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カテゴリ:イギリス&アイルランド
今回、私たちがアスローンに宿泊した理由の一つに Uisneach に近いということがありました。 と言っても、私は詳しく調べたわけではなく 何かのサイトで、この場所の写真を見た時に あ、ここに行ってみたい、と直感的に感じただけで ここが一体、どういうところなのかは アスローンに来るまで あまりわかっていませんででした。 これは自分でも不思議なんですが その場所に行くまでは 下調べをする気が起きなくて 旅は、行き当たりばったりでなりがちで もっと早く調べておけば良かったと思うのですが それでも、いつもベストな経験ができるような アスローンに着いてから、サイトをよく読んでみたら Uisneachは、平日はクローズで 今回、アスローンは、最初は ゴールウェイからダブリンまでの中継地点として 1泊だけのつもりだったのですが あれこれホテルの都合を検討していて なぜか、このアスローンに3泊4日になっていて 最終日が土曜日になったので 偶然にも、このグループツアーに 参加できることになりました。 サイトによれば このUisneach の起源は古く 紀元前3700年ぐらいまでの遺跡が見つかっていて 古代のセレモニーの中心だそう。 この丘は、アイルランドの儀式と神聖な中心地であって 古代の各州が集まる場所だったとのこと。 神話によると アイルランドにはTuatha dé Danannという 神々に近い種族がいて それがフェアリーのルーツなのだそう。 ここUisneach は、アイルランドの名前の由来となった 女神エリウとTuatha dé Danannの王リューが この丘からアイルランドが広がっている さて、私たちの泊まっているホテルから ツアーの参加者は、私たちを含めて合計6人。 正直に言えば、ツアー自体は 私たちにとっては、決して 最高とは言えないものでした。 ガイドの女性は、とても歴史に詳しい人であるのは 間違いないのですが この風が強く寒い日に 特に何もない場所で、何十分もじっと立ち止まり 延々とこの土地の歴史(神話ではなく政治的な) の話を聞かされるのは 私と和美ちゃんにとっては 退屈を通り越して 何かの罰ゲームのようにすら 感じられるほどで 二人してこの状況に笑いました。 ツアーも1時間ぐらい経って 和美ちゃんが 「ねえ、私たちって、まだ何も見てないよね?』 と小声で私に言ったほど 前半は、特に写真に取るほどでもない景色と 退屈な歴史の時間でした。 でも、1時間ぐらい経った時に 訪れていた場所が 何もない場所なのですが 古代のケルトでセレモニーが行われていた 場所だというので しばらく目を閉じて その場のエネルギーを感じてみました。
すると、大地からエネルギーが’満ちてくる感覚があって ああ、ここはやはりエネルギーは高い場所なのだなあと。 そして、ツアーが1時間を過ぎてから やっと、このUisneachの見どころを訪れ始めて 私も和美ちゃんも、もうツアーガイドの話を聞く ガイドの話は聞かずに 二人で写真を撮ったり 周りの景色を撮ったりしていました。 (でも、特にそれを気にする感じでもなく 自由にさせてくれました) これは、フェアリーの木。
女神エリウ(Ériu)
これがTuatha Dé Danannの救世主 太陽神であるLUGH 何となくギリシャのゼウスみたい。 私たちが最も行きたかった巨石 Ail na Míreannに着きました。
高さは6メートル、重さは30トンになるそう。 (そこまで高いようには見えないのだけど)
一見ドルメンみたいですが ドルメンではないんですね。 この石がアイルランドの正確な中心 と言われているとのこと。 素晴らしいエネルギー。 この下にケルトの女神エリウが眠っているとされて 異次元へのアクセスの場所なのです。
ガイドの説明の後、ツアーの参加者は みな引き揚げて行きましたが 私と和美ちゃんは残って しばらく写真撮影していました。
この巨石を訪れて ああ、やっぱり、ここを訪れることができて 本当に良かった〜と思いました。
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最終更新日
2022年10月02日 09時50分39秒
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