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くじらの「ひげ」って知っていますか?突然何?って思われるでしょうね。実は昨日、日本的なものってなにかな~って考えていました。そこで、「扇子」を思い浮かべたんです。「団扇」(うちわ)も日本的なものかなと、思ったら、「団扇」の発祥は中国だそうです。「扇子」の大元は木簡。木の板を紙の代わりに使って文字を書いた時代がありました。長い文章を書くには木の板が何枚も必要で、それを束ねたそうです。いわゆるノート。それが「扇子」の始まりなんですって。~なるほどね~ 「扇子」の下の部分を束ねてあるところを「要」というのは知っていました。そこがはずれるとバラバラになっちゃう!!とても大切なところ!よく「肝心要」って言いますよね。その「要」の部分。今はプラスティックなどを使っていますが、昔はくじらのひげを使っていたんですって。くじらのひげはとても丈夫でしなやかだそうです。 ところでその「くじらのひげ」はくじらのどこにあるか知ってますか?くじらを思い浮かべても「ひげ」なんてあったかな~???でしょ?くじらの口の中にあるそうです。小さいくじらは口の中にちゃんと歯があるけれど、ヒゲクジラっていう大きなくじらは歯がなくて歯の変わりに髯があって、オキアミなどの小さい生き物を水ごと口にいれて、水だけをひげの間から口の外に出すって。わぁ~器用!髯にひっかかった餌だけをゴックン。そうやってるらしいです。世の中には知らないことが本当に多いです。不思議なこともいっぱい!そしてそういうことに気付かずにいることも。 それにしてもくじらのひげを最初に使った人、もちろん「扇子」だけではなくいろいろなものに使われていましたが、その使い道に気がついた人はすごい! くじらのひげの話は京都の「扇子」屋さんのホームページにのっていました。そこのHPの店長の豆知識、おもしろいですよ。たしか「舞扇堂」っていうお店だったと思います。・・・目からウロコの扇子豆知識・・・・寄ってみてください。・・・私は特別、そのお店と取引があるわけではありませんよ。
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最終更新日
2006年06月03日 18時55分12秒
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