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カテゴリ:つれづれ
セッションでもクラスでもリトリートでもそうですが 短い期間でもどんどん変化する人と なかなか変化しない人とがいます。 その違いは、いくつかの要因があるのですが その中でも、セッションの中で 変化できない要因として、最も出てくるのは 「(自分の現実や感覚を)人のせいにしている人」と 「自分の内面の問題を見たくない人 または見ようとしない人」 です。 もちろん、自分の内面を見るというのは どこまでも深く見ていけるものなので 例え見ようとしていても なかなか自分では気づけなかったりしますが でも、何かが起こったり、感じた時に、 それを自分の問題として捉えることができるかどうか? ということです。 (これは、起こったことそのものが 自分のせいということではなく) 例えば「子供が宿題をしなくて、困ってます」 という問題を感じていたとして 子供自身が問題である、という認識だと そんなことを心配している自分の問題が 見えてこないことになり、自分が変わらないので その問題はずっと続くことになるのです。 私たちは、家族やパートナーや 親しい友人など、周りの親しい人たちとの関係を通じて 自分の問題を見せられているわけです。 私は、どんなことであれ、何か感情が動いたら その日のうちに、そこで気づくべき自分の問題を見ます。 例えば、誰かに怒りを感じたとします。 もちろん、そこで怒っている理由はあるのですが 探すのは、その理由ではなくて なぜ私は怒りを感じているのか?なのです。 例え、相手があり得ないような言動をしていたとしても そこに怒りを感じる自分に、何か要因があるからです。
単にその要因が潜在意識にあるよ、というお知らせです。 その時に、相手が~~だから私は怒っている と思っていたとしたら 自分の問題は分からず、自分は変わらないので 実は、この「人のせいにする」という性質は 日本人なら、ほぼ99%以上が遺伝的に 持っている性質です。 それは、何十種類のグレイ遺伝を 日本人は、ほぼ全員が持っているからなのですが 大切なのは、 「あ、ここは、私は人のせいにしているな」 と気づくということで それに気付いた時点で そのグレイ意識と分離することができます。 でも、完全にグレイ化している人は その言動が、人のせいにしているという意識から 発せられていることに全く気づいていないのです。 人のせいにしている人は ほとんどの場合、プライドが高く、傷つきやすいため 人から見下されたくないという想いが強くなります。 だから、傷つかないように 人から悪く思われないように 人からばかにされないように 自分のせいにされないように 無意識に様々な防御線を張っています。 そして、その意識が強ければ強いほど 変化することはできないし 宇宙のサポートも受け取れないのです。 ライトサイドの宇宙系にしても、 アセンテッドマスターにしても あらゆる宇宙のサポートは、 自分の問題を受け取って 自分を変化させようという意識がある人に対してのみ 作用するからです。 今回のユニバーサルリトリートを受けられて 何人か劇的に人生を変えた人たちがいたのですが その方たちを見ていると 全てを自分の問題と捉え、 自分を変えることを決めた人たちだなあと。 その姿を通じて、感動を与えてもらいました。 さて、一方で「人のせいにする」のとは つまり、全てを自分の責任だと認識してしまう人です。 実は、私も、長い間、その問題を抱えていて 今は、もう自分にその傾向があることには気付いているので 何かがあれば 遺伝的には、まだその性質を持っています。 以前、普通にセッションの予約を取っていた頃 よく女性のクライアントの方から 「どうか私の旦那のセッションをやってください」 と言われて、旦那さんのセッションを 引き受けることがありました。 その旦那さんは、奥さんに言われて 渋々セッションに来られていたりするので 自分が変わろうとか、自分に問題がある、という 認識は持っておらず、セッションに来られるわけです。 で、当時の私は 「全く自分で変わろうとしていない人を 変わろうという気持ちにさせるように 持っていくのが私の仕事だ」 という認識だったので あらゆる方法を使って そういう方たちにアプローチしたり 論理的説明を試みたりしていました。 それらのプロセスの全ては、私の学びや気づきになったし 中には、自分の問題に気付いて、大きく 変化された方もいらっしゃいましたが 結論から言えば、誰かに言われて仕方なく セッションに来られている人は やはり、なかなか変化しないということでした。 今は「旦那をセッションしてください」とか 「彼をセッションしてください」という 要望に応えることはなくなりました。 自分で望んで、セッションを受けたい 自分が変わりたいという意識がなければ なかなか変わらないし また大抵は、彼や旦那にセッションを望んでいる 彼女自身の問題ということもあるからです。
今から思うことが、たくさんあります。 全てを自分の責任だと捉えてしまう人たちに 必要なのは 自分の感情や気持ちは、自分の問題であっても 起こっていることそのものは 自分の責任ではなく 相手が自分で解決するべき問題であったり 相手に任せる必要があることだということを 認識することなんですね。 例えば、ユニバーサルリトリートでは 動画を見てワークするという形なので ある意味、動画を見ればいいだけなので 誰にでもできるのですが 中には、それさえもできない人がいます。 例えば、 「つい怠け癖が出て、動画見てません」とか 「集中力が続かなくて」などという方は 自分の問題でやってないのだということを 認識されていますが 人のせいにしている方は、例えば 「子供がいるので動画を見る時間がありません」 とか「旦那がこういうのをよく思わないので」とか 人や状況のせいにしてしまうのです。 で、以前の私は 「それじゃあ、そういう人たちが続けれるように ~~した方がいいのかな」などと考えて 対策を取ったりしていたわけです。 例えば、第1回目のリトリートの時に 「配信時間が長すぎるので、なかなか 動画が見れません」という声があった時も それじゃあ、1回を短くして、何度かに分けようと 変えてみたりしてました。 でも、結局、こちらが何をどう変えようとも やらない人はやらないのだ ということがわかってからは そういう声にいちいち 応えようとするのはやめました。 あの時、何人もの方から 「長い動画で満足している人たちが いるのだし、長くても何度か分けて 自分のペースで見ればいいのだから それに合わせる必要はないのでは?」 という声を頂いたのですが まさに、その通りで 人や状況のせいにする人と それに振り回される責任感の強い人。 (その両方を持っている人もいますが) どちらも問題ですが やはり、人や状況にせいにして 人生は何も変わらないのは、確かなことですね。
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