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2016年07月31日
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一昨日の夜、カナダからニューヨークに戻ってきました。
そして昨日から通常のセッションが始まったのですが
早速、惑星チューニングフォークが大活躍しています。
特に今回のクラスで学んだ惑星チューニンフォークを使った
松果体のアクティベーションや
アカシックレコードにアクセスするコズミックキャップストーンのやり方など
クライアントさんの身体はよく選びます。
また同じ調整法であっても、人それぞれ、選ぶ惑星が違ったりすることがおもしろく
選ばれた惑星を見て
「なるほど、今、この方にはこういう方向性やエネルギーが必要なのね」
とさらに理解が深まってゆく感じです。
昨日はおさむの過去世の調整を
惑星チャイムを使って行なってみたのですが
それもまた惑星と前世との関係がわかってきて、おもしろかったです。

ということで、話はカナダでのクラスの続きに戻ります。

レベル3の3日目からは、惑星チューニングフォークを使った
フルセッションを2人一組で行いました。
このセッションは、事前に2人で話し合って
何にフォーカスしてセッションを行なうか
そのためにどの惑星を選び
そのチューニングフォークをどのポイントに当てるか、を決めて
セッションの計画を立て、
ロンとテレサのアドバイスを受けてから
セッションをスタートする、というものでした。

普段、私はセッションを事前に計画する、ということは
全くやらないですし、というより
セッション中であっても、すべて筋反射で身体に従って行なうわけですから
頭で考えて行なうこと自体がないので
ロンに「いくら頭で事前にこういう風にやると考えていても
実際のセッションで、そのエネルギーを見てみなければわからないし
計画は途中で変更してもいいのですか?」
と尋ねてみると、ロンから
「セッションの中で変更しても全く構わないよ、
事前に考えたものと、セッションで出てきたものの違いを見てみるのも
おもしろいものだし、一度、相手の話を聞いて
セッションを組み立てていくのをやってみて」と言われました。
これは、先生が参加者たちがどのぐらいクラスの内容を理解しているのか?
を知るためのものでもあるのだなあと。

結局、エリカとのセッション前に頭で考えて組み立てた計画は
セッションに入って、確かめてみると、半分も選ばれず
その他は違うチューニングフォークやポイントを身体が望んだので
身体の意向に従って、セッションを行ないました。
でも、これが惑星チューニングフォークを使ってたくさんの経験を得た後だったら
もし事前に頭で考えていたとしても、ある程度一致してくるのかもしれません。

そしてクラスの最終日。
この日、カイロンと冥王星の2つの惑星アチューメントが終わり
すべての惑星アチューメントが終了しました。
そして、惑星チューニングフォークを使った自己メインテナンスのための
ヒーリング法、その他、いくつかのプロトコルを学びました。

この内容は、来年のハワイでは若干追加、変更することに
後からロンと話し合いました。
惑星チューニングフォークを使った放射性物質の除去に関するプロトコルや
PTSD(外傷性ストレス障害ー地震や事故などのショックが残っているもの)に対する
プロトコル、前世ヒーリングのためのプロトコルなど
今回、私たちは学ばなかった内容まで
ハワイではロンが日本人向けにやってくれるということになりました。
こういったものに対する調整は普段、私はIHではやっていますが
惑星チューニングフォークを使うやり方は、また違っているので
どんなものか、とても楽しみです。

ということで、すべてのクラスが終わりました。
この森の中の一軒家で、みんなが家族のような安心感と
ロンの叡智と愛とに包まれた祝福の時間でした。

今回、一日だけエリカとのセッションで遅くなった日だけ
おさむがテレサのキッチンで夕食を作ってくれたのですが
その他は、みんなと車で10分ぐらいのところにあるレストランで
食事をともにしたので、結局、私は毎日、ワインを飲んでいました。
この友達の家に遊びに来たかのような、気楽さもよかったなあと。

これはクラスのレベル2のみんなと。

The group of level 2.JPG


さて、今回、ロンの共同ティーチャーであるテレサのことを
やはりお話したいなあと思います。

テレサは、2人の子供を育て、これから何をしよう、という時に
アーキュトニックと出会ったそうで
今はこのクートニーベイにサウンドヒーリングセンターを立ち上げ
ここにはゴングやチベタンボールのみならず
様々なクリスタルやアメジストのマットなどから
世界のネイティブの楽器なども含め
ありとあらゆるヒーリング道具が揃っていました。
本も東洋医学から様々なヒーリング関係のものがたくさんあり
びっしりとマークしてある本を見ていると
彼女の勉強熱心さがよくわかります。

ちなみに、ロンは、ゴングの素晴らしさを伝えていましたが
ロン自身は、家にゴングを持っていないそうで
「いや、私はゴングどころか、家にヒーリングルームさえ持ってないんだよ。
テレサのあり方とは全く逆だね」
と言われていました。
ロンにとっては、世界中を回って教えているのですから
旅に持っていける最低限のヒーリング道具があれば、それでいいわけです。
ロンの素晴らしいところは、どんなあり方も
その人にとってベストであればそれでいいというスタンスであり
その上で、自分にとって必要なものを見極めている、ということでした。
私も同じように感じていて
「たくさんの道具を持っていければヒールングはできない」
というのも違うし、かと言って
「ヒーリングにたくさんの道具は必要ない」というのも違うと感じるのです。

さて、話はさらにさかのぼりますが
このテレサの家に来る前日、温泉のホテルで
私はなぜか急に落ち着かない気分になり
おさむに筋反射で何が要因か見てもらっていました。
この落ち着かない感じは、これまでも何度か経験したことがありますが
大抵はこれから来るクライアントさんのイシューを
潜在的に感じていたり、ちょっとした予感みたいなことがあるのですが
この日は、おさむが筋反射で見てわかったのは
これからクラスで出会う人の中に、私の過去世での深いつながりがある人がいて
私はその人を助けられなかったというギルティ感があった
というものでした。

その時は、もちろんロン以外は、誰も出会ったことがなかったし
一体、それが誰なのか、というより
全くピンと来なかったし
「へ~そういうこともあるのかしらね~?』
などと軽い気持ちで受け止めていました。
でも不思議なことに、おさむがその要因を上げた途端
私の妙に落ち着かない感覚はスーっと消えていました。

そして、テレサの家に着いてから
テレサが自己紹介で
「私はもともと、人前で話すようなタイプではなかったし
人と上手くつながれないので、どちらかと言えば引きこもっていた人で
今でも、人前で話すのは緊張するのです。
特に今回は、私が最も尊敬するロンと共同ティーチャーだなんて
私にとっては、とてもチャレンジでした」

そう言いつつ、わずかに手が緊張で震えているのを見た時に
なぜか、私は涙がボロボロ出てきました。
「え?これって泣くほど感動する話でもないよね?」
とは思うのですが、なぜか彼女の話を聞いているだけで涙が出てくるのです。
その時に
「あ、もしかすると、私の過去世のつながりというのはテレサなのかしら?」
と。

ということで、なぜか最初から彼女とは
深いつながりを感じていました。

テレサほど、率直に自分の気持ちを表現する人を見たことがない、
と思えるほど、彼女は率直でまっすぐな人でした。
例えば、テレサの友人のレストランに、みんなで行った時に
「ここのパイは、最悪にまずいのよ」
と本当に苦々しく言ったり、これが嫌いとか好きとかいう感情を
歯に衣を着せず言うのですがが
それが時に、あまりにも子供のようにストレートな表現なので
みんなは思わず笑ってしまうのです。
日本だと、こういう人は生きづらいだろうなあと思いますが
ここでは、みんなそれをそのままに受け入れているので
彼女はのびのびとありのままに自分を表現していました。
自分の弱さも問題も、誰に対してもさらけ出すテレサが
私は大好きになりました。

そして、今回のクラスは、ロンが私とおさむのためにオーガナイズしてくれたものでしたが
同時にこのテレサのためでもあるのが
クラスをスタートして、2人を見ていてすぐにわかりました。
ロンはティーチャーとしてテレサを見守り、サポートし
そして、クラスのみんなを一つにつなげてゆきました。
テレサは、とても努力家であり、豊富な知識を持っている人でしたが
ロンのように、誰にでもわかりやすく、明確に話すということは得意ではなかったので
ロンのサポートによって、クラスではみんな安心して受けられたし
テレサによって、さらに幅広い知識や経験が伝えられて
ベストなコンビでした。

テレサは
「私はのりこをからかうのが好きなの」
「のりこはほんとトラブルメーカーよね」
(私がクラス後にエリカに3時間のセッションを行なったことに対して)
などと言いつつ
「あなたたちカップルは、なんとラブリーなの」と
私とおさむととても気にいってくれました。

ある時、クラスの中でエリカが私にチューニングフォークを当てている間
テレサがやってきて、静かに私の額をなでてくれました。
それが、本当に慈愛に満ちていて
私を愛おしいと感じてくれているのが伝わってきて
私はまたボロボロ涙が出てきました。

テレサに
「なぜか、テレサは私をいつも泣かせるのよね」
と伝えると
「ふふ、のりこを泣かせるのが私の仕事なのよ」と
うれしそうに笑っていました。


最後に別れる時にテレサが
「私はあなたたちがいなくなるのが、悲しい」
「I love you」
としっかりとハグしてくれました。

私は彼女との前世が出てきた話は、テレサにしなかったし
もちろん、それが本当であるかどうかもわからないですが
でも、深いつながりを彼女も私たちに感じてくれているのを感じました。
全く違う環境で生まれ育ち、性格も考え方も全く違いますが
魂のつながりは、そういったことを越えるのだなあと。


後から、ロンに
「私はなぜかテレサととても深いつながりを感じていたんです」
と伝えると
「のりこ、私もそうなんだよ。
テレサは、私が見守ってきた、
例えて言うならアダプト(養子)の一人なのだ」
と言っていました。

これは最後の日、テレサと別れる時。
この中央の大きな犬は、テレサに対してすごい忠誠心で
テレサが家の中を歩く度についてきて、一瞬たりとも離れないのです。

P7282578.JPG


こうして、テレサと別れた私とおさむは、ロンと別々の車でカルガリーに向かいました。





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最終更新日  2016年08月01日 01時22分29秒
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