FPDインターナショナル2009
今週は、展示会付いてますが。パシフィコ横浜にFPDinternational2009というディスプレイの展示会に行ってきました。去年も行ったのですが、この業界、非常に技術のトレンドサイクルが早いので、その年年で傾向が変わります。今年の特徴は、まずは、やはりエコ。どこも消費電力の低さを競っておりました。あとは、3Dパネル。これもどのメーカーも猫も杓子も、って感じでやってました。3Dには、メガネ式と裸眼式があるのですが、見え方は、メガネ式が一歩リードです。去年に比べて、だいぶ良くなってました。割と自然な立体画像が見えます。裸眼式は遠くから見ると何となく立体に見えるんですが、上手く見える条件がシビアです。ただ、何れもまだ発展途上な技術だとは思います。今の3Dは、複数の絵を重ねたような見え方なんで、いまいちインパクトがないです。そのうち、映画スターウォーズに出てきたような3Dホログラムが出てくるかもしれませんが…3Dは、それくらいにならないと、うまく普及しないかもしれませんね。あと、気になるところでは、液晶以外のディスプレイ。プラズマディスプレイは、消えていました。パナソニックもサムスンもLGも展示なしです。有機EL(OLED)ディスプレイは、展示はありましたが、どこかひっそりとしており、あまり元気なし。映像は綺麗なんですけどねぇ。この世界は上述のように、サイクルが早いので、来年はどうなっているのか分かりませんが。これは、いよいよディスプレイは、液晶の独占天下になるのかもしれませんな。ちょっと面白くない気もしますが。