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2014年05月04日
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カテゴリ:つれづれ
 
今日は完璧主義について。

私のセッションで実際に人数を数えたことはないのですが
完璧主義は、10人中8人ぐらいは持っているプログラムかもしれません。
クライアントさんに
「完璧主義だと身体が反応していますが」
とお伝えすると
「いえ、トンでもない、私は全く完璧になどやれていないです」
などというお答えが返ってくることもありますが
「完璧主義というか、自分はまだまだ不十分という意識です」と説明すると
「ああ、それならあります」と納得されます。
なので私は完璧主義と言わず「まだまだ感」とお伝えすることも多いです。

さて、この完璧主義「まだまだ感」ですが
私は大きく二つのタイプに分けてみています。

一つはいくら行動をやってもやっても満足しない
という「まだまだやりたい」という完璧主義。

もう一つは、自分自身の能力が実力などに対して
「まだまだ私は不十分」という完璧主義。

最初の「まだまだ感」の人は、行動をやり過ぎてしまう人です。
やり過ぎてしまう理由として
1)人から認められたい、受け入れられたい、という人からの評価を得るための人。
2)人に与えたい、貢献したい、という意識の人。
3)その仕事や事柄への探究心や喜びから
 もっともっととやりすぎてしまう人(そう、先日私が調整したようにウィンク

どのタイプも行動がやり過ぎなので
身体が疲れてしまっていたり、健康面での問題が出てきたりします。

一番大変なのは、1)の人から認められるためにがんばってやってしまう人で
これはストレスも多いし、続かなくなるので
結局、ある時、燃え尽きてやめてしまったりする方が多いです。
そうなると、今度は、なかなか次の行動に移せなくなるというパターンに
なりがちです。
「自分は怠け者だ」と思っている人の多くは
案外このタイプの完璧主義の方が多く
やるからにはとことんやらねば、と思っているために
意識のどこかでそれがストレスになっていて
そこから逃げ出したくなる、怠けたくなってしまうのです。

また2のタイプの方は、例えば、子供に与えたい、と
自分を犠牲にしてでもやってしまうお母さんや
またはいつも人を助けたり、サポートばかりして
自分のことは後回しになってしまっているという方です。
何よりも人に与えることに喜びを見いだしているので
自分が本当にしたいことがわからなくなってしまっている人も多いです。

3)のタイプの方は、自分がやりたいこと喜びとなることを
やりすぎるぐらいやれているのですから
基本的にはハッピーに生きている人が多く
また、その分野でとことん極めていたり、社会的に成功されている方も多いのですが
一方でやり過ぎてしまって、他とのバランスが取れなかったり
身体に影響が出てきたりします。
ですから、身体を優先して、全体とのバランスを取ってゆくための調整が必要になるのですが
やっていることが純粋な喜びの場合
バランスを取ってゆくのは難しいのですよね。
(これは私自身が身を持って実感しているわけですが)

さて、2番目の
自分自身の能力が実力や存在そのものが「まだまだ不十分」という
完璧主義の方は、なかなか行動に移せないタイプの方です。

このタイプも、さらに二つに分かれます。

4)人からの評価や人との比較によって
自分はまだまだ不十分、と感じている人。
5)他の人からはそれなりに認められているにも関わらず
理想が高いので、自分はまだまだ不十分だ、と感じている人。

ここで問題なのが、4)の人との比較や人からの評価によって
自分はまだまだと感じているタイプです。
このタイプの人は、もっと上手くなってから始めよう、とか
今の能力では不十分、という意識なので
やりたいことをほとんど行動に移せていない方が多いです。
漠然といつかはやりたい、という思いは持っていたりしますが
意識を変えれないので、ずっとやれないままでいたりします。
また「私の英語はまだ不十分」などという意識でいるので
アメリカ人との会話がおっくうになってしまう
などという人もこのタイプです。

5)のタイプの方は
周りからの評価は得ているのに
理想が高く私はまだまだ不十分、となっている方です。
これは、一部では自分の能力を向上させていくための原動力に
なっているケースもありますが
自分で自分の能力を認めていなければ
今一つ自分自身のアプローチができなかったり
行動に限界ができたりするので
必ず、自分の能力を認めることが必要となってきます。

おさむも音楽に対して、この完璧主義がありました。
去年、私の絵の個展のオープニングで
おさむのサウンドヒーリングをやって
参加された方たちがみんな「感動しました」とか
「涙が出ました」などと感想を言ってくれていたのですが
その数日後、おさむは「俺はやっぱりダメだ〜。
ライブでベストの演奏ができない」などと落ち込んでいました。

私はこれまでおさむの演奏を20年近く聴いてきたので
その日の演奏は彼にとってのベストではないことはよくわかっていたものの
それでもあるクオリティには達しているわけで
みんなが満足してくれているのですから
それでいいじゃんと思っていたのですが
音楽に対して完璧主義であるおさむにとっては
満足できなかったわけです。
(もちろん、その後、ライブでベストの演奏ができるために
必要な調整をキネシオロジーのセッションで行ったのですけどね)

ということで、完璧主義の中でいくつかのパターンを上げてきましたが
実際は、これらの複合パターンが多いです。
例えば、1)の人に認められるために(あまりやりたくない仕事でも)
やり過ぎてしまい、そこでエネルギーを使い果たしてしまっていて
一方で、本当に自分がやりたいことは4)のまだまだ私は不十分の意識なので
なかなかスタートできていない、などのケースです。

そうして見ていくと、つくづく人ってやっかいな生き物だなあと。
やりたくないことを「やりすぎて」しまっていて
本当にやりたいことは「やれない」でいる、なんて
全くおかしな話なのですが、それから抜け出せないでいる人
案外多いのですよね~。

これらのほとんどの完璧主義ーまだまだ感に関わっている要因が
もちろんインナーチャイルドです。
子供時代に、親から「今のあなたはまだ不十分よ」という
メッセージを受け取ってしまった人です。
「だからあなたはできないのよ」とか
「〜〜ちゃんはよくがんばっているのに」とか
「こんな成績では〜〜に入れないわよ」
などと言われて育てば、間違いなく重度の完璧主義になります。
直接そんな風に言われていなくても
例えば「もっとがんばりなさい」とか
「やればできるのよ」などと言われて育った人も同じです。
また親自身が完璧にやる人だった、などというケースも
子供はほとんどの場合、完璧主義になります。
ですから、このインナーチャイルドが完全に癒されない限り、
完璧主義ーまだまだ感はなくならないわけです。

さて、この完璧主義が手放されるとどうなるかというと
「自分がやりたいこと、喜びとなることを
適度に全体や身体とのバランスを取りながら、やっていくことができる」
つまりは「完璧」になるのです。
そう、完璧主義が「完璧でいる」ことを防いでしまっているわけなのですよね〜。

ということで、あなたはどのタイプの完璧主義かしら?
(ブログ書き出したら、とことん書きたくなってしまうというのも完璧主義?あっかんべー





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最終更新日  2014年05月05日 12時53分33秒
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