお迎えに伺います。
移動サービスは高齢者や障害者が通院や通学、通勤、それだけでなくお買い物やお出かけ、行楽など生活の中で必要な足のお手伝いなんです。非営利の団体で、ワーカー(働き手)はこの事業を理解して力と時間を提供してくれる人で成り立っています。なにしろ車を動かすので、とても責任のある活動です。最近は講習も受けなくてはいけなくなったり、ステッカーをはらなければいけなかったりといろいろ義務づけられてきました。私は便利な事業というだけでなく、とても大切な事業だと思っています。たしかに責任もあるし、大変なことです。でもただの足ではなく、ワーカーと会員さんが同じ人としてできることをできる人がする。「やってあげる」のではなくってね。「人」の基本かなと思っています。移動の間にいろいろなことをお話しすることもいいようです。・・・ただし、運転には気をつけて。
またまた話がとんでしまうのですが、昨日のテレビ見た方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。子供が同じゲームをするのに相手が機械か人かによって脳の働きが違うんですって。感情の起伏が人を相手にしているほうが、大きいらしいです。これが結構大切なんですって。
「コミュニケーション」人とかかわることってやっかいなこともたくさんありますが、やっぱり大事なんですね。移動サービスもその一環。これからは使う人も働く人も増えてくる事業かなと思います。綾瀬の移動サービスは「すきっぷ」。心通う移動サービスを目指します。