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2011年11月11日
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この日、セドナを出発してホピに向かいます。

途中から、ずっとこんな景色。
ほんとアメリカって広いよね~

DSC_0457.JPG

3時間弱でホピに到着。
ホピカルチャーセンターにチェックインしました。

それから、去年訪れたカチナドールの店を訪れます。
ここのおじさんは、カチナについてすごく詳しくて
話もおもしろく、ホピを心から愛する人。
去年は、最初ここでカチナドールを買おうと言っていたのですが
結局、ルーベンの従兄弟から買ったので
今回、私たちはここで買おうと決めていました。

店に入った途端、早速おじさんのおしゃべりは止まりません。
とにかく話好きで、私たちにカチナを見る暇を与えないほど。
一言、このカチナはどんな由来?と尋ねようものなら
それにまつわる様々な話をしてくれます。

宇宙からやってきたマサウというスピリットの話。
(これがホピを導いたと言われています)
ホピの予言の話。
ホピで見つかったクリスルスカルの話。
ホピの女性が作るバスケットのこと。
(昔は、このバスケットがお金代わりだったのだそう)

おじさんは
「もうわしら男性がコントロールする時代は終わらなければならない。
わしら男どもは、争いや競争ばかりの社会にしてしまったからな。
女性たちを見てみなさい。
世界を征服しようなんて思わないし、日々の生活を
楽しんだり、豊かにしたりすることがすべてなのだから」
そう言って、わはは~と笑います。
このおじさんの話を聞いているだけで、心がほんわりしてきます。

ホピではどこでも一切の写真撮影禁止ですが
おじさんが店内の写真撮っていいよ~と言ってくれたので、撮りました。

DSC_0464.JPG

DSC_0468.JPG

DSCN4555.JPG

今回、私たちはカチナを二つ購入。
私たちはホピでは値切らないで、相手の言い値で購入すると決めているのですが
おじさんは安くしてくれました。
一つはブルースター。もう一つはイエロースター。
これはバラバラでも購入できますが、セットになっているのだそう。

CSC_0552.jpg


ブルースターはホピの預言に出てくるスピリット。

ホピの預言では
「青い星のカチナが天界にその姿を現したとき、
第五番目の世界が出現する。そして大いなる清めの日になる」

その時が来れば、ブルースターはその仮面を脱いで
人々を5次元に導いてゆくと言われているそう。

ブルースターは、エレニン彗星だと言われていますが
おじさん曰く、ブルースターは地球を意味し
イエロースターは、太陽と月を表すとのこと。

地球。そして太陽と月の精霊たち。
ホピからニューヨークにやってきてくれましたハート(手書き)

さて、ホテルに戻って、ルーベンに連絡すると
これからすぐに来てくれるということになり
結局、セレモニーで出会った長老とは
電話で少しお話したものの、今回お会いする時間は取れませんでした。
でも、それでよかったのかもしれません。

ホピの水の長老であるルーベンは、まだ43歳。
去年会った時も話をしましたが、今回はゆっくりと
ホピのことについて、話を聞くことができました。

ルーベンは、以前13年間アルコール中毒だったのですが
そこから目覚めて、今、ホピの統合と世界平和のために
心身を費やしている人です。
ホピにはアルコール中毒者が多いのです。
去年もその話は聞いていたのですが、今回、その時の様子を
詳しく語ってくれて、こんな癒しがあるのだ、と聞いていて涙が出ました。
そして、平和の民と言われるホピは今、危機的状態にあるということ。
争いや嫉妬、様々なネガティブな感情が満ちていて、人々は分裂しているということ。
ルーベンは、自分が変わることができたのだから
誰だって変わることができる、そうメッセージを人々に伝え続け
日本にも何度も訪れていて、世界各国の平和の集まりや水に関するイベントなど
あちこちで、ホピのメッセージを伝え続けています。

ルーベン曰く
「他の国の人たちは、みんな私の話を真摯に聞いてくれるのです。
でも、肝心のホピの人たちは、私の話を聞こうとしない。
私は、疲れてしまって、ある時
「もうこんなことはやめよう、ジュエリー作りだけにすべての意識を向けて、
後は家族が幸せに暮らせればいい」と思おうとしたのです。
でも、やっぱり、ホピのスピリットを忘れることはできませんでした。
例え、誰も私の話を聞いてくれなくても、伝え続けてゆくのが
私に与えられた使命なのだと気づいたのです」

そして、私たちに
「どうか、このホピのこの悲惨な現状を外に向けて伝えてください」と言います。
2年前のイルさんの日記にも、このことが書かれてあったので
ホピの現状はある程度知っていたのですが、
それから2年たった今も、変わっていないのですね。

私たちが出会ったのは、カチナのおじさんもルーベンも
本当にホピを愛し、この大地を人々を愛している人でした。
でも、去年もそう感じたのですが、
例えば、このカルチャーセンターで働いているホピの人に
「このあたりでお勧めの場所はありますか?」
などと尋ねたとしても、彼らは何も知らないし
この土地にもホピにも愛はないのだということがわかるのです。

そして、ルーベンに、私たちが、セレモニーでホピの長老と出会ったことを話すと
その長老とのいきさつも話してくれました。

ホピでは、以前、大企業からだまされて
ホピの水を取られるという問題があって、それに関する戦いがありました。
そして、水からの伝言の江本勝さんが、
ホピに招かれていって、ホピの人の心を動かし
そして、水を守り、水を讃えようという動きが生まれました。
2006年に、世界各国から聖なる水がホピに届けられ、
その水を持って、ホピからメキシコシティまで1500マイルもの距離を
ホピのランナーたちが走るという大イベントが行われました。
そのムーブメントの中心的な人物がルーベンです。

ところが、その素晴らしいムーブメントの裏にも
いろんな争いがあったのでした。
私たちがセレモニーで出会った長老たちは、その手柄や収益を
自分たちのものにしようとして、ランナーたちの権利を
取り上げてしまったのだそう。

ルーベンは言います。
「彼ら(長老)から出てくる言葉はいつもIアイ(私は)I(私が)であって
けして We(私たちは)ではないのです。
私はある時、もうこれ以上、彼らと一緒にいることはできないと感じ
いろんな学びができたことに感謝を捧げて、その団体を去りました」

すべての物事にはいろんな側面があります。
私たちがセレモニーで出会ったホピの長老は、水の大切さを
世界の平和を説く人でした。
でも、一方で、それだけでない部分もあるということなのかもと。

その長老の名前はここには書けませんが、日本でも知られた方です。
もともとは、ホピの水を守りたい、母なる大地を守りたいという
ハートで動いていた方なのだと思うのです。
今でもきっとそういう部分を持っているでしょう。
でも、それと同時に、もっと認められたい、自分の功績にしたい
というエゴが出たのかもしれません。

これは、ヒーリングの世界でも、
また他でも、同じようなことがあると思います。
例えば、純粋に人々にヒーリングを行いたい、困っている人々の役に立ちたい
そう思ってヒーリングをやっていても
そのヒーラーが多くの人から認められたり、尊敬されたりすると
自分を特別視してしまったり、自分のやることは間違いない
というエゴを持ってしまったり。
そういうヒーラーに何人か出会いました。

でも、私はそれも必要な人なのだ、と思うようになっていました。
それは、ここ最近、変わってきたことです。

例えば、もしもフンバツメンが、本物じゃなかったとしても、そのおかげで
私たちは素晴らしい体験をすることができたのだし
あの長老と出会ったおかげで、私たちはホピに来ることに決めて
こうして素敵な旅をすることができたのは間違いないですから。

本物か、本物じゃないか、はあまり意味がないことなのかも、と。
「本物じゃないヒーラー」によって、癒しが起こることもありますから。
本物=つまりは愛じゃなかったら、その癒しには限界がありますが
それでも癒しが起こることはあるのです。
(一見、先日のドランヴァロの言葉とは矛盾するのですが)

ほとんどの人は、ハートとマインドの両方で生きています。
ハートだけで生きれる人は少ないし、一方でマインドだけという人も少ない。
ハートの部分もあり、マインドの部分もある、それが多くの人だと思います。

でも、ルーベンのようにハートだけで生きようとしている人にとっては
なぜハートで生きれないのか、と悲しくなるのでしょう。
彼の誠実さ、ピュアさゆえに傷つくことが多いのだろうなあと。
ルーベンの辛さが伝わってきて、
この夜、彼の話を聞きながら、私は何度も涙が溢れてきました。
私がルーベンだったら、どう生きるだろう?
そう自分に問いかけました。

ロンが100%ハートにいることを私たちに伝えてくれたように、
私も100%ハートで生きたい。

でも、一方でハートで生きれない人も受け入れてゆきたい。

完全にハートで生きることは、真の強さを必要とします。
イルさんを見ていると、本当の強さがわかります。
自分が認められるために何かをするのではなく
ただハートに従って生きるということができる人は、それほど多くはないでしょう。
私にはあれほどの強さはないですが、
でも、弱さを受け入れることができる強さを持っていようと。
例え、自己顕示欲であっても、強欲であっても
そうなってしまった要因があるのですから。
もしそれが癒されたなら、人は必ず変わるのです。

もちろん、これは私が外部の人間だから言えることかもしれません。
その渦中にいる人にとっては、やるせない想いがあるでしょう。
でも、それぞれの周りで起こっていることは、そこから何かを学ぶための
レッスンなのです。

すべてを受け入れてゆこう。
光も闇も。
これが私にとって、ハートに生きるということなのだから。

今回の旅は、光と闇の両方を見ることができて本当によかった。
そのために私たちはセレモニーで、あの長老と出会い
直接話をすることになったのではないかしら?と。
人のあらゆる側面を受け入れてゆく、ということを深く学ぶために。

さて、次の日は11 11 11 。
イルさんは、この日に大きな光の柱が天から降りてくるだろう、と言われていました。
また新しい時代への扉が一つ開きます。
私たちは、ホピの預言の岩で、ルーベンと一緒に祈りを捧げることになりました。

続きます~~
(また次の日の予告をして、読んでくれる方を引き付けておこうという魂胆?)
←う、これはマインドの仕業パンチ
 






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最終更新日  2011年11月18日 15時22分07秒
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