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2022年10月06日
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カテゴリ:つれづれ

先日の「アイリッシュバーの思い出」と言う日記に

アイルランドのゴールウェイのバーで

過去世の記憶のような感覚を味わったことを

書きました。

それに対して、特にセッションをする気はなかったのですが

その後、アスローンで自己調整をやっている時に

その過去生が上がってきたのです。

そのアイルランドの過去世で、私は

愛する妻を病気で亡くしていました。

その時の私は、彼女を助けることが
できなかった罪悪感と

深い孤独感を持ちながら

毎晩、地元の音楽が演奏されている

バーで過ごしていたのでした。

そこで過ごしている間は、私は常連の仲間や

友人に囲まれながら、好きな音楽を聴いて

その孤独感を感じないでいられたようでした。

その情報が上がってきて、やっと私は

あの時、なぜ、バーから家に戻りたくないと

思ったのかを理解しました。

あの日の夜、演奏が終わって

バーにいた人たちが帰り支度を始めた時

私はなんとも言えない寂しさを感じていたのです。

実際には、家(ホテルアパート)では

和美ちゃんが待っているにも関わらず

帰ることが、寂しいと感じるなんて

おかしいなとは、どこかで思っていました。

(後で、和美ちゃんから聞いたのは

いつまでも私が帰ってこないので心配して

くれていたそう)

それは、アイルランドでのその過去世で

私は妻がいなくなった家に戻りたくない

と感じていたその感覚だったのでした。

その感覚をありありと思い出して、泣きました。

そして、私は、この旅の終わりに

一つの小さな変化を感じました。

私は、3年前に離婚した後、普段の生活の中では

ほとんど孤独感は感じませんでした。

離婚が決まった時は、20年近く一緒にいたパートナーが

突然いなくなるのですから

もっと孤独を感じるだろうと思っていたのですが

実際は、それからずっと忙しかったこともあるし

友人との繋がりや
マスターたちやガイドの愛のエネルギーによって
守られている感や深い繋がり感があって

寂しさを感じることはほとんどなかったのです。

でも、何度か、どうしようもない深い孤独感を

感じたことがあって

それが、旅から、家に戻る時だったのでした。

離婚した直後に、和美ちゃんと旅した

マルタ島&トルコからニューヨークに戻る時に

私は、それまで感じたことがないような

孤独感を感じていました。

旅から家に戻っても「お帰り」と言ってくれる人が

私にはもういない。

だったら、ずっと家に帰りたくない。

その孤独感が、突然、私に襲ってきて
押しつぶされそうになりました。

でも、その孤独感を感じていたのは

トルコを出発してから家に戻るまでの間だけで

実際にブルックリンの家に戻った後は

すぐにそれはなくなって、また感じることはなく

だから、その孤独感を癒すことは

すっかり忘れてしまっていました。

そして、次の旅から戻る時に
またその孤独感が上がってきて、思い出したのです。

誰でもいいから私に「お帰り」と言って欲しい

そう思いました。

でも、また家に戻れば、すぐにその孤独感は忘れてしまって

あ~やっぱり家は落ち着くな~となるのです。

旅から戻ってくるその瞬間だけ

その孤独感は、表に出てきました。

そして、今回のアイルランドの旅の終わり

私はその孤独感を感じることは

もうありませんでした。

和美ちゃんと別れる瞬間だけは、涙が出ましたが

その後は、家に戻ることができる安心と幸せを

感じていて、全く孤独感は感じなかったのです。

ああ、あの旅から戻る時に感じていた孤独感は

このアイルランドの過去世からの感覚だったのだと。

今回、その孤独だった過去世を

実感を持って癒すことができたのは

このアイルランドの旅の一つの恩恵かもしれません。

残っている想いやエネルギーが解放される時は

いつもパーフェクトなタイミングで

起こることを感じています。


                                                                  @KazumiSakurai
                






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最終更新日  2022年10月07日 01時30分32秒
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