|
カテゴリ:ギリシャ&トルコ&マルタ
2週間のトルコ、ギリシャの旅を終えて 昨夜(9月27日)ニューヨークに戻ってきました。 今回は比較的、のんびりできて、まさにバケーションの旅となりました♪ (これまでの旅は、あまりバケーションという感じではなかったので) なので、昨日の夜中にニューヨークに到着し、今日の午後から 早速セッションが入っていたのですが、全く疲れておらず、 いつも通りにセッションができてよかったです。 ということで、今回はなるべく、ざざ~と駆け足で旅日記を書こうと思います。 よかったらおつきあいくださいませ~ 今回、最初の2泊と最後の1泊はイスタンブールでの宿泊で ニューヨークの往復に使ったのはトルコ航空。 トルコ航空は「エコノミークラスの最高のもてなしを提供する航空会社」 で第一位になったそうですが これまで私たちが乗ったエコノミークラスの中では一番よかったです。 私は普通、機内食はおいしくないので食べないことがほとんどなのですが 今回、ヒンズーベジタリアンをチョイスしていて、初めて完食しました。 もちろん、機内食なので、すごく美味というわけにはいきませんが カレーもそこそこおいしかったし、飲み物で赤ワインを頼むと 200mlぐらいの小さなボトルで出てきて そのフランスワインがとてもおいしい♪ アイマスクや靴下、歯ブラシ、耳栓などのアメニティグッズも ポーチ入りで一人一人配ってくれるし(特に必要というわけではないけど) ビデオの映画や音楽やゲームも充実していて、 映画もほとんど全部に日本語吹き替え版があったので これまで見たハリーポッターの映画を日本語吹き替え版で見てみたり 日本の映画もあって「Always 3丁目の夕日」というのを見たのですが これもおもしろかったです。 ということで、旅の初日は朝の6時、朝日とともにイスタンブールに到着。 イスタンブールの最初の2泊は旧市街のブルーモスクのすぐ裏側のホテルで 部屋はかなり狭かったのですが、きれいで、何より場所はよかったです。 まだチェックインまで時間があるのでホテルに荷物を預けて それから朝のイスンタンブールの街へ。 ブルーモスクがまだ空いていなかったので、 ブルーモスクの中庭で最初に撮った写真が、こちらの猫ちゃん。 トルコは猫天国だという話は聞いていましたが ほんと街には猫が多かったです。 みんなのんびり平和そうに暮らしていました。 さて、初めてその土地に行く時、いくら写真やネットなどで ある程度わかっていても、やっぱり実際に行ってみないと その土地のエネルギーとか空気感みたいなものはわからないものですよね。 今回、私が勝手に思い描いていたイスタンブールのイメージ、 例えば、アジアとヨーロッパが混じり合う場所であるとか、モスクとか 石畳などという言葉から想像していた 異国情緒やエキゾチックという感覚は 実際にイスタンブールに到着してみると全く感じず。 ここに来て最初に感じたのは、まるでクイーンズにきた感じだなあと。 私はNYのクイーンズは詳しくないので、はっきりとどことはわからないのですが クイーンズには、イスラム系の人たちもたくさん住んでいるし 店やケバブなどを売る屋台もたくさんありそうです。 (ケバブの屋台はマンハッタンでもよく見るけど) イスタンブールにはモスクはあちこちにあるのですが 街はアメリカの普通の都市と同じような店が立ち並んでいることもあって 違う国にやって来た~という感覚にはならずに クイーンズ散策しているごとく、まったりとスタートしました。 (とクイーンズはあまり馴染みはないのですが) スカーフを巻いた女子学生のグループ。 若い女の子たちは、スカーフも色鮮やかなものを巻いている人が多かったです。 まずはトラムに乗って、グランドバザールへ。 グランドバザールは、トルコの伝統的な織物やランプや陶器や 貴金属やアクセサリーなど 4000店舗が入っているという巨大バザールです。 グランドバザールでは、客引きがすごいと聞いていたのですが 朝一番で、まだ働く人たちも気合いが入っていなかったのか それとも私たちが、あまり購入するような客に見えなかったからか 予想していたほど強引な客引きはなく。 ペルーでは、何十メートルも追いかけてくるぐらい しつこく客引きされたのを体験していたので けっこう気合い入れていったのですが。 一応、大抵どこでも声はかけられるのですが 全くしつこくないし、あっさりしていてなんか拍子抜けするぐらいでした。 もっとも、いくら?と聞くと、最初はかなり吹っ掛けてくる人は多かったです。 トルコのランプが欲しいと思って、いくつかの店を見て回ったのですが ある一つの店が日本語で案内が書かれてあったので入ってみると 日本のトルコの旅の本で紹介されたというお店で トルコ人のオーナーが、その本を見せてくれました。 店内を見渡して、ブルーの小さなサイズのランプが目に止まったので いくら?と尋ねると 「375トルコリラ。日本円だと16000円ぐらいだよ」 と言います。 この大きさとクオリティでこの値段はあり得ないと 「高い、やめよう」とおさむを促して外に出ようとすると おじさんはすぐに「まけるよ、300トルコリラ」と言います。 それでも「いや、買わない」というと250、200と下がっていって あっという間に130トルコリラに。 それでも出ようとすると、さらには 『それじゃあ日本円で5000円(115トルコリラ)でどう?』 あのなあ~ ある程度の値段交渉は仕方ないとしても 最初に375トルコリラだったのが、あっという間に115トルコリラって。 一体、もともとはいくらの価値なのかしら。 私がその気になれば、もっと下がりそうな勢いでしたが もうすっかり買う気は失せてしまったので、振り切って外に出ました。 日本の観光客で、最初にまけてくれたと300リラぐらいで 購入していく人もいるのかも? 彼らは、もし高い値段で購入してくれたら儲けもの〜と 最初は高い言い値を言うのでしょうね。 さて、グランドバザールでは、どのトルコ人も日本語で話しかけてきますが それを聞いているとおもしろいのです。 「見るだけタダ~」 「持ってけドロボー」 「ハクリタバイ(薄利多売)よ~」(一瞬何言っているのかわからなかった) 「かわいこちゃん、寄っていって~~ (寄らないでいると)。。。。。かわいこちゃん、ケチ』 「私ちょっとかっこいいよね?」(ポーズをつけた男性が自分を指しながら) で、ぶぶ~と笑ったのが 「安いよ、安いよ、、、(あれこれ言った後でボソっと)メイドインチャイナよ」 最近グランドバザールでもトルコ製品に似せた安いメイドインチャイナのものが 出回っているそうなのですが それを言ってしまうところが正直で って、「メイドインチャイナのもの、トルコで買うかい!!」 ということでグランドバザールは30分も見て回れば どこも似たような製品なので、飽きてしまったので グランドバザールを出て、ブルーモスクの見学へ。 モスクに入る前にすでに長蛇の列ができていました。 こちらがモスクの内部。 イズミックタイルという手描きのタイルで埋めつくされた とても美しい内装ですが、あまりにも人が多くて ひしめきあっています。 そこでゆっくりこの場所のエネルギーを感じるとかいう感じではなく みんな天井の写真をバシャバシャと撮って、さっさと出るという感じでした。 こちらはアヤソフィア。 ここはもともとは東ローマ時代にキリスト教の大聖堂として立てられたそうですが オスマントルコ時代に、イスラム教のモスクとして使われていたという珍しい建物です。 なので、このモスク内には、アラビア文字の看板と天使やマリアのモザイクの 両方が存在しています。 こちらはモスク時代に、漆喰で塗り固められて 最近になって出てきたというキリストのモザイク画。 イスラム教では偶像崇杯は禁じられているので、モザイク画はすべて 塗り固められたそう。 高いドームの天井。 ここも人はすごく多いのですが、ブルーモスクよりはゆっくりできるし この重厚で荘厳な雰囲気の中にいると、不思議と落ち着いて いつまでもここにいたくなる感覚になりました。 この日のランチはボスボラス海峡を眺めるレストランで。 前日から機内でほとんど寝ないで、そのまま朝からイスタンブールを歩き回ったので ランチでワインを飲んだら、二人とも夕方4時にはホテルでダウンでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ギリシャ&トルコ&マルタ] カテゴリの最新記事
|