れいからの出発

グロリア

これまでの私、さようなら。
遅咲きの夢に目覚めた男女4人のミラクルラブストーリー

番組紹介

これまでの私、さようなら。 遅咲きの夢に目覚めた男女4人のミラクルラブストーリー ＜日本初放送＞※日本語字幕放送 ■　出 演 ペ・ドゥナ(映画『リンダリンダリンダ』、韓国版『ドラゴン桜』)、ソ・ジソク(『愛の選択～産婦人科の女医』)、イ・チョニ(『ロードナンバーワン』)、イ・ジョンウォン(『風の国』)、ソ・イヒョン(『宝石ビビンバ』)ほか ■　脚 本 チョン・ジウ(『家門の栄光』『完璧な恋人に出会う方法』) ■　演 出 キム・ミンシク(『僕の妻はスーパーウーマン』)、キム・ギョンヒ(『ヒーロー』)

あらすじ

知的障害者の姉を持つナ・ジンジンは、数々のアルバイトを掛け持ちしながら、一日中働き詰めの毎日を送っていた。 ある日、勤め先の一つであるナイトクラブで、姉をからかった客にたてついて警察沙汰を起こしたジンジンは、ナイトクラブの支配人から"クビ"を言い渡されるが、ナイトクラブ付きのバンドの歌手の代打としてステージに立つことになる。幼馴染のドンア曰く"小学校でもまともに歌えなかった"ジンジンだが、生まれて初めて立ったステージでは、自然と歌があふれ出し、見事『グロリア』を歌い上げる。 往年の人気歌手＝ジョンナンは、ジンジンの才能を見染め、それをきっかけに、ジンジンは"歌うこと"に真剣に取り組み始めるのだが...。 30にして歌手への道に目覚めたジンジンと、幼馴染でトラブルメーカーの同僚＝ドンア、落ち目のエンターテイメント会社に異動させられた財閥の非摘出子＝ガンソク、ガンソクと決められた結婚を控えながらもドンアに惹かれてゆくユンソ。 4人の男女が人生の巻き返しを懸けて繰り広げる、どたばたラブ・コメディー!!

登場人物

ナ・ジンジン（30歳）　役／ペ・ドゥナ
これまで取り立ててこれということもなかった女性。知能が5歳程度の姉、ナ・ジンジュと2人で暮らしている。ナイトクラブ"追憶のなかへ"のクローク係で、複数のアルバイトを掛け持ちしながら、1日中忙しく走り回る。
ある日、姉をからかった酔客と争い連行される。ハ・ドンアが家賃を示談金に差し出してようやく収まった。背に腹は変えられずに、バンドの歌手のピンチヒッターで舞台に立った彼女。その場しのぎに、にっこり笑顔でごまかすつもりが、自然に歌が口から流れ出した。「私にも生まれてきた意味があるのかも」と、歌うことに幸せを感じた彼女は、30歳にして歌手になろうと決心する。

ハ・ドンア（30歳）　役／イ・チョニ
親の後ろ盾も、学も才もない、ないない尽くしの男。殴られ強いのだけが特技といえば特技で、暴力系に足を踏み入れたが、殴るのはからきし駄目だ。ナ・ジンジンのことはケンカ友達程度にしか思っていない。兄が事故で死に、兄嫁は補償金を持って逃げた。のこされた甥を立派に育てるのが最大の目標だ。そんな彼の前に、今まで会ったことも見たこともない、まばゆいばかりの女性、チョン・ユンソが現れる。

イ・ガンソク（30代中盤）　役／ソ・ジソク
財閥の庶子。誕生した瞬間から人生は闘いだった。実母の下を離れ、父の家に入って、家族に気を遣いながら息を潜めて暮らした。父の意のままに進められるチョン・ユンソとの結婚にも、黙々として従うのみだ。しかし、内面では抑圧された野心が膨らんでいった。
そこに突然現れて心をざわつかせる女、ナ・ジンジン。もしかしたら憐憫の情かも知れない。しかし、彼女の歌う姿を見ていると、自分が幸せな気分になると感じ始める。

チョン・ユンソ（20代中盤）　役／ソ・イヒョン
財閥の庶子で、今もって戸籍に入れてもらえない見た目も内面もか弱い女性。生きるのが嫌で自殺も試みた。現実逃避のためにバレーに没頭して留学までした。だが、世界的プリマまであと一歩というところで、過労によるじん帯切断により、バレー人生に幕が下りた。生きることに飽き飽きして再度自殺も試みたが失敗してしまった。そのとき、むさ苦しいチンピラ風情のハ・ドンアが現れた。気の進まないイ・ガンソクとの結婚準備が進むにつれ、ハ・ドンアを待ち焦がれている自分に気づく。