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カテゴリ:つれづれ
さて、言語化において大切なのは 関わっていることは、以前にも書きましたが 言語能力そのものが低い未確認型の宇宙系遺伝や 言葉そのものに囚われてしまう冥王星遺伝 自分自身の内からの言葉でなく いろんな遺伝が関わっています。 この中で、冥王星遺伝が強いと 言葉そのものに囚われ 相手の伝えたい本質や感覚を理解せず 理屈づけてしまう傾向にあるので 冥王星遺伝が強ければ、強いほど 人とのコミュニケーションは 楽しくないものになるのです。 私の母は、冥王星の性質は ほとんど出ていない人で (遺伝としては持っていますが) 何にしても、こだわりがないし 私の子供の頃から 「人の話は話半分よ~」 と、人の話を聞き流すように 母が言っていたこともあって 私も、相手の言葉そのものを まともに受け取らないことが多かったのですが 問題なのは、相手もそうだと思っていたので 私が言った言葉を、曲解して 受け取られることがあるということに なかなか気づくことができなかったことです。 例えば、私の言った言葉の中で ある部分だけ切り取られて 「のりこさんに、以前、こんな風に言われて 私は~~なのだと思って、落ち込みました」 と言われたことがあるのですが 私は、その言葉を~~~のつもりで 言ったわけでは全くなく、深い意味はなくて 全体の会話の流れの中で、その言葉を使っただけで 私の意図とは違うように受け取られていた ということが、何度かありました。 つまり、冥王星遺伝が強く 言葉に囚われてしまう人に対しては 慎重に言葉を選ぶ必要があるということを 私は、理解する必要があったのです。 レベル1で言語化のクラスを開催したことで 改めて自分の言語化について 理解したのは、私の元々持っていた 言語能力の低い遺伝に加え 私の言葉を、相手もエネルギーで 受け取ると思っていたことが 問題だったということでした。 それで、ああ、そうかとわかったのは 私が子供の頃、親の言葉によって 傷ついたことが、一度もなかったのは 決して、親が適切な言葉を 使っていたからではなく 私は子供の頃から 言葉そのものを受け取っていなかったから ということでした。 私は、親の言葉の奥にあるものを 子供の頃から、いつも受け取ってきたのです。 そんなことを思っていたら 参加者の方から、以前、頂いたメールで こんな文章がありました。 (掲載の了承をもらってから、かなり過ぎているけど) 母から8年ぶりくらいに電話がきて 父とも10数年ぶりに話しました。 もう縁は切れたと思ってたので、連絡がきたことにびっくりで 最初は何かあったのかと思いましたが両親とも元気でした。 父の第一声が「なんだ、まだ生きてたのか」で 相変わらずだな~と思いましたが 私と話せたのが嬉しいのが伝わってきて あぁ~きっと私は父のこういう言葉を言葉そのもので 受け取っていて傷付いていたんだなぁと思いました。 母に近況を話したら、「すごいじゃん!」と何度も言ってくれて 子供の頃に褒められた記憶が全く無かったので驚きました。 父の言葉通りでなく受け取れたので 私の冥王星もちょっと抜けてきたのかな~と思えて ちょっと嬉しかったのですが まだまだガッツリ冥王星でした~😅 それから母はナチュラルに こちらが罪悪感を持つような話し方をするので 私の罪悪感癖は育てられ方からも来ているな~と気付きました。 (男の子はお母さん大好きで優しいからいい 私(母)は男の子持てなかったからとか) 母には言葉そのものじゃなくて 母の気持ちを受け取ってたんだな~と思いました。 逆ならよかったのにです😂 海王星~言語化のクラスのおかげで また少し気付けるようになった気がします。 マル回も海王星も神回だったし、毎回神回です😆
彼女が、自分の言語化を見直すことを通じて 親の言葉そのものではなく 奥にある愛を受け取ることができたことが 本当によかった😭 今、私たちが知る必要があるのは 私たちも、そして、私たちの親も 言語化が上手くできていなかったし 本当に伝えたいことを 伝えていたわけじゃないということなのです。 結局、言語化を突き詰めてゆくと 自分や相手の伝える言語の奥にあるものが 愛であるのか、そうじゃないのか そこに尽きるなあと。
これを読んで、思い出したのは 「なんだ、まだ生きてたのか」 これ、まさに私の父が言いそうな言葉で (っていうか、多分、一度や二度は 言っているはず) 私は、そんな父の言葉を聞くと 傷つくどころか 照れ隠しに、そんなことを言う 父を愛おしく感じていたし 言葉にできない父の深い愛情を
では、どうして 私は、父のそういう言葉そのものを 受け取らずに、愛を受け取ることができたのだろう? と思い返してみると、子供の頃の ある風景を思い出しました。 私には、3歳下の妹がいるのですが 私は、父とキャッチボールしたり 一緒に算数の問題を解いたりして 触れ合うことが多かったのですが 父は、妹とは、ほとんど関わろうとせず 子供の頃、私は 「お父さんは、Kちゃんのことが あまり好きじゃないのかしら?」 と気になっていました。 そんなある日の夜 夜中にふと目が覚めて リビングから、父と母の話し声が 聞こえたので リビングに行こうとして 母の話が耳に入ってきました。 それは、妹が病院の検査で 脳腫瘍が見つかったという話を 母が父に報告していたところでした。 それを聞いて、父は 隣の部屋で寝ている私たちに 気づかれないように 声を押し殺して 肩を震わせて、泣いていたのです。 それを見たとき 妹が、そんな病気になってしまったことへの ショックと同時に ああ、お父さんは、こんなにKちゃんのことが 好きなのに、それを上手く言葉や表情で 表現することができないんだな ということでした。 妹の病気はショックだけど 父の妹への愛を感じたことは なぜか嬉しかったのです。
でも、妹には、父の愛は 伝わっていないこともわかっていたので もどかしい気持ちでした。
結局、その後の検査で 病院側の検査ミスで 妹は、脳腫瘍ではなかったことが わかったので、ほっとして そのことは、忘れてしまったのですが ほっとした時のことは覚えていないのに 肩を震わせて泣いていた父の姿は はっきりと覚えているのです。 その時の経験から 私が無意識に学んでいたのは 「人は、愛情を持っていても 素直に、それを表現することができない」
だから、親がどんな言葉を使ったとしても 私は傷つくことはなかったのだなあと。 考えてみれば、古い昭和の男なんて 愛情を素直に表現できない人の方が ずっと多いのですよね。
彼女のこのメールにあった文章で 「男の子はお母さん大好きで優しいからいい 私(母)は男の子持てなかったから」 この言葉を言葉通りに受け取って そういえば、こういうところ 私の母も似たような言い回しを することがあったなあと。 私の母の場合は、父とは違っていて 笑いを取るために 相手をいじってみたり 自虐的な言い方をしたりするので そう言う言葉も 私は、まともに受けとっておらず 愛情ゆえの半分愚痴、半分ジョークと 受けとって、聞き流したり 逆に、そう言う母をいじって 笑いにしていました。 「男の子はお母さん大好きで優しいからいい 私(母)は男の子持てなかったから」 もし、こんな風に言われたなら 冥王星遺伝の性質が強ければ 真面目に言葉そのものを捉えてしまうので 傷つきやすくなったり ずっと、その言葉が引っかかったり 逆に自分の言った言葉を、後から 「あんな言い方をしなければよかった」 などと、あれこれを考えたりしがちなので 人とコミュニケーションが楽しめないのです。 もちろん、相手が自分をおとしめようと言う 悪意があったりすれば どんな言葉であれ、楽しむことはできないし 傷つくのも当たり前なのですが そうでなくて、受け取り方の問題であるケースが 多いのです。
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最終更新日
2024年05月03日 06時05分31秒
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