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カテゴリ:ハワイ
ハワイ島 13日目
この日の朝、はるまくん、ゆうきちゃんの4人で ハプナビーチの横にあるビーチ69というビーチに出かけました。 白い砂浜で、人も少ないし、木陰もあって とても美しいビーチでした。 ここで、二人が作ってくれたおにぎりを頂きます。 おさむとはるまくん、ゆうきちゃんは泳ぎましたが 波が少しあったので、私は海には入らず 木陰でお昼寝したり、おさむのウクレレに合わせて歌ったり のんびりと過ごしました。 その後は、コナの街でお買い物。 ハワイに来ると、普段ニューヨークでは絶対に着ないような サマードレスやスカートを着たくなって ハワイに来てから今までに6着ほど服を買いました。 この日は、タイレストランで食事をしました。 その後、ゆうきちゃんがちょっと体調が悪かったので コンドミニアムでキネシオロジーのセッションを行いました。 マッサージベッドを使わず、普通のベッドのセッションを行うのは 繊細な部分になると、潜在意識のブロックを見分けにくくなるので 筋反射が取りにくくなり、ちょっともどかしい。 そして、次の日。 この日は、二人がハワイ島に滞在する最後の日でした。 けいこさんが教えてくれた情報で ホーケナビーチで野生のイルカと泳げるというので 朝7時すぎには出発します。 イルカは朝9時頃までしか現れないのだそう。 ホーケナービーチは、ビーチとしては、特に美しいという感じではなく ごく普通のビーチですが ビーチの前の木陰で何人もの人たちがキャンプをしていました。 この日はとても波が高い。 こんな日にイルカは現れるかしら?と しばらく海を眺めていると、沖の方にイルカが見えました。 何匹もいて、きらきらとひれを輝かせながら 時々、ジャンプしています。 何人もの人が、イルカのいる沖まで泳いでいるのを 「みんなすごいね〜」と、私たちは見ていました。 4人の中で、沖まで泳いでいけるのは、はるまくんだけです。 けいこさんが「沖までカヌーで行ったらいいよ」 と教えてくれたように、普段は、ここはカヌーを貸し出しがあるビーチなのですが 係の方に聞いたら、この日は波が高いため、カヌーの貸し出しはできないとのこと。 それで、ふっと「浮き輪だったら沖まで行けるかも?」というアイデアが湧きました。 数日前に、いつか沖に出た時に使うかもしれない、と浮き輪を購入していたからです。 日本では大人でも浮き輪で浮いている人はたくさんいますが アメリカや他の国では、ビーチによっては、浮き輪は禁止されているそうで ビーチで浮き輪を使っている人は、子供でさえもほとんどおらず ここでも浮き輪を使っている人はいませんでした。 でもここはシュノーケルスポットではないし、カヌーも貸し出しているところだから たぶん、大丈夫と思って 「ゆうきちゃん、浮き輪で沖まで出て イルカに会いに行っておいでよ」 と言うと「うん、行ってきます!」とゆうきちゃん。 こうして、ゆうきちゃんが浮き輪に入り はるまくんがそれを押して、沖まで泳いでゆきます。 「どうか二人がイルカに会えますように」 と祈るような気持ちで 二人が次第に沖に向かってゆくのを見守っていました。 イルカがいるところは、かなり沖に見えます。 「イルカのいるところまで、あともうちょっとだね」 と、私がおさむに話してから、ちょっとして イルカの群れが、ゆうきちゃんたちの方に向かって ぐんぐん近づいてゆくのが見えました。 「すごい!イルカたちが二人に近づいている~~」 そして、とうとう、イルカの群れが二人を取り囲んだのが見えました。 その途端、私の中に温かなものが広がってゆきます。 「あ~すごい、二人がイルカに会えたよ」 二人の感動のエネルギーと共鳴したのか それとも二人を通じて、イルカのエネルギーが伝わってきたのか わかりませんが、一気に私のハートチャクラが開いて 涙が止まらなくなりました。 私が直接イルカに会えたわけでもないのに、全身にエネルギーが伝わってきて 幸せ感で満たされてゆきました。 ゆうきちゃんは、浮き輪から離れて イルカたちと沖で泳いでいました。 後でゆうきちゃんに聞いたら これまでだったら、海は怖いと感じていたのに 全く怖くなかったそうで 簡単に浮くことができて、楽に泳げたそう。 二人が沖から泳いで戻ってきて その姿を近くで見た途端、二人から さらに感動と喜びのエネルギーが伝わってきて、私も胸が一杯になりました。 おさむは自分自身がイルカに会えなかったので ちょっと残念そうでした。 朝の9時を過ぎていて、もうイルカたちも見えなくなっていましたから どちらにしても、この日は無理でした。 「私たちはこれからまだハワイにいるし またいつでもイルカと泳げるからね」 と私は言いましたが 正直なところ、私にとっては、まるで自分がイルカと泳いだような 感覚になっていたので、どちらでもいいなあと感じていました。 それよりも、二人がこの旅でイルカと出会えたことが何よりもうれしい。 しかも、イルカツアーでなく、浜辺から泳いでいって 野生のイルカと泳ぐことができたのですから。 ここに来れて、本当によかった~~♪ これも、この場所を教えてくれたけいこさんのおかげだなあ。 それから、ランチを食べに 一度行った絶景カフェ、コーヒーシャークにまた行きました。 二人が、イルカたちがどんなだったか、目をきらきらさせて話してくれて その話を聞いているだけでわくわくしました。 イルカの愛を受け取った二人のエネルギーに触れているだけで 幸せ感に満たされるのです。 その人自身が愛のエネルギーで満たされていれば 何もしなくても、ただ存在しているだけで 周りの人たちも幸せにするということが 本当によくわかります。 それから、車で戻る途中、オーガニックの生はちみつ工房の ビッグアイランドビーズへ寄りました。 みつばちの飼育風景。 ショップで生はちみつをおみやげに購入しました。 (余談ですが、はるまくんは、大きめのはちみつの瓶を 手荷物に入れていたら、空港の手荷物検査で引っ掛かってしまい 没収されてしまいました。 はちみつも液体扱いになるのだそうで、うっかりしていました) それから、最後に再び、ダートロードを通って Mahaiula Bay のビーチへ。 ここもやっぱり美しい〜♪ 波がほとんどなかったので、ここでは私もシュノーケルをつけて、海に入りました。 すると、様々な種類の魚が一杯泳いでいました。 ここは、この旅でハワイ島で行ったビーチの中では 一番、泳ぎやすくて、魚も多かったです。 私が海でこんなにたくさん泳いだのは生まれて初めて。 海辺に生えていた自然のノニ。 ここでもおさむと音楽しました。 ただおさむのウクレレニ合わせて、適当にハミングしているだけでも楽しい。 はるまくん、ゆうきちゃんとの最後の夜は またコンドミニアムのラナイで打ち上げしました。 「ぼくたちは、新しく生まれ変わりました」 そう、はるまくんが伝えてくれたように 二人は最初にマカハで出会った1ヶ月前とは いろんなレベルで変化していました。 ハワイ島でのゆうきちゃんとのセッションの中でも 今後、二人がどう変わってゆくのが必要なのかが ゆうきちゃんの身体を通じて、はっきりと伝えられていました。 エコライフを広めてゆくことや クリエイティブに作品を制作していくという方向性はそのままで でも、これまでのように、人のためにやりすぎて 自分自身を犠牲したり、ストイックなやり方ではなく もっと楽に自由に自分たちがやりたいことをやってゆく そんな二人の新たな生き方が、これからとても楽しみです。 そして、次の日。 私たち4人ともチェックアウトして、コナ空港に向かいます。 この日から、私とおさむはマウイ島へ そして、ゆうきちゃん、はるまくんは 一旦、オアフの朱実さんの家に戻り 10日後には日本に戻る予定です。 私はよく泣きますが、 滅多に泣かないおさむが、珍しく この二人との別れ際には、ぽろぽろ泣いていました。 きっとおさむにとっても、二人との出会いが 最高の祝福だったからでしょう。 私はリトリートでも班が終わって、みんなと別れる度に泣いていましたが それはけして別れが悲しいわけではなく 出会えたことへの感謝とか、一緒に過ごせたことへの喜びとか 幸せな涙。 そういえば、昔は悲しい涙や辛い涙もよくあったけど 最近は幸せな涙しかないなあ。 出会ってくれて、一緒に過ごしてくれて、共鳴してくれて 本当にありがとう これはゆうきちゃんたちだけでなく これまで私と出会ってくれたすべての方たちへの感謝。 そして、その日から、私とおさむはマウイでの旅がスタートしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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