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カテゴリ:セドナ、アリゾナ&ニューメキシコ
旅の初日。 NYから8時間でテキサスのエルパソに到着。 それからレンタカーで約2時間。 広い荒野の中を一直線に伸びる道を走ります この景色を見ると、ああ、また旅が始まったんだ~という感動が湧いてきます。 そして、ニューメキシコのホワイトサンズ国立公園に到着。 ここは、世界最大の広さの白い砂の砂漠。 この砂は、石膏の結晶でできています。 歩いてみると、日差しは照りつけていてとても熱いのに 砂はひんやりと冷たくて気持ちいい♪ 石膏は太陽のエネルギーをすぐに熱には変えないのだそう。 細かくて、さらさらでとてもきれいな白砂。 捨てられた缶。ここでは短期間で、こんな風になるとのこと。 夕方から、サンセットツアーに参加してみました。 ガイドをしてくださった女性は、ここで17年ガイトをされているというベテランの人。 この土地を愛し、そして、このホワイトサンズのことを紹介するのが 楽しくてたまらないといった感じで、とても素敵だなあと感じました。 砂丘は、日々移動しているのだそうで 公園内のトイレなども、それに合わせて、少しずつ移動しているのだそう。 また、ここに生息している動物や昆虫についても説明してくれましたが、 生息しているのは、とかげやへびのような爬虫類だけでなく 小さなきつねやラットなどもいるそうです。 この雨がほとんど降らない砂漠で生きている動物たちは、 植物や動物から水分を補給して、 水がなくても生きていけるような効率のよい身体の仕組みになっていて 特にカンガルーラットという小動物は、 人生の中でただの1度も水を飲まないのだそう。 ピンク色に染まる夕方のホワイトサンズ。 その日の夜は、ホワイトサンズに近いアラモゴードという街に宿泊。 次の日の朝、早く起きて、再びホワイトサンドをトレッキング。 トレッキングといっても、道はないので ところどころ立っているポールを目印に歩きます。 昨日歩いた場所は、ほとんど植物が生息していない場所で一面白砂だったのですが 今日は、植物や動物が比較的多い場所を歩きます。 朝、この広大な砂漠を歩く人は、ほとんど見かけず、私たち2人だけ。 砂漠に咲く小さな花たち。 これは、コットンウッドの木。 鮮やかな緑色の葉っぱと実。 砂丘は、とても静か。 葉っぱがさらさらと風になびく音が、まるで音楽のよう こんな場所でも、生き物たちは力強く生きているんだなあ。 時の流れが止まったかのような場所で 少しずつ、でも絶え間なく変化してゆく砂丘。 動物の足跡。 けっこう大きな足跡です。 夜の間に歩いたのでしょう。 虫の足跡。 黒いクワガタみたいな虫が歩いていました。 この虫は、スカンクみたいに匂いを出すのだそう。 この日、ホワイトサンズ国立公園を後にして、北へ約4時間、アルバカーキ、 そしてサンタフェを目指します。 旅ははじまったばかり。 車で走りながらも、大地を、地球を感じます。 なんて、地球は広いのかしら。 そして、なんて様々な美しさに溢れているのかしら。 感謝 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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