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カテゴリ:日々のこと
さて、グレイの続きも書きたいのですが この日、1月20日は、私とおさむの14年目の(オフィシャルな方の)結婚記念日でした。 おさむの美味しい手料理と ちょうど、クライアントさんから頂いたワインで乾杯し 14年目の結婚記念日を祝いました なんて、書くと、毎年、結婚記念日を祝っているみたいですが この日を祝ったのは、実は14年間で、初めてのことなんですよね〜。 というのも、数日前に、私は、たまたま断捨離モードになって (⇦断捨離モードに入ると、夜中でも突然、動き出す人) 普段は滅多に見ない、契約書などが入った書類入れを整理していたら シティホールで発行された結婚証明書が目についたので 「どれどれ、結婚したのはいつだったかな?」 と日にちを見てみると、1月20日だったわけです。 これを見た日から、3日後だったから、覚えていたものの もし数ヶ月先だったら、間違いなく忘れていただろうなあと。 「ダーリン、知ってた?あと3日で私たちの結婚記念日だよ。 祝いじゃ、祝いじゃ~」 とオサムに言ったら、 「またまた、のりこが取ってつけたように、持ち出してくる~」 と、笑ってたんですが この日の夜、私がクライアントさんのセッションを終えた時には すでに祝いの料理を完成して、待っていてくれました。 そう、毎年、結婚記念日を祝おう、なんて発想はなかったのですが 昔から、酒を飲む口実作りは、好きなので まあ、要はなんでもいいんですけどね とにかく、14年間、いろいろあったけど、今、こんなに幸せで ほんと結婚して良かったね~と 昨夜は、しみじみと幸せをかみしめてました。 オフィシャルな結婚記念日と書いたのは この1月20日は、ニューヨークのシティホールで、結婚の手続きをして 指輪交換をして、宣誓した日なんですが オフィシャルではない結婚記念日というのもあって それが、セドナのカセドラルロックの前で、アイルさん立ち会いのもと、宣誓した日。 その結婚記念日もいつだったか、もうすっかり忘れていたんですが 今、過去のブログを、検索してみたら、それは5月10日でした。 (この日も祝ったことないけど) https://plaza.rakuten.co.jp/reikisolyluna/diary/201005140000/comment/write/#comment この時のブログにも書いたように もともと、私たちが結婚したのは、グリーンカードのため、であって いわば、最初は、契約結婚みたいなものでした。 これも、また、たまたま、なんですが 先日、オサムと久々に日本のドラマでも見てみようか~と 見てみたのが「逃げるは恥だが役に立つ」というドラマで このドラマが、まさに契約結婚をテーマにしたドラマで 「おぉ、そういえば、私たちも契約結婚だったわね~」 と思い出したわけです。 と言っても、このドラマとは違ったストーリーで 多分、これも以前、どこかで書いたと思うのですが 以前は、私もおさむもビザなし、ステータスなしの いわゆる不法滞在を何年か続けていたわけですが もし、何かあって、日本に帰国することになったらそれはそれでいいか~と 思っていたこともあって、特にそのことを心配したことはありませんでした。 ところが、クリントン大統領が辞める時に、一時的な法案である恩赦が出されて それは何かというと、 「~~までの日程に申し込むならば 何年、不法滞在を続けている人でも、1000ドルの罰金を支払えば グリーンカード(永住権)を申請できる」 というもの。 で、その当時、私はレストランでバイトしていたのですが そのオーナーが 「のりちゃん、恩赦が出たし もし良かったら、うちのレストランがスポンサーになるから やっぱりグリーンカードあった方が、これからいいと思うよ』 と提案してくれたわけです。 で、そう言われて、初めて 「それもそうだなあ。このまま海外に出れないのも不便だし。 じゃあ、やってみよう」 とグリーンカードを申請することになったわけですね。 そう振り返ってみると、私って、自分から求めていたわけでもないのに 必要なものがやってくるという、つくづくラッキーな人だなあと思うわけですが ちょうど、その頃は、おさむと上手く行かずに別れた後でした。 そして、グリーンカードを申請した後、確か1年ぐらい経った頃に 労働許可証が発行されました。 まだグリーンカードは発行されていないので、不法滞在のままなのだけど 労働許可は降りている、という、とっても不思議な状態になったわけです。 (こういうところ、アメリカってつくづく面白い国だなあと、思うのですが) 労働許可が降りた途端、毎週、税金を支払う義務が出てくるのですが グリーンカードが取れるまでは、かなり高額の税金を支払うことになり 多分、当時の私の収入の半分ぐらいは、税金に持って行かれる感じだったと 思います。 しかも、グリーンカード申請のための弁護士費用も 昔から「お金がいるから、頑張ってもっと仕事を増やさなければ」 私のいいところ、だと思っているのですが この時も、「さてお金、どうしようか」となった時に すでに別れていた、おさむとの結婚を思いついた、というわけです。 グリーンカードを所得する前に、結婚していれば 片方がグリーンカードを取れると同時に、もう一人も取れるのですが 弁護士費用も税金も、一人で申請しても、二人で申請しても、ほぼ変わらないのです。 おさむも、このままだと不法滞在のままで まあ、別れた彼のステータスのことなんて、どうだっていいっちゃいいんですが お互いにメリットがあることことなので、まあいいかと。 それで(今、思い出したのですが)当時、私がおさむに提示した契約は 1)弁護士費用と税金、グリーンカード所得のためにかかる費用を、すべて半分、支払うこと。 2)グリーンカードが取れたら、離婚すること。 3)グリーンカードが取れるまでは、もしお互いに好きな人ができても 離婚しないこと。 でした。 さすがに、このドラマみたいに契約書までは作らなかったですが ということで、シティホールに行き、形だけの結婚をしたわけですが 当然、別々に暮らしていたし、結婚したことは、両親にも言わず、 もちろん、結婚記念日を祝おう、なんて気持ちも全くなかったわけですね。
お互いに信頼関係を取り戻した、というより そして、2010年の5月10日にセドナのカセドラルロックで 結婚の愛の誓いを立てた、というわけです。 もし、グリーンカードのための「形だけの結婚」をしなかったとしたら もしかすると、二人の関係が、こうなったかどうか、わからないし 今回、このオフィシャルな結婚記念日を初めて二人で祝ったことで 改めて、そのことを思いました。 多分、来年の結婚記念日は、二人とも覚えていないかもだけど ちなみにドラマ「逃げるが恥だが役に立つ」 人気ドラマだったようなので、見た方も多いかもですが 結構、面白かったです。 主婦の労働対価というテーマも面白いし 主人公のひらまさの、まさにアスペルガー的な性質も また、二人のシリウス的な頭の良さと分析好きなところとか 人の気持ちがよくわかっていないところ、なども 「いいとこ、ついてるよね~」とおさむと話しながら 毎回、楽しみに見てました。 あ~、とっくに30分、超えてるし。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年01月22日 05時57分01秒
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