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カテゴリ:ヒーリング
前回のベーシック復習会で、ケーススタディとして 取り上げた参加者の方の自己調整のレポートの中で とても印象的なものがありました。 それは、彼女の最近の人間関係の中で もやもやした気持ちを見ていこうと 自己ヒーリングを始めたら そのセッションの中で 予想外に「嫌い」という感情が強くなって どう、それを手放そうとやって見ても どんどんその「嫌い」が強くなっていったとのこと。 そのレポートを読んで ああ、彼女は、嫌いという感情は持ってはいけないもので さっさと手放さなければ、手放したい ということが伝わってきました。 彼女に限らず、ほとんどの人は 楽しさや嬉しさ、喜びの感情だけ感じていたい 「嫌い」「怒り」「恐れ」「不安」と言った ネガティブな感情は、感じたくない 持ちたくないと思っています。 そう言ったネガティブな感情を持っているのは 苦しいと感じるからです。 ちなみに、ネガティブな感情の中でも 罪悪感だけは、多くの人は 私は、キネシオロジーのセッションを始めた頃 例えば「~~に対する怒りを手放したい」とか 「~に対する恐れを無くしたい」という人は たくさんいらっしゃるのに 罪悪感を手放したいという理由で セッションに来られる人は ほぼいないことに気付きました。 つまり、罪悪感は、例え、苦しい感情であっても 持ち続けていたい唯一のネガティブな感情と 言っても過言ではなく だからこそ、私たちにとって 最も根深い感情であると言えます。 一方で、恐れや怒りと言った感情は 認識しやすいものであるし (実際は、奥に潜んでいる恐れや怒りの方が 大きいのですが) 私たちは、すぐに手放したい いつも明るい気分でいたいと感じます。 でも、そう言ったネガティブな感情こそが、 大切な問題を知らせてくれる 魂からのメッセージである場合が多いのです。 だから、ネガティブな感情を手放すことを ヒーリングの目的にしてしまうと ハイヤーセルフの声を聞くことが できなくなるばかりか 深い部分で感じている感覚や 不感症になってゆきます。 私が、彼女のレポートを見て驚いたのは 彼女が「嫌い」という感情を手放したいと それをこのセッションの中で 手放すことに抵抗し続けていたということです。 ある意味、これは、彼女は ハイヤーセルフとの繋がりが 深いということを意味します。 実は、ネガティブな感情を手放すこと自体は とても簡単で、キネシオロジーの中でも シンプルな手法で すぐに手放すことができるものです。 音叉やクリスタルボールなどを 使っても、またタッピングのような 簡単な手技でも すぐにネガティブな感情はなくなるし むしろ、持ち続けている方が難しいのです。 私は、以前、キネジェティクスという キネシオロジーを学んだのですが キネジェティクスの素晴らしいところは 体内の各臓器や細胞レベルのハイドレーションや 重金属や病原菌などの浄化を 簡単な手技だけで
つまりは、その感情がどこから来ているのか? という根本要因を全く知らずに、その感情だけ あっという間に手放すわけです。 最初の頃は、これは簡単ですごいと思っていたのですが だんだん、いくらネガティブな感情を手放しても その人が持っている根本的な問題は 何も変わっていないのだ ということに気付きました。 クライアントさんは、セッションに来られて ネガティブな感情を手放し すっきりして帰られるのだけど その人の持っている本質的な問題は 何も変わらないのです。 他にも、感情解放を目的としている ヒーリング法やコーチングなど 数多くありますが 多くは、ネガティブな感情や感覚を通じて 訴えようとしている ハイヤーセルフの声を聞くことなく そのネガティブな感情を手放してしまいます。 私がIHヒーリングのマチルダを 信頼している理由の一つに 彼女は、その感情の奥にある根本要因を 紐解くことを必須としていて 根本要因が出てこないヒーリングなんて 実際には、あり得ないと 言い切っていたところです。 (一応、Hヒーリングでも、最初に 感情を簡単に手放す手法も学びます) 根本要因というのは 例えば「ああ、この嫌いという感情は ~さんが、しつこくやってきたからなんだね」 というような、その問題自体に関わるものではなく もっと、奥底にあるもの ほとんどは、子供の頃に抑圧したものや 前世やカルマ的な要因です。 だから、ネガティブな感情は 決して悪者じゃないんです。 でも、それらを 感じないようにして ポジティブな感情だけを感じようとしていると どんどん自分自身と分離してゆくのです。 まさに、昨夜、個人セッションを行ったのですが その方は、子供の頃にあまりにも辛い状況だったので ネガティブな感情や感覚を 感じることを封印してしまっていた方でした。 子供にとっては、そういう恐怖や不安には 耐えられないのは当たり前で 子供の頃に、感覚を封印する人は 少なくありません。 彼女は、ある時から、自分がまるで まゆの中に入ったかのように 感じたそうです。 そして、それから今までずっと 彼女はまゆに入ったまま、生きてきて だから、自己調整して いろんなことは変化してきても 本質的に抱えている問題を 変えることができなかったのでした。 昨日は、感覚を抑圧していた遺伝調整も行いましたが その子に、もう今は ネガティブな感情を感じても安全なのだ ということを伝え まゆから出してあげることが 何よりも優先でした。 ネガティブな感情は 私たちの魂からの大切な メッセージであるということ。 だから、私は、ネガティブな感情や
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最終更新日
2023年03月05日 23時07分59秒
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