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カテゴリ:キネシオロジー
ただいま〜
ボルチモアで行われたキネジェティクスのクラスから 今日、ニューヨークに戻ってきました。 私たちが今回泊まったホテルには、キッチンがついていて お皿もなべも全部そろっていたので、クラスが終了した後は 毎晩、パスタやサラダなど作って、食べながら ワインで乾杯して、おしゃべりして ちょっと合宿みたいでとても楽しかったです。 今回、何とクラスの参加者は しんちゃんとおさむと私の3人の他は、アメリカ人の女性一人だけで、計4人。 しかもその女性は、今回のクラスで2度目だったので 実際は私たち3人だけのためのクラスでした。 普通はこの人数ではクラスは開かないのだそうですが 今回は、いくつかの理由で特別に開くことになったのだそう。 先生のナタリーは、66歳でおしゃべりで気さくなアメリカ人の女性。 クラスの前日に事故にあって、足をけがしたとのことで びっこを引きながらやってきて、また体調もあまりよくなくて 体力もない状態でした。 私たち3人はとても優秀な生徒だったこともあって クラスは急ピッチで進められ、本当は6日間で学ぶところを5日間ですべて終了し 最後の1日は大雪警報も出ていたので、クラスは行われないことになり そのままNYに戻ることができました。 今日はこの天気でボルチモアからニューヨークまでのバスは 全てキャンセルになったので、レンタカーで戻ってきました。 ということで、たった4人のクラスなので、クラスは先生の目が行き届いて 充分にケアしてもらえてよかったのですが 反対に気が抜けないというか、私はいつもこういうクラスの中では 途中でふっと居眠りしてしまうことが多いのですが 今回は、おさむも 「珍しく、のりこがしっかり目を開けていた~」と言うように できるだけ寝ないように、神経を集中させていました。 (それでも最後の方はうとうとしていたけど) ナタリーが最初に 「キネジェティクスはキネシオロジーの中でもアドバンスです」 と言ったのですが 実際、始まってみてわかったのは 膨大な情報量と、複雑なプロセス。 いえ、複雑というだけなら、一度理解すればそれでオッケーですが 超面倒なプロセスなので、特に3日目は ひゃ~これは絶対無理~という感じだったのですが 4日目になって、山場を越えて、それなりにメドがついてきました。 アメリカ人でも、キネジェティクスは情報量が多すぎて 挫折する人が多い、とナタリーが言っていたのですが、確かに これはなかなか広まらないだろうなあと。 マチルダがいつも「IHヒーリングは、とてもシンプル」と言っている意味が、 このキネジェティクスを学ぶと本当によくわかります。 IHのシンプルな方法に慣れていると キネジェティクスのすべてのプロセスがとても面倒に感じます。 例えば、情報をサーキット (そのセッションに関する情報を身体の中に一時的に入れるファイル) に入れるのも、IHヒーリングだと筋反射で相手の身体の反応があった瞬間に 手の動きと舌を使って入れるのですが キネジェティクスだと腰と顎関節に入れるので セラピストは、筋反射で反応がある度に 顎関節を広げたり、足を開けたり閉じたりしなければならないわけです。 初日は、舌と指を使うIHのやり方と 顎関節と腰を使うやる方とごちゃごちゃになって まるで、手足全部がばらばらに動かているかのようでした。 今回、内臓や器官、神経、骨、オーラやチャクラなどのハイドレーションの調整や (例えば、オーラ内が水分不足ということもあるということ) 栄養素の調整、また重金属、特に歯の詰め物など 水銀の影響を手放すための調整、カンジタ症の調整、視力やビジョンの調整など IHヒーリングではやらない様々な調整も学び また、左右脳の統合やTMJ(顎関節)や 蝶がい骨やサボタージュプログラムの調整など IHヒーリングでも行っているものも学びましたが 全く違うアプローチで行われるのが、とても興味深かったです。 例えば、TMJ(顎関節)は、すべての問題の 90%に関わっていると言われているほど重要なエリアなのですが 例えば、言いたいことを言わないで溜めていると TMJにエネルギーが溜まってきますし、またここに溜まったエネルギーは 中枢神経や様々な器官に影響を与えているので IHヒーリングの中でも頻繁に調整法として出てきます。 でも、IHヒーリングの場合は、何かの問題をテーマにスタートし 目標設定をしてから、実際の調整法として TMJが出てきた場合のみ、直接TMJに手を当てて調整するのに対し キネジェティクスは、顎関節をテーマにスタートし そこからそれに関する感情やその感情を関連した年齢を すべて上げていって 調整法としては、チャクラや器官などで調整するので 顎関節の調整でありながら、調整自体はルートチャクラのエネルギー調整 なんてこともあるわけです。 つまり、キネジェティクスの方は 一度、顎関節を調整すれば、次回はもうほとんど顎関節に関しては 調整は必要ない、ということになるわけですが この調整と、今その人が抱えている問題との関連や そのセッションで何が変わったか?というのはとてもわかりにくいです。 一方で、IHヒーリングの場合は、一つの問題に対して アプローチしていって、そこに目標設定もしていくので そのセッションで何が変化したか、また何が問題であったのか これから何が必要か?などということも明確になってきます。 また、IHヒーリングの場合は、目標設定が命なので それができないと、すべてできないということになりますが キネジェティクスの場合は目標設定などはないので それが苦手な人にとっては、案外やりやすいかもしれません。 テクニックややり方さえ一度掴めば セラピストの意識にそれほど左右されないヒーリング法 だとも言えるかも。 また、キネジェティクスは、情報を積み上げてゆく段階では面倒ですが 調整法としては簡単でワンパターンなので、すぐに覚えます。 今回、この3人で受けてつくづくよかったと思うのは しんちゃんはタッチフォーヘルスを学んでいて、のみこみも早いし おさむは今回、最初のキネシとは言え、私から毎日キネシに関する話を聞いていて 何度もセッションで体感しているので 初めてであってもほとんど問題なかったのですが 例えば、これが全くキネシオロジーをやる初めての人がこのクラスを受けていたら ほとんど筋反射も取れない可能性もあるわけです。 キネジェティクスは、IHとはまたちょっと違った筋反射の取り方で IM(インデケーター筋)をオン筋とオフ筋で 次々とチェンジさせてゆくのですが、慣れないと難しいです。 やはり、私は自分流の筋反射のやり方の方が、スムーズに 確実に取れるので、キネジェティクスの筋反射のやり方で出てきたものを また私の方法で確認する、とさらに面倒なプロセスでやっていました。 今回はこのメンバーだったので、クラスの中の調整の実践であっても ある程度のレベルで調整できている感があって、気づきがありました。 例えば、信念体系の調整。 IHヒーリングの場合は、何かの問題をテーマにスタートして その根本要因として「自己制限的な信じ込み」というのが出てきたら それが何であるかを探して、それを削除するというプロセスなのですが キネジェティクスの場合は、反対に 最初のテーマそのものが、信念体系であって 例えば、お金、コミュニケーション、仕事仲間、セルフイメージ、セックス たばこ、スピリチュアティ、家族、ロマンス、自己価値、変化、豊かさ、健康 未来、パワー、協調、直感、ラブ、友情、両親、学習、ダイエット など、たくさんのリストの中から 自分がどの分野に信じ込みや信念を持っているかを最初に見てゆきます。 ナタリーが「普通は、このリストの中からぼろぼろ出てくるのけど あなたたちはほとんど出て来ないのね〜」 と言われていましたが、 そりゃあ、これだけセッションをやっていれば 不要な信念体系はかなり少なくなっていきます。 それで、しんちゃんが私にやってくれた調整の中で 一つだけ私が持っていた信念体系を見つけてくれたのですが 分野は『セクシャリティ』 それで、それに関するアファメーションで私の身体が選んだのが I experience reunion with God through the communion of two souls」 「私は二つのソウルの深いつながりを通じて、神との再結合の経験をします」 日本語に訳すると「神との再結合」なんて、ちょっと大げさですが 要は「おさむとのcommnion(セックスを含めた深いつながり)を通じて よりスピリチュアリティを高めてゆく」ということ。 もちろん、これは私がここ何年もテーマにしてきたことで それに関しては、顕在意識でも潜在意識レベルでも理解できているわけですが これが出てくるということは まだこれを防いでいる何かの要因がある ということ。 そこで、しんちゃんが感情チャートから調べてゆくと 私の身体が反応したのが 「休みがない」 つまり、「充分に休みがない」という私の感情が おさむとのセックスやつながりが充分に取れないという信念体系を 生み出していたわけです。 確かに、時間がゆっくりある時は おさむとのつながりも楽しもうという気持ちになりますが セッションが朝から晩まで立て込んで入っていたりすると 充分なコネクションの時間は取れない、という感じになりがち。 まあ、根本的な要因は、最近の超忙しさにあるのは間違いないですが 今回、この信念体系が調整されて どうなってゆくのか楽しみ。 この調整だけでなく しんちゃんは、よく私のセックスに関するイシューを見つけてくれました。 一度、尾てい骨の調整を行った時に 私の尾てい骨に関わる感情が 「Uncomfortableー心地悪い」 で年齢を探っていくと、16歳。 16歳の頃の彼とのセックスの心地悪さ、が尾てい骨にエネルギーとして 残っていたわけです。 もちろん、これはほんの微細なエネルギーであって それが残っていたから何がこうなる、というレベルのことではないのですが そういう不要なエネルギーが 何らかのことに影響している可能性もあるわけですね。 しんちゃんが調整した中で、おさむの たばこに関する信念体系もおもしろかったです。 おさむのたばこに関する感情として出てきたのは、エンパワーメント。 つまり、おさむにとって、たばこは 自分に力を与えてくれる神聖な植物であって これは、ネイティブアメリカンのパイプセレモニーや シャーマニズムから来ている思いでした。 もっとも、おさむの場合は、たばこがないとだめ というのではないし、フィルターも紙もない オーガニックのたばこを、時々パイプで吸う程度なので 煙も出てこないし、私もそれほど悪いとは思っていなかったのですが でも、おさむの身体にとっては もうそれも不要な信念だって伝えてきたのです。 キネジェティクスは、かなりスペシィフィックな情報が満載で 特に身体的な要因に関しては医療用語や 専門的なところまで網羅するので これからのセッションにかなりプラスになりそうです。 これらの膨大な情報やキネジェティクス独自のやり方を これからどう私のセッションの中に統合していくのかはまだ全く未知ですが 明日からのセッションで、どうなるか楽しみ。 さて、家に戻ると、留守の間に小包が届いていて それはおさむが少し前にオーダーしたという、私へのプレゼント。 「え?何?」と開けてみると オーダーメイドのシルクのキャミソールとパンティ しかも、ショッキングピンクで、りぼんやレースがひらひら う〜こう来たか〜。。 神との再結合のためには、こういうのも必要かしらね。 ということで、めくるめく夜は始まったのでした (あとはご想像にお任せします〜〜) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年03月07日 14時54分20秒
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