与えること&受け取ること
今日の話は、前の日記に書いた、天からのメッセージを受け取って与えること、ということとは、一見、逆のことのようになるのですが。先日、みかさんが言われていたことの一つに、クライアントに対するメールや電話でのアドバイスはしないということがありました。私はレイキのクラスやヒーリングを受けた方やキネシオロジーのセラピーを受けた方に対しては、その後のフォローとして、レイキやセラピーに関する質問はいつでもどうぞ~と言っています。そのこと自体は全く問題ないのですがそれが、時には、レイキ以外のことに関する質問や悩み相談、人生相談になったりすることもあります。まあ、それもレイキマスターの仕事の一つだと思ってこれまでやってきたのですが、みかさん曰く、それをやっていると自分自身が持たなくなってしまうし、メールや電話で答えても相手が本当に癒されることはないということ。実際に会った中でしか、癒しは起こらない。だから、何か悩みがあるのなら、こちらに来てもらってセラピーなりヒーリングなりを受けてもらうようにしなければならないということです。考えてみれば、これはプロとしては当たり前のことなんですが、つい、やってしまうのですよね。もしかすると、私以外に相談できる人がいないかもしれない、私が今、できることをしてあげるのが、私の役目なのではないか?そう思うと、できることをやってあげたくなりますしそれをしないでいるのは、とても自分が冷たい人間のように思えてくるのです。でも、それをやることが、自分自身を大事にしないことにつながりそして、それはけして相手のためになっているとは言えないのですね。一方、去年頃から、私のHPやブログを見て、私のクラスやヒーリングに対するお問い合わせではなく日本やアメリカの別の地域の方から、いろんな質問が送られてきます。NYまで行けないので、自分の地域で誰かいいレイキマスターを知らないか?とか、自分の病気はレイキで回復すると思いますか?とかシャスタやセドナのお勧めスポットや行き方を教えてほしい、とかフラワーエッセンスは、どこで購入できるのか?クリスタルの選び方を教えてほしい、こういうクリスタルを持っているのだけれど、どう思いますか?など、さまざま。私はNY以外の別の地域でレイキを学んでいないので知りませんしまた、レイキは、人それぞれ、効果は違いますからその人にとって、どんな効果があるかなど言えません。それでも、病気で困っていると言われるとほっておけない気持ちになるので、以前は、そういう質問にも、私が答えることができる範囲で、できるだけ答えてきました。でも、私がいくら時間を割いて、リンクをはったりして、詳しくメールに書いてもその半分ぐらいの方は、その後、たった一言のありがとうのメールもなくそのアドバイスを実行したのかどうかも、何も知らせてこない方でした。ああ、こんなことをしていたら、自分がだめになってしまうなあ、ということを何度も感じました。例え、自分の時間をけずって、メールを送っても相手にとっては、たいした助けにもなっていないのなら全く意味はないのですしね。そして、それはその方たちが悪いというのではなくそういう方たちを引き寄せてしまっていたということなのだなあと。こうやってメールをくださり、私が何か少しでもお手伝いできるのは有り難いことだという気持ちもあるものの去年から、やはり、これは変えていかなければ、と思い始めていたのですが先日、みかさんに会った時に、見事に指摘されました。は~やっぱり、わかってしまうのね~つまり、私は与えることと受け取ることのバランスが取れていなくていつも、与えるばっかりになってしまっているとのこと。受け取る学びもやらなければならないのです。これは、もしかすると、私にとって根深い問題なのかもしれません。以前から、例え友人関係にしても何でも、与えることの方が多いのは確かですし与えていることに、喜びを感じていたのですがだから、バランスが取れなくなってしまっていたのですね。みかさんも言っていましたが、そういう相談を断るのは罪悪感が出てくるものだけれど、それをエイ!と切らなければその循環は断ち切れないとのこと。ふ~これは私にとっては、けっこう大きな課題だなあそんなことを考えながら、先日、アセンテッドマスターのオラクルカードを引いてみたらイシスのカード。『毎日、優先事項のために時間を割くことで、前向きな方向へエネルギーをすばやくシフトさせることができます。自分自身の欲求が満たされているか確かめてください。自分の時間をとるために、現実的ではない要求にはノーと言ってください。自分自身に正直になり、仕事と家庭生活の間に健全な境界線を引いてください」なんとわかりやすいもちろん、これからも、私のクラスやヒーリングに関するお問い合わせや、クラスやキネシオロジーのセラピーを受けた方たちへの、レイキやセラピーに関する質問は答えてゆくつもりですが、それ以外の質問や悩み相談には、メールでのアドバイスはせずセラピーやヒーリングのセッションの中で、話すようにしようと思います。ごめん!(って、謝る必要はないのか)みかさん曰く「宇宙はいじわるだから、そういうことを決めた途端いろいろやってくるのよ」と言われていましたがまさに今週は、一気にいろんな相談メールがあった週でしたそのうち、お一人は、どうしてもほっておけなくてついアドバイスをしましたが、それをとても前向きに捉えてくれて今後、私のセラピーを受けたり、自分を癒すためにいろいろやってゆきたいと言ってくださったので、よかったなあと。こういう、うれしいご報告があると、とても幸せな気持ちになるので私も受け取っていることになるし、またヘルプもしたくなるのですけどねおさむ曰く、のりこはヒーラーというよりティーチャーだから、クライアントとヒーラー、セラピストという割り切った関係はできないんだよと言います。ふむ~確かに。レイキというヒーリングの性質上、私がその方を癒すというより、その人自身でレイキヒーリングができるようにするというのが、目標なので、私にとってクライアントという意識はないのですがこれがキネシオロジーのセラピーになると、また違ってきます。このあたりの立場も、完全なセラピストやヒーラーとは違っているのかもしれません。どちらにしても、これからは、与えるばかりにならないように、与えることと受け取ることのバランスを取ってゆきたいなあと思います。(ちょっと自信ないけど)