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2014年06月06日
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カテゴリ:つれづれ

日本からニューヨークに戻って、早1週間。
次の日からキネシオロジーのセッションが入っていましたが
一昨日は1日オフの日だったので、のんびりしました。
その一昨日におさむも一足遅れて、日本から戻ってきたので
いつも通りのニューヨークでの生活に戻っています。

日本でセッションを行ったり、また街の人々を見ていると
ニューヨークでの習慣の違いを改めて感じることも多くて
日本は、力を抜いて暮らすのが難しいところなんだなあ
と感じます。
だから、多くの人があれこれ頭で考えなければならなくなってしまったり
人に気を使いすぎて疲れていたりするのだろうなあと。
例えばサービスなんかも日本は素晴らしいけれど
行き届いているというより、過剰な感じだったり
そんなことまで必要ないところにサービスしている感じがして
私にとっては、ニューヨークのゆるくて、それでいて
暖かいサービスの方が落ち着くのですよね。
日本では「お客様は神様です」なら
ニューヨークでは「お客様は友達です」という感じかしら。

例えば、ニューヨークのレストランに行くと
ウエイターやウエイトレスの人たちは
大抵どこもフレンドリーで、先日も食事をオーダーして待っていると
「もうすぐできるからね〜」とか声をかけてくれたり
自然なサービスをやってくれるので安心していられるのだけど
日本でレストランに行くと、お客様〜という感じで
過剰に気を使われることがあるかと思えば
一方で店によっては、オーダーをなかなか取りに来てくれない
とか、ワインを注がないでボトルだけ置いてさっさと行ってしまう
とかいうところもあって、この落差がおもしろいなあと感じます。
ニューヨークのレストランでサービスが悪かった、なんてことは
何年もここで暮らしてきてほとんど記憶にないけど、日本では
短い滞在の中でも案外あるのですよね〜。
もちろんこれは、アメリカではウエイターやウエイトレスは基本チップ収入なので
チップをもらうためサービスをよくする、というのもあるのですが
そのサービスが、日本のようにマニュアル化されたものでなくて
フレキシブルなものであるし、それでいてお客が心地よいレベルで
ケアしてくれるので、楽なんだなあと。

例えば、日本では、服など購入してレジで包んでもらって
それを受け取ろうとしたら
店員さんが「そこまでお持ちします」
と言って、レジから出てきて店の入り口まで一緒に出てきて
入り口で、うやうやしく買ったものを差し出される、とか
けっこう当たり前にあって、なんだかすごいなあと思うのですが
先日はハンカチを友人へのおみやげに買った時も
「お包みしましょうか?」と聞かれて
それも素晴らしいサービスなんだけど
定員さんが「包んだらすぐにお持ちしますので」と言って
丁寧に包んで後から持ってきて、うやうやしく差し出してくれて
あの〜ハンカチだよ~、と思わずつっこみたくなりました。

うちの母が美容院で髪を切った後「下までお送りします」
と言われるそうで
『「いえ、私は一人で歩けますから」と言って断るのよ。
ついて来られても面倒だし』
と言っていましたが
ほんとそんなサービスいらん、という感じです。
いかにもサービスしてます、という感じより
相手に余計な気を使わせない方が
本当の意味でのケアなんじゃないかしらと。

スーパーのレジに並んでいても
私の前に一人しかいなくて、ほとんど待っていないのに
「申し訳ありません。大変お待たせいたしました」
と言われて、それが決まり文句だとわかっていても
「え?今並んだばかりで、全く待っていないんですけど』
と思うわけです。
NYなら、ホールフーズでも銀行でも郵便局でも
どこも長蛇の列だし
銀行や店によっては、店員が一人しかいなかったり
または作業が遅くてかなり時間がかかっていたりしても
誰も文句を言わないで、当たり前に待っているのが
逆にすごいと言えばすごいかもしれません。

話はまたそれますが
少し前にNYでボイス瞑想というか、トーニングのクラスに行った時のこと
3分ぐらい遅刻だなあ、と走りながら、クラスの会場に着いたら
ビルの前に10名以上の人たちが待っていたことがありました。
そのクラスの先生もいて、何でもそのクラスを行う部屋のカギを持っている人が
いないとのことで、その人の到着を待っているとのこと。
冬の気温零下の時期にみんな凍えながらも外で待っていて
10分以上経ってようやく、かぎを持った人が到着したわけですが
こういう時、アメリカ人って
何か事情があって遅くなったのだから仕方ない
という感じで、誰も文句言わないし
イライラしたりしないし、おおらかなんですよね。
先生もその人も、みんなに対して特に詫びれることもないですが
日本なら、みなさんを寒い中、外にお待たせして申し訳ない
となるだろうし、そもそもこういうことはあり得ないだろうなと。

一方、日本の伝統文化であるおじぎも
久々に日本に戻るとやっぱり新鮮に感じます。
空港で飛行機までの乗り継ぎバスで向かっていた時
飛行機の前で待っていた係の女性が
バスが到着する前に、深々とバスに向かっておじぎしているのを見て
おさむが
「おぉ、もうおじぎしているよ〜」と
外国人のごとく感動していましたが、
駅でも空港でも駅員さんや職員さんが無駄に
おじぎしているようで、思わず
「おつとめご苦労さまです」
と声をかけたくなります。

私とおさむが屋久島に行った時
JR屋久島ホテルで日帰り温泉に入ろうと
ホテルのカウンターで、温泉に入りに来たことを告げると
「こちらのエレベーターで1階に降りて、そこで温泉の受付をされてください」
と言われたのですが
係の女性がエレベーターまで見送ってくれて、
私たちのエレベーターが閉まるまで、深々ときっちり90度に頭を下げて
おじぎをしていたので
ドアが閉まった途端、私とおさむは
思わず吹き出してしまいました。
「俺たち宿泊客でもないし、温泉入りに来ただけなのにね~。
こう深々とおじぎをされると、こっちの方が恐縮するよね~」
と話したのですが、そこまでしなくていいのに~と思う場面がとても多いです。
だから、みんな仕事でストレス抱えることになるんじゃないかなあと。
(もっともニューヨークでも力を抜けず、ストレスを抱えている人は
山ほどいますが)

みんなと同じでなけければ、外れてはいけない
みんなが画一化した行動を取る、というのは
今の日本に限ったことではなく、昔からですが
例えば、携帯のマナーモード。
何年か前に、日本に一時帰国した人に
「日本に行って、電車の中で携帯で小声で少しだけ話しをしたのだけど
おじさんにしつこく注意されたのよ。
ほんの短い間、話しただけなのにね〜」
という話を聞いていたので
日本では、バスや電車の中では、携帯で話すことは
御法度なんだということは知っていたものの
ほんとうに誰一人もバスや電車の中で携帯で話したりしないんですね~。
他人に迷惑をかけてはいけない
という日本人気質はセッションの中でもよく出てきますが
その気持ちが強いあまり、こだわりすぎるというか、臨機応変に対応できないというか。

みんなが画一化しているということで言えば
たくさんの人がマスクをしているという
たぶん外国の人から見たら、ちょっと異様な風景。
ニューヨークでマスクしている人は見たことがないですが
もしいたら、結核かなにか大変な病気を持っているような病人に
見られるんじゃないかしら。
日本は花粉症対策なのか、インフルエンザなのか
マスクをしている人がほんと多いなあと思っていたら
何でも最近は、伊達マスクというのもあるそうで
人に顔を見られないためにマスクする人もいるとのこと。
精神的に病んでるなあという感じですが、日本人は
人にどう見られるか?を気にしている人が多いからなのでしょうね。

でもさすがに、日本人のマスクにも慣れたなあ~と思っていたのですが
今回初めて、マスクの上にさらにヘルメットみたいな帽子のつばが顔全部を
覆っているものをつけて歩いている人を見て、一瞬、ぎょっとしました。
あれも花粉症対策?
アメリカであれをやったら、銀行強盗か何か、かなり怪しい人だと思われて
警官に呼び止められそうです。
そういうところは、人にどう見られてもいいのかしら?
ほんと不思議な国だ〜。

とまあ、こちらに長く暮らしていると
日本に戻ると、外国人みたいな視点になってしまうのか
一昨日、アーユルヴェーダのみささんのところに行って
彼女もこちらが長い人なので
「日本って大変だよね〜」などと話していたのだけど
そんな中で、日本にいても周りの人に無理に合わせたりすることなく
自然な形で自分を出すことができて、それでいて孤立することなく
周りとつながっている人たちも、最近少しずつ増えている感じがします。
最近は、海外に長く暮らしてから日本に帰国する人も多いわけだし
これから日本も変わってゆくのかもしれませんね。

ということで、旅から戻ると、また違った視点で
ここでの暮らしを見つめることができて
また自分の中の感覚も何かが変わった感じがしておもしろいです。

さて、今日もニューヨークは最高のお天気です晴れ
今日もこれから1日セッション、楽しみます〜♪

 






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最終更新日  2014年06月07日 04時28分27秒
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