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カテゴリ:キネシオロジー
先日、おさむの寝ぐせの調整をIHキネシオロジーで行いました 寝ぐせなんて、わざわざヒーリングする必要があるもの?と 思われるかもしれませんが 自分では、取るに足らないと思っているような、 小さな問題やちょっとした感情でも もしかすると、深い問題とつながっているかもしれないのです。 実際、これまで2人、寝ぐせの調整をテーマに行ったことがあるのですが、 驚くような要因が出てきたことがありました。 寝ている間のことは無意識なので、無意識レベルでの問題が 身体の体勢として出てくることがあります。 おさむの寝ぐせというのは、寝ている間、 両手をバンザイの形に上に上げて寝るというくせです。 彼一人で寝ている時は問題ないのですが、私の隣に寝ていて 時々「何、この圧迫感は?」と目覚めると いつも彼の腕が私の顔を押しているのです。 おさむは寝ていて、わからないのですが 私にとっては寝苦しいので、これをテーマにセッションをやってみよう ということになりました。 (もっとも、おさむはそれほど乗り気ではなかったようですが 私のため、ということで受けてくれました) と、スタートしてみたら、予想以上にディープな要因が出てきました。 まず、このセッションの目標を設定する段階で選ばれたのが 「寝ている間、腕を降ろしていても自由を感じています」 というもの。 つまり、おさむが腕を上げて寝ているのは 腕を上げていると自由な感覚になるから、なのでした。 そして、その根本的な原因は、前世での問題+今生での思いぐせ。 前世で彼は、何か自由を奪われ抑圧されていたようで その思いが潜在意識に残っていた上に 今生での様々な要因がその感覚を強力にしていたのでした。 今回、サポートとして出てきたフラワーエッセンスは アラスカンのツンドラウエイブレード。 「人が最も深いレベルで持っているトラウマや傷(過去性を含む)を 癒すのに必要な無条件の愛のエネルギーが入ってくるのをサポート」 先日、アラスカンエッセンスから間違って配達されてきたエッセンスですが それから、何度もセッションで出てきたものでした。 へ~こんな寝ぐせにこんな深い想いが隠れていたんだね~と セッションを終えたのですが その後、数日経って、ちょっとした波紋がありました。 その日、夜中にもう寝ようと思って寝室に行ったら 隣の部屋で、まだおさむがギターを弾いていたので 「もう寝るから、ギター弾くのやめてね~」 といつものように声をかけました。 私としては、ごく普通の感じだったのですが なぜか、その日、おさむはその言葉に反応しました。 「なんで命令されなくてはいけないの。 俺がギター弾きたい時に弾くのをやめさせられなければいけないわけ?」 と、普段のおさむには珍しく、怒りをぶつけてきました。 そんな風に私にイライラした感情をぶつけてくるおさむは珍しくて 確か前回そうなったのは、去年のセドナでの初日の日でした。 ヒーリングセッションの後しばらくは 浄化期間であり、好転反応なども出ることがよくありますが セドナなどのパワースポットに行った時は、 ヒーリングを受けた時のような浄化作用が出ることがあって、 おさむは以前にも何度か聖地に行った初日などに 感情がちょっと不安定になることがありました。 だから、前回のセドナでの初日に おさむがイライラして、何かの私の言葉に反応しているのを見ても 私も「ああ、何か浄化作用が起こっているのね」 とわかるので、特に何とも思わないのです。 ところが、今回は、これが先日のヒーリングセッションでの 浄化作用だなんて、全く思いつきませんでした。 それでも、いつもの私なら 「ああ、何か彼の中に何かがあって、それが 私の言葉に反応しているのだなあ」とわかっているので おさむがどういう反応をしても、それを私個人に向けられたものだと感じないし 後でおさむが冷静になってから「どうしてそうな風に反応したの?」と 聞いて、けんかになることはないのですが その日は、なぜか私もその反応に反応してしまって 口げんかになりました。 なぜ、その日、私がおさむの反応に対して反応したのかは よくわからなかったのですが ちょうどその日は、朝7時すぎから夜8時頃までセッションが続けて入っていた日で 自分が思っていた以上に、神経が高ぶっていたのかなあと。 「なんでいつも私が彼を受け入れなきゃいけないのよ!!」と 意識がハートではなくマインドにいってしまったのですが こんな風にけんかしたのは、もう何年ぶりかな~と思うぐらい 最後は「もう別れてやる~~」ぐらいの勢いでした でも、私は言いたいことを言ったら 後はすっきりするタイプなので、その日はそのままぐっすり。 次の朝は壮快な気分だったのですが、 おさむが「ごめんね~」と謝ってきたので 「どうして、あんな反応をしたの? 私の言葉で、私に大事にされていないと感じるような感覚を感じたの?」 と聞きました。 それでわかったのは、あのヒーリングセッションの後 浄化作用として、これまで無意識に抑圧されていた感情が表に出てきて 私の「ギター弾くのをやめて」という言葉が 「自分の自由を奪われる」という感覚になったということ。 そう言えばと思い出したのが 昔のおさむはいつもそうだったなあということ。 昔、つきあい始めた頃のおさむは私に ギターの練習をじゃまされるのが何よりも嫌で 私が一緒に何かをしようと誘ったりしても その行為がまるで「自分の自由を奪う悪魔」のように感じるらしく よく怒っていました。 でも、ここ何年かのおさむは、ヒーリングされて そういうことは全くなくなったし 例え、私がおさむのギターを弾いている最中に 話かけたりしても、全然怒らなくなって、いつも穏やかなので 以前のおさむがそうだったことは二人とも すっかり忘れてしまっていたのでした。 そして、今回、このセッションの後 彼の無意識のレベルでかすかに残っていた 「自由を奪われる」という感覚が浮上してきたのだなあと。 そして、その潜在意識の奥深くに眠っていた感覚は 普段起きている時には全くなくても 寝ている間に腕を上げる、という「症状」として出ていたわけです。 そう考えると、今回、思いがけず、おさむの反応に対して 私自身も反応したのは もしかして、その頃のおさむとの関係において まだ私の中で完全に癒されていないものがどこかに残っていて それが、今回のおさむの反応によって、呼び起こされたのかもしれないなあと。 今の私は完全におさむを受け入れているし 何も不満を感じていないのですが、昔のことがまだ意識のどこかに 残っていないとは限りませんから。 このあたりは、今度、また深く追求していこうと。 さて、寝ぐせの方は、今のところは治っているようで おさむは腕を下げて寝ているようです これで、彼の潜在意識の奥深くに眠っていた 抑圧された思いも解放されて、このセッションをやってよかったなあと。 本当に人間の無意識というのはおもしろいですね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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