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カテゴリ:ニューヨーク
今日は、友人とホイットニー美術館で行われている ジョージア・オキーフ展を見に行きました。 ここは館内は撮影禁止なので、外からだけ。 上に行くほど、広くなる、頭でっかちの建物。 私とおさむは一昨年のニューメキシコの旅で オキーフが人生のほとんどを過ごしたサンタフェ郊外の村、 アビキュー近くまで行きました。 アビキューが目的ではなく、その近くにプラザブランカがあったからなのですが あのアビキュー周辺の荒涼とした大地の中で、 彼女は40年以上もの間、一人で暮らし、絵を描き続けたのだと思うと 今さらながら、とても感慨深いものがあります。 きっと多くのアーティストにとって、ニューメキシコは、心惹かれる場所でしょう。 さて、ホイットニー美術館のオキーフ展の方は、 とても素晴らしかったです~ オキーフと言えば、エロティックな造形の花や ニューメキシコの大地と牛の頭蓋骨の作品などが有名ですが 今回のオキーフ展は、彼女の初期の抽象画に焦点を当てて これまであまり見たことがない作品も多数展示してあり より別の角度からオキーフを知ることができました。 100点以上の展示が、年代に沿って展示されていて 彼女の作品の変遷がわかります。 その中で、いくつかとても心惹かれる作品があったのですが ここで紹介できないのが残念。 そのうちの一つは、BLack abstraction。 これは,見ていると、別の空間にすっぽり入りこむかのような感覚になります。 他には、Pink moonという作品。 こちらは、ウエブで写真を見つけたので。 彼女の作品は、動物の骨を描いたものが多いですが 骨盤の穴に魅せられ、その穴からニューメキシコの真っ青な空がのぞいている 風景を描いたものも印象的。 こちらは、清々しい光に満ちた作品。 Sky above the cloud. 雲の上の空。 この展示会の中で、夫である写真家スティーグリッツが撮った オキーフのヌード写真も展示されていますが、とても美しいです。 これら写真が、彼女のその後の作品に大きな影響を与えたのだそう。 ひさびさのホイットニー美術館でしたが、やっぱりここの企画は コンセプトが素晴らしいです。 オキーフ展、17日までですので、NYにお住まいの方はぜひ♪ アビキュー近くで撮ったもの。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年01月14日 17時43分32秒
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