【映画】K-20怪人二十面相・伝
今日は、久々に映画を観てきました。今日見た映画は、「K-20怪盗二十面相・伝」。タイトルからも分かるように、江戸川乱歩の小説に出てくる怪盗二十面相が出てきます。また、明智小五郎や小林少年も出てきます。ですが、ストーリーは乱歩の小説とは全く異なります。あらすじは・・・『時代は、1945年。場所は、19世紀から続く華族制度により、極端な格差社会が生じる日本の架空都市<帝都>。この都市に、“怪人20面相”と呼ばれる、富裕層だけをターゲットとし、美術品や骨董品を魔法のようなテクニックで、次々と盗み出す強盗がいた。 ある日、サーカスの曲芸師・遠藤平吉(金城武)は、カストリ雑誌の人間と名乗る人物(鹿賀丈史)から、財閥令嬢・葉子(松たか子)と名探偵・明智小五郎(仲村トオル)との結納の儀に潜入して写真を撮ってくる依頼を引き受ける。 平吉が儀式に潜入し、写真のシャッターを押した瞬間、会場に爆発騒ぎが起こり、それが原因で平吉は二十面相として捕えられてしまう。二十面相に嵌められたと知った平吉は、二十面相を捕え、身の潔白を晴らすために行動を起こす・・』というもの。この映画、一言で言うなら、サーカス芸人・平吉を中心に、明智や令嬢の葉子が縦横無尽に暴れまわる、痛快アクションムービー、という感じです。とにかくアクションシーン満載、CGシーン満載。絵面的には、スパイーダーマン+バットマン+ルパン三世といったところでしょうか。ハリウッド映画みたいです。日本も、こういう映画を作れるもんなんですねぇ。内容のほうも、なかなか良かったですよ。絵的に、平吉がビルの間を飛び回るシーンとか、葉子がヘリで突っ込んでくるシーンとか、ん?とか、えぇ!とか思えなくもないところもありますが、この映画に関しては、些細なことでしょう。ストーリーも飽きるところも無いです。というか、とにかく面白いこれが、映画を見てのストレートな感想です。間違いなく、今年見た映画で一番良かったと思います。細かいことは何も考えずに、ただ楽しみたい、そういう時にお勧めの映画です