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2017年04月09日
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カテゴリ:つれづれ

昨日、4月8日に父の四十九日が終わりました。


その話の前に、まずは、カラニリトリートに入ってすぐに受けた

ドロシーとのセッションのことをお話しようと思います。


カラニリトリートで、カナダから来られたロンとエリン

そして、イタリアから来られている通訳のなつこさんと再会し

そして、今回、ATIHの先生として来てくれている

ロンのパートナーのドロシーと初対面しました。

ドロシーは、シャーマンワークにも精通している、心理セラピストでもあります。

いかにもサイキックという鋭い大きな目で

人のエネルギーを読んでいるのが、すぐにわかりました。


夕食の時、私がクンダリーニ症候群になった経緯を二人に話すと

ロンとドロシーから、それは是非、ドロシーのワークを受けることをお勧めする言われ

次の日、参加者が到着する日の朝に、セッションを受けることになりました。

ドロシーは、家系のカルマや、その家系に代々受け継がれている問題を

ワークすることが多いそうとのこと。

深い意識状態でのワークになるので、通訳があった方がいいということで

なつこさんが、セッション中の通訳をやってくれることになりました。


まずは、私は目隠しをして、椅子に座り

ドロシーは、ヒプノセラピーのように

私がリラックス状態になるように、言葉で誘導してくれます。

私は、すぐに瞑想的なリラックス状態になりました。


ドロシーの質問に答えながら

私とドロシーのビジョンを合わせていく感じなのですが

この時、まだ言語中枢や脳梁などがダメージを受けていたこともあって

感覚と言葉が上手く繋がらず

ドロシーから質問されても、上手く答えれないことがよくありました。



ドロシー「身体のどこかにブロックしている箇所や

     気になるところがありますか?」


私  しばらく意識を身体に向けてみる。

 

   「…   仙骨」


ドロシー『その仙骨の色は、何色ですか?」


私   色を見ようするけれど、よくわからない


    「…  くすんでいて色はよく見えません」


ドロシー「そうですね。くすんでいますね。

     それではそこにあるエネルギーの大きさはどのくらいですか?」


私   大きさ?

    よくわからない


  「…  よくわかりません」


ドロシー「それでは、その仙骨に意識を下ろして行ってください」


私は意識を仙骨に向けて、下ろしていこうとすると

いきなり、深い悲しみがやってきて、ポロポロと涙が止まらなくなり

しゃくりあげ始めました。


不思議な感覚でした。


なぜそんな悲しい感覚があるのか全くわからないのですが、仙骨に意識を向けて

仙骨に近づけていくだけで、悲しみはさらに深くなってゆきました。

一方、その悲しみの中に入っている私とは別に

それを冷静に見ている私もいて

「何なの?この感覚は?どこから来るのかしら?」

と思っているのです。


ドロシーはしばらく私を泣かせてくれた後、彼女のビジョンを伝えてくれました。


ドロシー「小さな女の子が見えます。

    「その子は、弱くて一人ぼっちです」


私は、弱くて一人ぼっちの女の子を見ようとしたのですが

そこにはリンとして意思の強い子がいるだけで

弱い女の子はどこにもいませんでした。


私    「…

     その子は一人だけど、弱くはない。

     とても強い子です」


ドロシー 「弱さも感じれないほどになっているのですね。

      それでは、なぜその子は、強くある必要があるのですか?」


私    「なぜ?」

      しばらく意識をそこに向けてみる。


      「…   強くなければ、他の人が幸せでなくなる、、、」


ドロシー 「なるほど。

      では、その中でも、最も幸せでいてほしい人は誰ですか?」



私はまたしばらくの間、誰なのか見つけようとしました。

そうして、突然ふっと出てきたのが


     「お父さん」


でした。


私の口から父が出てきた時、冷静な方の私は

「は~これまで、散々、インナーチャイルドワークはやってきたのに

まだ、お父さんなのね~。

亡くなったばかりだから、出てくるのは無理もないけど」


と思っていました。


ドロシー「それでは、お父さんと手をつなぎ、お父さんの中に入って行って

     お父さんと一体化しましょう」


こうして、私は父と一つの意識に繋がりました。

もともと、父とは子供の頃から、深いつながりを感じていたし

父と一つになるのは、私にとって特に難しいことではなく

自然に感じれました。


すると、突然、ドロシーが

「あなたのおじいさんが見えます」

と言い出しました。


すぐに私の中にも祖父のエネルギーが感じられました。


ドロシー「おじいさんは、とても厳しい、強い人でした。

     おじいさんは女性性をその全く受けいれられませんでした。

     そのために、周りの人たちが犠牲になってしまった。

     彼は今、とても後悔しています」


もちろん、祖父がどんな人であるのかなんて、事前にドロシーには伝えていませんが

ドロシーは、祖父のエネルギーをよく理解していました。

私の父方の祖父とは、私は子供の頃のことを覚えていますが

確かにとても厳しい人でした。

昔、父が、子供の頃、よく祖父に、怒られて、一晩、木にくくりつけられて

過ごしたこともある、などと話してくれましたが

その当時の鹿児島の男性ですから 

本当に厳しかったのです。


冷静な方の私は

「は~、ここでおじいちゃんが現れるのね~」


と感心しているのですが、一方で、ドロシーの誘導で、私は次第に

おじいちゃんと一体化していました。


彼の深い罪悪感と後悔の念がひしひしと感じられました。

時代ゆえに、また育てられた環境ゆえに、強く厳しくならざるをえなかったこと

それがゆえに、父が抑圧され

それが受け継がれて、私の中の女性性の抑圧となっていたこと。


「本当に申し訳ない」


何度もなんども、おじいちゃんからの言葉がドロシーの口から伝えられました。

ドロシーもまた泣いていました。


その時、私は、私自身の女性性の抑圧よりも、父がかわいそうという気持ちの方が

大きく出ていました。

祖父に厳しく育てられ、自らも決して楽に生きることを許さなかった父。

それゆえに病気となり、最後まで安らぐことがなかった父の人生を思い

涙が止まりませんでした。


私は祖父そのものとなり「申し訳ない」という気持ちでいっぱいでした。

同時に、こんなにも後悔し、罪悪感を抱いている祖父に対しても

哀れに感じていました。


それから、ドロシーの誘導で、私は

私と父と祖父の3人で手を取り合って、静かに座っていました。

幼い私は、白い服を着て、父と祖父を優しく包み込むように

そこにいました。

それは、とても安らかで穏やかな風景でした。


これは、後からドロシーに聞いた話なのですが

私の祖父は、セッションに半ば強引に入ってきた感じで

あの時、ドロシーも、完全に私の祖父と一体化していたとのことでした。


「あの時、私はあなたの祖父と一体になっていました。

 彼は、本当に癒されることを切望していました。

 この時をずっと待っていたのです。

 あなたがそれをできることを知っていたからです。

 このセッションの中で、結局、あなたが

 父方の家系を遡っていて、すべてを癒していったのです」


セッションの間、祖父や父の感覚など、私ははっきりと感じられることが多かったのですが

時々、自分自身の感覚は、よくわからなくなることがありました。

ドロシーが「お父さんにどうして欲しかったですか?」

と尋ねた時、私自身が父に何を求めていたのか、どうして欲しかったのか

よくわかりませんでした。

しばらく感じてみても、はっきりと見えなかったので

「優しくして欲しかった」と答えましたが

言ってすぐに、自分は決して、そう感じてはいなかったこともわかっていました。

私は一体、どうして欲しかったのだろう?


それから、ドロシーは場面を変えました。


ドロシー「それでは、おさむをここに呼んでみましょう」


もちろん、実際におさむを呼ぶのではなく、私の意識の中で彼の存在を呼ぶということです。


ドロシー「それではおさむと一つになってみましょう」

     どんな感覚が湧きあがってきますか?」


私「怒りを感じます」

 

  この質問には、私は即座に答えました。

  その怒りは、私がクンダリーニ症候群になってから、大きくなったものの

  いつもどこかにある感覚でした。


ドロシー「大丈夫です。怒りを受け入れてください。

    「なぜ怒っているのか、わかりますか?」


私「…守ってくれなかったから?」

 

ドロシー「そうですね。

     あなたは、お父さんには怒りを表せなかった。

     でも、もう大人になったあなたは、安心して怒りを表せるようになったのですね」


それは、明らかに違っていました。

私は父に対して、子供の頃から、戦ってきたし、怒りもよく表していました。

私はドロシーに何も言わず、その怒りがどこからくるのか、感じようとしていました。


ドロシー「あなたの中で、受け入れられないものは何ですか』


何だろう?何を私は受け入れられないのだろう?

それもよくわからず、しばらくの間、意識を集中させていました。


そして、出てきたのが「男性性のエゴ」でした。

でも、その言葉と概念が、私の感覚を正しく言い表しているのかよくわからず

まだクリアではありませんでした。


そうしているうちに、ドロシーの誘導で次第にわかってきたのが

おさむの弱さ、でした。

ドロシーがそこを指摘して

「ああ、彼はとても弱かったから、あなたが守らなければならなかったのね」

と伝えました。

そこで、私の父と祖父の中に内在していた弱さと

すべてがつながってきました。


ドロシー「そうだったのね。

     あなたは子供の頃から、お父さんやおじいちゃんの中にあった弱さを感じていた。

     だからこそ、あなたが強くなければならなかった。

     あなたが男性たちを守らなければならなかったのです」


ドロシーの言葉がストンと、私の胸に響いてきました。


幼い頃の私にとって、父はとても厳しくて強い人でしたが

同時にどこか父の弱さや傷つきやすさを、いつも感じていました。

それは、結局、男性性の弱さであり、思考で物事を選択するものの弱さであって

だから、私は父を恐れたことは一度もなかったし、私の直感に従って動けば

それが、たとえ父への反発となり、父と戦うことになったとしても

それが父の意識を変えるために、必要であることを

いつもどこかで感じていたのだ、ということに改めて気づきました。

だからこそ、父に打たれても殴られても、私は傷つくことはなかったし

実際、父はいつも必ず、最終的には、私の選ぶ道を理解し、信頼してくれたのでした。

だから、私は父に甘えることができなかったけれど

甘えたいとも感じていなかったのだなあと。


ですから、男性に抑えられて、女性性を発揮できなかった、というより

男性を導き、守るために、自らの女性性を抑えた、というのが、最も近い表現でした。

おさむに対しては、いつもいろんな場面んで甘えているけれど

やはり、いざという時は、私が導かなければ、強くなければ

と感じてきたわけで

だからこそ、おさむから守ってもらえないという現実を生み出したのだなあと。


その時、ようやく、私の中から

「ああ、やっとわかってもらえた」

という思いが出てきました。


怒りは、おさむに対してというより

私自身が、私の女性性を抑えてきたことから出てくるの怒りでした。

でも、逆の見方をすれば、思考で判断するしかない男性を導いてゆくことこそが

本来の女性の役割とも言えるのかもしれないなあと。


その日のセッションを境に、今回、ハワイに来てからずっと抱えていた

私のおさむへの怒りはすっかり消えました。


すべては完璧でした。

父を癒し、父方の家系を癒し、そして、私自身を癒すために

父が亡くなってすぐに、このセッションを受けることができたのは

天の祝福だったなあと。


そして、なつこさんの通訳も素晴らしかった。

セッション中、ドロシーの言葉のほとんどは、理解できたものの

なつこさんの訳が入ることで、さらに深く私の中に入ってきたし

セッション中の変性意識状態では、日本語でさえ

上手く出てこない場面が多かったので

彼女がいてくれたことは、大きな安心感になりました。

そして、彼女自身の感情を入れず、淡々と通訳を行ってくれたことも

セッション中、余計なエネルギーを感じることなく

入り込めた要因でした。


しかし、一方で、もともとグラウンディングが弱っていたところに

このディープなセッションを受けたことで、さらにグラウンディングは弱くなり

セッション中に、ドロシーの持っていたエネルギーと

私の過去世とつながったこともあり

(これはセッション後にクリアになってきたことでしたが)

セッション後の丸3日間、私は完全に自分を見失ってしまいました。

そこで何が出てきたのかについては、また後ほどお伝えするとして

その次の日からクラス1(アーキュトニックのレベル1とフィボナッチのクラス)

が6日間、行われました。


そして、クラス1が終了し、父の四十九日のために

クラス2の間、私はハワイを出て

ここ福岡に戻ってきたのでした。


4月6日の夜に福岡に到着し、ご仏前の前で手を合わせて

父の位牌の前で「ただいま」の挨拶をしました。


少し前までは、ハワイから家に戻って、父の前で手を合わせたら

「ようやく戻ってくることができた」

という思いがこみ上げてくるだろう

と思っていたのですが

ドロシーのセッションで、もう十分に父の意識とつながることができたこともあって

すでに私は満たされていました。


母から、父の最後の様子や安らかに眠るように逝ったこと

最後まで、看護婦さんが冷たい足をさすってくれたこと

お葬式でいとこが素晴らしい挨拶をしたこと

お葬式には、遠くからたくさんの人が足を運んでくださったこと

など、いろんな話を聞きました。


そのいとこと父は、昔はよく議論を交わして、昔、とても頑固だった父は

彼の進路に関して「親の面倒を見なければならない」と

他の進路を選ぼうとしていた彼を説き伏せたそうで

「他人の人生を自分の考え通りに動かそうとするなんて

本当ひどい話だよね~」と母と父の悪口を言って、笑いました。


私は、昔から、決して父の言うことに従わず

自分で生きたい進路を選ぶことができたけれど

父の子供でもないのに、父に従って人生を選んだ人たちもいるのだなあと。

それも二人とも男性だったから、これは男性性の闇の一つの表れだったのか

どちらにしても、それぞれの人生で必然の流れだったのでしょう。


それにしても、さすが私の母は、すでに清々しい感じで

父の遺品もすべて処分し、父の子供の頃のアルバムなども

すべて捨ててしまったそうで

弟夫婦にも

「アルバムまで捨てることないのに~」と言われたんだそう。


みんなにそう言われても

「写真は少しだけ残しておけば、十分よ。

アルバムなんて持っていても見ることないし、いらないわよ」と

あっさりと笑っている母を見ていると

感傷的で人情深く、思い出や情に浸っていた父とは対照的で

ああ、だから私は、子供の頃から

母を通じて、女性のうちに秘めた強さを感じてきたのだなあと。

そして、私自身は、その両方を受け継いできたわけです。


母は、早速、6月には友人たちとオーストラリアに旅行するそうで

この9年間、父の介護のために、全く外に出れなかった母は

やっと自由になれたわけですから

これから、よりパワフルに生きていってほしいなあと。


そして、7日は、弟夫婦と子供が京都からやってきました。

1歳7か月の甥っ子は、去年の10月に会った時には

全くおしゃべりしていなかったのに

今回は、ペチャクチャとおしゃべりしていて、むちゃ可愛いです。


弟の話で、骨壷に入れるために、父のお骨を小さく砕かなければならなかったという

話がとても印象的でした。

父は身体はすべてボロボロだったのに、骨だけはしっかりしていたそうで

なかなか崩れなかったそう。

自分の父の骨を砕くという作業に、弟は

「自分の感情を感じないようにして行わなければならなかった」と

話し、私は弟のその時の思いが伝わってきて

弟がその辛い役をやってくれたことに、本当に感謝でした。


そして、4月8日、父の四十九日を家で行いました。

  

お坊さんがお経を唱えている間、甥っ子は楽しそうにおしゃべりしながら

走り回り、お坊さんに触りたくてたまらない様子で

その甥っ子を見ているとおかしくて

事前にイメージしていたような、静かに父への祈りを捧げるセレモニーではなく

とても賑やかな四十九日となりました。

きっと父も賑やかな四十九日を楽しんだことでしょう。

 

納骨した場所には、美しく桜が満開でした。

桜が好きだった父は、この時期に見送って欲しかったのかなあと。 

納骨した後、みんなで志賀島の和食の店に行き、懐石料理を頂いて

四十九日は終わりました。


そして、今日、4月9日は、私の誕生日。


たまたま、私の誕生日の前日が、父の四十九日にあたるなんて

これも宇宙の計らいなのか、父の魂の導きなのか。

49日を終えて、私もまた新たに生まれ変わった気持ちでいます。


今日は、こうしてブログをアップしたり、弟へのセッションを行ったりして

家族とゆっくり過ごす予定です。

(音叉を自己調整のために少しだけ持ってきたのだけど

つい目の前にいる人のセッションをしたくなってしまうのよね~ウィンク )

夜は、みんなでお祝いしてくれるのだそう。


そして、また明日の朝には、福岡を出発して、ハワイに戻り

次の日からは、アーキュトニックのクラス3のスタートします。


これから、クラス1のことや

ロンのことやドロシーのセッションの後日談など

またハワイに戻ってから、アップするつもりです。

実は、このクラス1の間、私はこれまでにはなかった感覚があり

最初は、それはどう受け止めていいのかわからなかったのですが

少しづつ、私の中の感覚もクリアになってきています。


は~久々にむちゃ長くなった~。

ここまで読んでくださって、ありがとうございます~ハート(手書き)







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最終更新日  2017年04月09日 13時27分02秒
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