6090992 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

からだと宇宙とヒーリングと

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

norico1

norico1

バックナンバー

カテゴリ

カレンダー

コメント新着

norico1@ まりこちゃん New! コメントありがとう〜💕 私は、床のDIYま…
マリコ@ Re:新居での生活がスタートしました(10/02) New! 典子さん、お引越しおめでとうございます…
norico1@ なおちゃん ありがとう〜💕 うん、2回申し込んだとこ…
なおちゃん@ Re:福岡での新居が決まりました!(09/21) のりこさん♪ わぁ〜新居決まって良かった…
norico1@ ちび太さん ありがとうございます! いつも読んでくだ…

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2009年12月09日
XML
カテゴリ:日々のこと
 
もうすぐ、家にあるヤマハの88鍵の電子ピアノが
この家から去ってゆきます。

DSC_0569 のコピー.JPG


これは昔、おさむが買ったもので、
もう長い間私が作曲をするのに使わせてもらっていたのだけど、
最近はほとんど弾いていなかったし、当分は作曲をする気はないし
また、いずれこの家を引き払う時には
このとても重い楽器を持っていくことはないとわかっているので
だったらもう、手放してしまおうとなったのです。

ああ、でもいざ、これが手元いなくなってしまうと思うと
何か大きな穴があいてしまうような気持ちになります。
最近は、もうピアノを弾きたいなんて気持ちにならなかったのに
これから弾けなくなってしまうのだと思うと、急に弾きたくなるという
もう人間って何て矛盾だらけなんでしょうねウィンク

私の人生はピアノとともに始まって、
それは、喜びと同時に、思うように上手く演奏できないことへの
コンプレックスとの戦いの歴史ともなり、
そして、それを手放していくという大きな学びを得ることができて、
音楽があったから、生きていることができていた時期もあったし
私の自己表現であり、夢であり、すべてであって
これまでの人生のほとんどは音楽とともにありました。

この電子ピアノを手放すことは、何か
そういう人生の一つの区切りのような感じがします。

今日、久々にたまらなく弾きたくなって、楽譜を引っ張り出して
ソナタやバッハのプレリュードなどを弾いてみたりしたのだけど
(長い間練習をしていないので、指は思うようには動かないのですがほえー
弾いていると、昔のさまざまな映像が、その感情とともに
ありありと浮かんできました。

初めてピアノが家にやってきた時のわくわく感だとか
子どもの頃、通っていたピアノの先生の表情だとか
音楽科の大学生だった時に、ピアノボックスにこもって
練習していた時の感覚だとか。
(さすがに大学の頃弾いていた曲は、もうほとんど無理NG
そして、昔、自分が作った曲を弾いていたら、その時の感情が
そのまま蘇ってきました。
そして、即興的に弾いていて、自然と出てきたメロディーは、
やっぱり何かを思い出させるもの。
胸がきゅんと切なくなるメロディー。
ああ、ずっとこんな中にいたんだっけ、私。


ピアノを弾くこと。
こんなにシンプルに楽しいことを、なぜもう私はやらないのかしらと
今さらながら、とても不思議になったのだけれど。

でもすべては変化しつづけてゆくのね。

大切なのは、何かを目指すことではなくて
その変化の過程において、いかにいろんな感動を得て
多くの感情を味わい、喜びを感じてゆくか。

そして、私の中で、もうピアノを弾くことは
何か新しい感覚を得るものではなくて、ノスタルジア。
切なさや哀しさを懐かしむように。


それはそれで美しいものだけれど
それはもう今に生きることではないから。

そして、私が感じたたくさんの感動もさまざまな想いも
しっかりとこの魂に刻まれているから
もう、これがなくなったとしても大丈夫。

もちろん、音楽をもうやらないということではなく
またいつでもやることでしょうが、
それはまたこれまでとは違った形になっていくことでしょう。


過ぎ去ったものに執着はしない方だけれど
それでも、この電子ピアノを手放すことには
何かを感じずにはいられません。
ピアノを弾くことを通じて、これまで味わうことのできた
たくさんのことに心から感謝。

そして、今回、予想外に、そんなノスタルジアを感じることができたことも感謝。
これは、手放そうとしなかったら、味わえなかった感覚でしょうから。


もうすぐ、この電子ピアノを買ってくれる方が家に来ます。

そして、私は、次の日には、この電子ピアノがあったことさえ
すっかり忘れてしまっていることなのでしょう。
(はい、そんなやつですうっしっし
そのことをよーく知っているおさむは、
いくら私が今日ピアノに向かっているのを見ても
「やっぱり手放すのはやめようか」とはけして言い出さない。

ふ~わかりすぎているのって、おもしろいんだか、おもしろくないんだか。
この3次元世界で分離を味わって、他の人のことがわからないから
わくわく、ドキドキ、ハラハラしておもしろい、
というところもあるかもしれませんねウィンク


ノスタルジアきらきら


いつか、私たちがずっと5次元にいることになったとしたら
この分離の3次元世界を懐かしく思い出すこともあるのかしら?

(と、思い出せば、5次元では過去も未来も同時に存在していたので、
懐かしいということはないんだなあ。
そうかひらめきノスタルジアって、3次元的感覚なのね)


Life is so Beautiful きらきら



<おまけ映像>
ピアノに関連して。
今日、友人が教えてくれた素敵な階段。
こんな階段があったら、エスカレーターではなく、階段を使ってしまうよね?
『どうやったら、みんながエスカレーターより階段を楽しんで使うことができるようになるか?』
見てみてね。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009年12月10日 16時45分49秒
コメント(0) | コメントを書く
[日々のこと] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X