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カテゴリ:つれづれ
以前も、受け取るレッスンというタイトルで、書いたことがありますが 人のサポートを受け入れることができない人、ほんと多いです。 統計を取ったことがないので、はっきりわからないのですが 私のところに来られる方の半分以上、どうかすると70%ぐらいは 人にサポートを求められないんじゃないかしら? これは日本人だけでなく、案外アメリカ人にも多いです。 もしかすると自立していることより 人からのサポートを受け入れることの方が 難しいのかもしれませんね。 人のサポートを受け取れない人は、 なるべく自分で何でも解決した方がいい、自立しなければ と思っていて、サポートを求めないことが本質的な問題になっているとは 全く思っていない人が多いので、 最初に私が「何かテーマがありますか?」 とお尋ねした時には、そのことを問題だと上げる方はほとんどいません。 でも、セッションを行ってゆくと 身体は正直に反応するので、それが問題になっているのだとわかります。 ちなみに、ちょっと専門的なことになりますが 人のサポートを受け入れていないと、胸腺のチャクラのバランスが崩れて 心包経と心経に関する筋肉に反応があります。 また「人を助けすぎる」という問題があれば、やはり胸腺のチャクラで 三焦経と小腸経がオーバーエネルギーの状態になっています。 胸腺のチャクラ(ハイハートチャクラ)は 人に与えたり、受け取ったりということに関わるエネルギーのセンターで 「人からのサポートは受け入れないのだけれど 人へのサポートはやりすぎている」 などという問題が出てくる方もいます。 与えることと、受け取ることのバランスが取れていないと 身体の機能そのものもバランスが崩れてきます。 人のサポートを受け入れることができない人は 人に何かを頼んだり、お願いしたりすることが苦手で 「こんなことを頼んだら、相手の負担になるのではないかしら?」とか 「こんなことを言ったら、自分がだめな人間に思われるじゃないかしら?」 「お願いしても断られるかもしれないし」 などと、いろいろ考えてしまいます。 また、何か心配したり、落ち込んだりした時に 周りの人に自分の気持ちをシェアすることが 苦手な人も多いです。 人からのサポートを受け入れられないようになってしまう要因は 人それぞれ違うので、一概には言えませんが 確実に言えるのは 「自分は、人から受け入れられている、愛されている。 どんな自分であっても、人は受け入れてくれる」 という安心感や信頼がなければ、人にサポートを求めることは できなくなってしまうということ。 そうなると、例え、頭ではこれは人に頼んだ方がいいとわかっていても なかなかできないですから 何らかのヒーリングが必要となってくるかもしれません。 そういう私も、どちらかと言えば、昔から人をサポートする側にいて サポートされる側にはいなかったので 人からのサポートを受け入れるのは、苦手な分野だったのですが、 最近はかなりサポートを頼んだり、受け入れたりすることが できるようになってきました。 私の場合、なぜ人からのサポートを受け入れていなかったかというと サポートされるより、サポートする立場の方が、 心地よかったからなのですよね 人をサポートできている自分に、自分の価値を見出してしまうと そこから抜け出せなくなります。 誰だって人にサポートしてもらうより、 サポートする方が心地よいものですから。 (これは完全に自我ーマインドの心地よさなのですが) 場合によっては、 人に何かを頼むということは、それが自分のためだけなく 相手のためになることもあります。 サポートを頼まれた相手にとっては、 「私に仕事をまかせてくれた」とか、 「私を信頼してくれて悩みを話してくれた」とか 「私も彼女のために何かができる」などという喜びもあるのですから。 うちの母はよく 「親に何かをお願いするのは親孝行なのよ」と言いながら 義理の祖母にいろいろ甘えていて、今から思うとそれが 親子関係だけでなく、いろんなところで大切なのかもしれないなあと。 親に何でも頼めない関係だと、人にも頼めなくなってしまいます。 私たちはみんな一人では生きてゆけません。 人のサポートを受け入れていないと、一人ですべてを 解決しようとしますから、人生が行き詰まってしまうことも多いです。 人に気楽にサポートをお願いして、また気楽に引き受ける、 でも、引き受ける側は、自分を犠牲にしてまで引き受けないで、 その場合はノーということ。 相手が無理をしてまで、お願いを引き受けない人だとわかっているからこそ こちらも、安心してサポートをお願いできるのですから。 ということで、今日は、これを読んでいる方にお願いがあります。 私のブログは、何一つ誰か特定の個人に当てたものではないのですので これを読んで 「私のことを書いているのではないかしら?』と 思わないでもらえたらなあと もちろん、私と直接面識のない方にとっては、そう思わないでしょうが 私を個人的に知っていたり、セッションに来られたりすると、 この内容を個人的に受け取られてしまう可能性があります。 以前は、それを考えて 「ああ、この文は最近来られたあの人のことだと誤解されるかも?」 なんて思って後で削除したりしたのですが 最近は、ほとんど深く考えずに感じたままをボンボン書いているので 人によっては、気にしたりする方もいるかもしれないなあと。 以前、何人かの方に 「のりこさんのブログを読むと、 全部私のことを書いているように思えるのですよね」 と言われたことがあるのですが 人はみんな誰でも同じようなものを内在的に持っていますから 「ああ、これ私にもある」などというところは多いのです。 私は毎日、何人もの人と関わっているので 誰がどんな問題を持っているか、なんてセッションが終わると ほとんど覚えていなくて、次に来られた時にセッション記録を見るまで すっかり忘れているのですが、 よく問題としてあがってくることに関しては、ここで書いてみたり 自分の問題として書いているだけで 特に誰かに対して書いているわけではないです。 おさむによく 「のりこ、俺はのりこの言わんとしていることがわかるけれど この文を読んで、のりこの真意を理解する人は少ないと思うよ」 などと言われるのですが。 言葉は本当に制限だらけ。 私の感じていることすべてを、そのままエネルギーとして ブログに貼付けて、この感覚を伝えることができたらいいのになあ~~。 (そんな日も来るかしら?) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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