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カテゴリ:ニューヨーク
ニューヨーク州のアップステートに2泊3日のドライブ旅行に行ってきました。
ブルックリンの自宅から、車で約2時間、 ニューパルツにあるモホンクマウンテンハウスに到着です。 ここは、私は20年以上前に一度、来たことがあったのですが おさむと来るのは初めて。 ルーズベルト大統領なども宿泊したことがあるという 由緒ある高級リゾートホテルで 広大な敷地内に建てられた古城のような外観です。 敷地内に入れるのは、宿泊客かレストランの予約をしているか 入場料(確か25ドルぐらい)を支払うかなのですが 今回は、私たちは前日にランチの予約をして入りました。 ランチの予約時間まで45分ほどあったので、湖の周りを歩きます。 ランチはビュッフェ形式。 二人で150ドルとビュッフェにしては高かったので 期待したものの、お味はまあまあという感じでした。 食事内容より雰囲気料なのですね。 ホテルのデッキから。 軽く湖の周りをトレッキング。 それから、モホンクを出発し この近くにあるロビベロワイナリーへ。 ここは一人10ドルで、5杯のテイスティングができます。 白、赤それぞれに5種類、計10種類をテイスティングして リースリングがおいしかったので購入。 今回、宿泊したのは、White Heron Retreatというロッジ。 前日にネットで見つけて、電話してみたら 運良く空いていたので2泊することに。 この宿を経営しているアミーは、サウンドヒーラー&ミュージシャンで ここでドラムやボーカルのワークショップも開いているとのこと。 お部屋は、吹き抜けで2階に小さなベッドルームがあり リビングには仏陀の置物やアジアンテイストの雑貨が置かれてあります。 シンギングボールやゴングまであって、うれしくなりました。 ヨガマットやざふもあって、ここにいると瞑想やヨガをしたくなるお部屋です。 この日、私の胃腸の調子が悪かったので おさむにキネシオロジーのセッションをしてもらったら かなり深い要因がいろいろ出てきました。 この話は長くなるので、またいつかとして シンギングボールをお腹の上で鳴らしてもらうのは、ほんと気持ちいいのですよね〜♪ アミーに、夕食はあっさりした食事をしたいのだけど、どこかレストランを教えて〜と 尋ねたら日本食を勧めてくれて、しかも日本人経営とのこと。 店の名前はGomen kudasai 『ご麺(めん)ください』 店の外から見ると、チャイニーズのヌードルショップのようで 人から勧められない限り、外から見ただけでは絶対入らなかっただろうなあ という感じなのですが、中に入ってみると外見よりずっといい感じです。 オーナーのようこさんが出迎えてくれて、お話しました。 日本人は滅多に来なかったのだけど、最近ぽちぽちと 来るようになったとのこと。 こんなところで、日本人経営の日本食レストランに出会えるとは 思ってもみなかったので、紹介してもらってラッキ〜♪ 次の日の朝。 ここは、B&Bですが、部屋の冷蔵庫にオーガニックの卵や野菜が用意されていて 自分たちでオムレツやサラダなど作るシステム。 アミーは朝8時に焼きたてのブルーベリーマフィンや オートミールを野の花の入ったバスケットに入れて 持ってきてくれました。 このマフィンやオートミールが新鮮な材料で作られて 砂糖も使っておらずやさしい味で、いくらでも食べれてしまうほどおいしかったです。 (おさむの作ってくれたオムレツもおいしかったよ) ロッジの前の風景。 それから車で出かけます。 まだ所々、紅葉が残っていました。 この日は、ミネワスカ州立公園へ。 ロッジから15分ぐらいで到着です。 車を停めて、ミネワスカ湖の周りのトレッキングコースを歩きました。 少し歩くと、見晴らしのよい場所へ到着。 突き出した断崖の上で。 水も持たずたくさん歩いて、喉が乾いたので ニューパルツの街のカフェで休憩した後 雑貨屋などを見て回りました。 デザインもののシャツやセーター、Witch Ballという ウインドーに飾るガラスのボールなどを購入。 普段、何か物が欲しいという感覚はなくて むしろ、もっと減らしたいな〜という感じなのですが こうして外に出た時に店を回って、ショッピングするのは楽しい♪ 素敵な雑貨や洋服があったエデン。 それから、この日は、ホワイトクリフ ワイナリーへ。 ここは10ドルで6種類のテイスティングです。 赤白飲んだのですが、やっぱりここも白の方がおいしかったので 白を買いました。 ワイナリーから眺める風景。 もうすぐ満月。 この日も、前日に行った日本食レストラン「ご麺(めん)ください」へ。 また、オーナーのようこさんとお話したのですが 彼女も昔、ブルックリンに住んでいて 14年前にこのニューパルツに移ってきたのだそう。 デザイナーだったそうですが、6年前にこの店をオープンしたとのこと。 私とおさむを見てすぐに 『アーティストでしょ?』と尋ねて来られたので そりゃ、どうみてもサラリーマンには見えないよね〜と笑いました。 ニューパルツは、とても住みやすい町だそう。 夏もおもしろい遊びがたくさんできるとのことなので、夏にまた訪れてみたいです。 こうして、次の日の午前中は、のんびり過ごして ニューパルツのオーガニックカフェでランチした後 車で2時間、ブルックリンの自宅に戻りました。 これまで、この時期にNY郊外に出かけることはなかったのですが ゆったりとできてよかったです。 私は昔、おさむと出会う前は、よくニューヨーク郊外に 友人や当時の彼とドライブに行っていたのですが そのこと自体をすっかり忘れてしまっていて 今回、当時、聴いていたポールウインターのCDを車の中で聴いて その時の感覚がはっきりとよみがえってきました。 どこに行ったかなどは、ほとんど忘れているのですが その時の幸せ感を思い出し、そして今の幸せ感を感じました。 その頃はお金もなかったし(お金がないという感覚もなかったけど) これから、自分がどういう仕事をしていくのか いつか誰かと結婚するのか、など全くわかりませんでしたが いつでも「今が最高に幸せ」でいれたのは 今から思えば、本当に天の祝福だったのだなあと。 何を持っていても幸せでない人たちは山ほどいるわけで 天の祝福は、何を持っているか、ではないですね。 このドライブは、今回、私がキネシオロジーのクラスをがんばったご褒美ね なんて言いつつ出発したのですが 実際はクラス自体がご褒美だったし、そして人生のすべてがご褒美だなあと。 それを頭ではなく、美しい深秋の自然と懐かしい音楽ともに 身体で感じることができたドライブでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年11月06日 22時00分23秒
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