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2022年09月27日
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この日、昼12時にホテルをチェックアウトして

そこから車で2時間の

ゴールウェイに向かいました。

今日は、私たちがアイルランドに来て初めて

本格的な雨でした。

今回のルートは

ほとんど高速を使うので

特に景色がいいわけではなく

途中の街に寄ることもなく

ほとんどノンストップで

ゴールウェイに着きました。

今回、私たちが2泊するのは

ゴールウェイの街の中心地からは

車で5分ほどの距離にある
Salthill という街の海の目の前のホテル。

ホテルと言っても、コンドミニアムみたいな感じで

建物も内装も新しく、駐車場が地下にあったので

ちょうど、着いた時に雨だったので

ラッキーでした。

 

2ベッドルームに2バスルーム。

広いリビングとキッチン。

リビングのテーブルからは

目の前の海が見えます。







ランチにタルトなどを食べてから

私は、久々にリトリートの動画制作のための

画像検索などをして過ごし

8時近くになって、二人で近くの

イタリアンレストランに食事に行きました。

特別ではないけれど、自家製バスタなど
美味しかったです。

その後、この近くで有名な
O `Conners`Famous Pubで

毎晩ライブをやっているということで

行ってみました。

すごい内装で、中に入ってびっくり。

アンティークというのか

古い道具やランプやサインなどが

所狭しと天井や棚に溢れています。

















和美ちゃんは、入った途端

霊的なエネルギーでクラクラしたそうですが
私はもうワクワク。


「のりこさんは、アンティックショップや古着屋は
苦手なのに、どうしてここは大丈夫なの?』
と和美ちゃん。

確かに。不思議。

古い家具や布などには、人の念のようなものが
残りやすく、だからアンティックショップなどには
必ずと言っていいほど、霊的なエネルギーがあるので
だから私は、普段は、そういう店には入らないのですが
ここには、もうそういう物が溢れていて
霊的なエネルギーも、たくさんあるのに
なぜか、ここは居心地がいいのです。

例え、地縛霊や浮遊霊の一つや二つ憑いたとしても
まあ後で外せばいいし、と
全く気にならず。

このテーブルは、古いミシン台。








しばらくして、ライブが始まりました。
男性がギターを持って一人で弾き語りです。

バーテンの人は、今夜は

トラディショナルなアイリッシュ音楽だと

言っていましたが

アイリッシュ音楽というより

完全にカントリーミュージック。

でも、カントリーミュージックの

ルーツはアイルランド音楽にもあるのですね。

私は2杯目にまたエスプレッソマティーニを
オーダー。





ライブスタートして15分ぐらい経って

和美ちゃんが、もうダメ限界、フラフラする
と、先に帰ることになり
「じゃあ、私は、もうちょっといるね」と
和美ちゃんと別れました。

その時は、このマティーニを飲んだら
すぐに帰るつもりでした。

でもしばらくして
完全に思考停止状態でリラックスして
その場にいる自分がいました。

ふと気づくと、和美ちゃんが帰ってから
あっという間に、1時間以上が経っていました。

でも、帰りたくないのです。

ずっとここにいたいと感じている自分に気づいて
なぜ、私はここにいたいのか?
と、改めて理由を考えてみました。

ミュージシャンの声は、悪くないけど
私は、カントリー音楽はそれほど興味はないし
けして、この音楽に惹かれているわけでもなく。

また、そこまでお酒が飲みたいわけでもなく。
むしろ、長くここにいれるように
ゆっくりとお酒を飲んでいる自分がいました。

誰かと楽しくおしゃべりをしているのなら
あっという間に時間も経つでしょうが
一人でここにいるのにも関わらず
時間があっという間に過ぎてゆくのです。

何で、私は、こんなにもここにいたいのかな?

その理由を考えていたら、ふと涙が出てきました。

全ての理由は、過去世ではないし
過去世のストーリーとして、意味づけしてしまうことは
キネシオロジーでは決してやらないことだけれど
もし、これが私の過去世から来ている感覚なら
その過去世では、私はきっと男で、酒が好きで
こんなバーが好きで、その土地を愛し
そして人が大好きな人だったんだろうな、と。

それはドルイドとか、そういう人ではなくて
ただ、どこにでもいるような人なのだろうと。

ここにいる全ての人に
親しみと慈しみを感じている自分に
気づきました。
さっきのイタリアンレストランでは
全くそんな気持ちにはならないのに。

考えてみれば、2018年に
最初にアイルランドに来て
アイリッシュバーに入った途端
涙が溢れてきたこともそうだし
きっと、私にとって、このアイリッシュバーは
特別な思い出の場所なんだろうなあと。


それなら、その過去世の私のために
今夜はここにいよう、と思いました。

そして、またギネスを頼んで
ゆっくりと飲みながら
ただ、その場にいました。

私であって、私でない感覚や想い。

いつもなら、和美ちゃんと一緒に
食事したり、飲んだりするのが楽しいのに
この日ばかりは、和美ちゃんが
先に帰ってくれて、よかったなと
どこかで感じていました。

結局、ライブは2時間続き、それが終わってから
みんなが帰りだして、
店の人も片付けを始めたので
私も席を立って、店を後にしました。

これまで、いろんなバーに行きましたが
こんな感覚になったのは、初めてのことでした。


 





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最終更新日  2022年09月29日 18時08分52秒
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