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2012年11月19日
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先週のIH キネシオロジーのセッションは、セックスウィークでした。
その日、そのクライアントさんの優先テーマは何になるか
セッションをスタートしてみないとわからないのですが(身体がテーマを選ぶので)
先週は、たまたまセックスやセクシャリティをテーマとして選ぶ人が多く
この1週間で7人。
シンクロなのか、そういう流れになっている方が増えてきているのか
わかりませんが、平均、毎日一人は性をテーマにセッションを受けられたことになります。
人によっては、かなりつっこんだところまでのフォローが必要となってくるので
タントラを学んでいてよかったなあとつくづく感じます。

もちろん、性がテーマと言っても、それぞれの問題や目標は違っています。
セックスに対して受け身の方が、積極的に取り組んでゆくための調整だったり
またはセクシャリティを受け入れたり
セックスを愛として受け入れるための調整だったり
または、身体的な調整として、性欲や性感を高めるための調整だったり。
(ちなみに私も性欲を高める調整はやったのですが、なかなかいい感じですウィンク
女性はいろんな問題から、性的な欲求そのものがなくなってしまって
セックスを必要としなくなってゆく人が多いので
きちんと性エネルギーが解放されないことになってしまいます。
そうなるといわゆる「枯れた」状態。
性エネルギーは、すべての存在にとっての生命エネルギーですから
それがなくなると、身体的、精神的、感情的
様々な面でのバランスも失われてきます。

女性に多いセックスがめんどくさい、やる気がしなくなるのは
彼とのセックスがマンネリ、というのもありますし
本当の意味での喜びを彼とのセックスで得ることはできない
というのもあります。
案外女性があげる問題として出てくるのは
彼がセックスでなかなかイカナイ、ので疲れるというもの。
女性にとっては、早すぎる、より遅すぎる方が問題という方が
多いのです。
これはセックスにおいて最も大きな弊害となっている考え方
「イクこと=クライマックス」が目的、になってしまっているので
イカないと終わらない、ことになってしまい、体力も気力も続かなくなり
面倒になってゆくのです。
相手をイカせなければならない、もしくは自分もイカなければならない
そうでなければ、このセックスはダメだ、という考え方です。

以前にも書きましたが、OMメディテーションでは
オーガスムはクライマックスという意味ではなく
センセーション(感覚)であって、感じているすべての感覚がオーガズムです。
またタントラでもタオでも「イクこと」では性エネルギーを解放できない
とされています。
タオでは基本的に「イクこと」は禁じられているそうですが
タントラでは、イクことはセックスの目的ではないけれど
結果的にイッテもよし、という感じです。

例えば、女性によくある「イッタ振りをする」というのも
この「イカなければならない」という考えがベースになっています。
「イッタ振り」なんてやってしまえば、
彼としては、これでいいんだ~彼女は満足しているのだ~と思い込み
彼女の本当に求めているものは得られなくなり
ますますセックスは面倒なものになってゆきます。
イクことが目的となってしまった現代の私たちのセックスの認識が
セックスを愛から遠ざけてしまっているのだなあと。
セックスは相手を喜ばせるために行うものではなく
二人のエネルギーをつなげ、愛をさらに深めてゆくために行うもの。
ですから、基本的に大切なことは、言葉によるコミュニケーションなのです。

OM(オーガズミック)メディテーションでも
いちいち、そのストロークを若干やさしくして、とか
少し左側にずらして、などと女性が男性に伝えてゆくのですが
最初はそれが面倒な感じがしてしまって
「言わなくても気づいてよ」みたいな意識があるのに気づいたりします。
でも相手は言わないとわからないわけで
そうやって根気強く伝えてゆくことで、本当に「言わなくてもわかる」
状態になってゆくわけです。
また男性も女性にワークしながら、聞く時に
ただ「いい?」と聞くのではなく
少し左がいいのか、右なのか、やさしくがいいのか、強くなのか
深くなのか、浅くなのか
そういったことも聞いてゆくわけです。
これって、普段の男女のコミュニケーションでも同じこと。
女性は「言わなくてもわかってほしい」という気持ちがあるから言わない、
男性としては、女性から言われなければそれでいい、ということになっていて
女性の意向を自分から尋ねようとしない。
それで女性の方は「私は充分にケアされていない」ということになるし
男性はその女性の満たされていないエネルギーを感じて、また不満を感じ
二人の思いはだんだんすれ違ってくるわけですね。

セックスやセクシャリティは、は女性にとっても男性にとっても
センシティブな問題ですから、クライアントさん本人からそういう問題がある
と言われない限りは、基本的に、私はそのことに関して身体に聞いたりしないのですが
最近、私がこういうことをブログに書いているせいなのか
男性のクライアントさんからも、男性のセクシャリティの問題が
ぼちぼち出てきていて、これはいい傾向だなあと。
男性が変わらない限り、女性もなかなか変われない部分もありますから。

お互いのコミュニケーションは、あくまでも「あなたに問題がある」
というスタンスではなく、あなたには全く問題がないけれど、
私にとってこうしたい、二人で喜びを高めてゆきたい
というスタンスでいる必要があるのですが
全く問題がない、素晴らしい、と言うと、彼が二人のセックスを高めようとしない
ということにもつながってしまうので、難しいところです。
私とおさむもまだまだこれから。
さらなるエロカップルの道への探求をしていこう
と気持ちをあらたにしておりますウィンク

本当は性について、もっと突っ込んだところをいろいろ書きたいところなのですが
これ以上書くと、このブログがPG13に指定されそうなのでやめておきま〜すあっかんべー

さてさて、明日は久々の1日オフ。
今夜は、おさむがボジョレーヌーボーを買ってきてくれていて
さきほど一緒に飲みながら、おさむのギターを聴いていたのですが
最高に楽しい時間でした。
二人ともワインは以前から好きなのですが、最近は特によく飲んでいます。
先日はチェルシーにおいしいワイン+トルコのおつまみのお店を見つけました。
ワインをテイスティングしながら、このワインは何点、とか点数つけたり
そのワインの味を「まるでベルベットのような舌の上でとろける感覚」などと
言葉で表現したりするのが、最近の二人の間でのはやりです。
味を言葉で表現するのって、セックスにおいてのセンセーション(感覚)を
言葉で伝えることと共通するのですよね。

とはいえ、飲んだくれヒーラーにならぬよう、気をつけま〜すウィンク

今日は月曜日。
今週は何ウィークになるのか。
(ってテーマが決まっているわけではないけど)
どんな変化が待っているのか。
楽しみです〜〜ハート(手書き)





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最終更新日  2012年11月22日 13時38分27秒
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