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2024年05月02日
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カテゴリ:つれづれ

さて、言語化において大切なのは
自分が気持ちや感覚を言語化することと
人が話した言葉の真意を理解する力は
リンクしていると言うことです。

(なんの前振りもないのに、いきなり
「さて」で始まるのも、どうかと思いつつ
私の中では、以前の話題とまだ繋がっているので🤣)

言語化には、インナーチャイルドの問題が

関わっていることは、以前にも書きましたが
遺伝的な問題で言えば

言語能力そのものが低い未確認型の宇宙系遺伝や

言葉そのものに囚われてしまう冥王星遺伝
人の言葉を被害的に捉えるグレイ遺伝

自分自身の内からの言葉でなく
一般的な正論でしか
話せない
マーカビアン&ゼータレチクル遺伝など

いろんな遺伝が関わっています。

この中で、冥王星遺伝が強いと

言葉そのものに囚われ

相手の伝えたい本質や感覚を理解せず

理屈づけてしまう傾向にあるので

冥王星遺伝が強ければ、強いほど

人とのコミュニケーションは

楽しくないものになるのです。

私の母は、冥王星の性質は

ほとんど出ていない人で

(遺伝としては持っていますが)

何にしても、こだわりがないし

私の子供の頃から

「人の話は話半分よ~」

と、人の話を聞き流すように

母が言っていたこともあって

私も、相手の言葉そのものを

まともに受け取らないことが多かったのですが

問題なのは、相手もそうだと思っていたので

私が言った言葉を、曲解して

受け取られることがあるということに

なかなか気づくことができなかったことです。

例えば、私の言った言葉の中で

ある部分だけ切り取られて

「のりこさんに、以前、こんな風に言われて

私は~~なのだと思って、落ち込みました」

と言われたことがあるのですが

私は、その言葉を~~~のつもりで

言ったわけでは全くなく、深い意味はなくて

全体の会話の流れの中で、その言葉を使っただけで

私の意図とは違うように受け取られていた

ということが、何度かありました。

つまり、冥王星遺伝が強く

言葉に囚われてしまう人に対しては

慎重に言葉を選ぶ必要があるということを

私は、理解する必要があったのです。

レベル1で言語化のクラスを開催したことで

改めて自分の言語化について

理解したのは、私の元々持っていた

言語能力の低い遺伝に加え

私の言葉を、相手もエネルギーで

受け取ると思っていたことが

問題だったということでした。

それで、ああ、そうかとわかったのは

私が子供の頃、親の言葉によって

傷ついたことが、一度もなかったのは

決して、親が適切な言葉を

使っていたからではなく

私は子供の頃から

言葉そのものを受け取っていなかったから

ということでした。

私は、親の言葉の奥にあるものを

子供の頃から、いつも受け取ってきたのです。

そんなことを思っていたら

参加者の方から、以前、頂いたメールで

こんな文章がありました。

(掲載の了承をもらってから、かなり過ぎているけど)


母から8年ぶりくらいに電話がきて

父とも10数年ぶりに話しました。

もう縁は切れたと思ってたので、連絡がきたことにびっくりで

最初は何かあったのかと思いましたが両親とも元気でした。

父の第一声が「なんだ、まだ生きてたのか」で

相変わらずだな~と思いましたが

私と話せたのが嬉しいのが伝わってきて

あぁ~きっと私は父のこういう言葉を言葉そのもので

受け取っていて傷付いていたんだなぁと思いました。

母に近況を話したら、「すごいじゃん!」と何度も言ってくれて

子供の頃に褒められた記憶が全く無かったので驚きました。

父の言葉通りでなく受け取れたので

私の冥王星もちょっと抜けてきたのかな~と思えて

ちょっと嬉しかったのですが

まだまだガッツリ冥王星でした~😅

それから母はナチュラルに

こちらが罪悪感を持つような話し方をするので

私の罪悪感癖は育てられ方からも来ているな~と気付きました。

(男の子はお母さん大好きで優しいからいい

()は男の子持てなかったからとか)

母には言葉そのものじゃなくて

母の気持ちを受け取ってたんだな~と思いました。

逆ならよかったのにです😂

海王星~言語化のクラスのおかげで

また少し気付けるようになった気がします。

マル回も海王星も神回だったし、毎回神回です😆


彼女が、自分の言語化を見直すことを通じて

親の言葉そのものではなく

奥にある愛を受け取ることができたことが

本当によかった😭

今、私たちが知る必要があるのは

私たちも、そして、私たちの親も

言語化が上手くできていなかったし

本当に伝えたいことを

伝えていたわけじゃないということなのです。

結局、言語化を突き詰めてゆくと

自分や相手の伝える言語の奥にあるものが

愛であるのか、そうじゃないのか

そこに尽きるなあと。


これを読んで、思い出したのは

「なんだ、まだ生きてたのか」

これ、まさに私の父が言いそうな言葉で

(っていうか、多分、一度や二度は

言っているはず)

私は、そんな父の言葉を聞くと

傷つくどころか

照れ隠しに、そんなことを言う

父を愛おしく感じていたし

言葉にできない父の深い愛情を
受けとっていました。


(でも、私の方も、
「お父さんこそ、しぶとく生きてたのね〜」
ぐらいの言葉は、きっと返しただろうなと。
そうしたら、きっと父は笑うだろうし)

では、どうして

私は、父のそういう言葉そのものを

受け取らずに、愛を受け取ることができたのだろう?

と思い返してみると、子供の頃の

ある風景を思い出しました。

私には、3歳下の妹がいるのですが

私は、父とキャッチボールしたり

一緒に算数の問題を解いたりして

触れ合うことが多かったのですが

父は、妹とは、ほとんど関わろうとせず

子供の頃、私は

「お父さんは、Kちゃんのことが

あまり好きじゃないのかしら?」

と気になっていました。

そんなある日の夜

夜中にふと目が覚めて

リビングから、父と母の話し声が

聞こえたので

リビングに行こうとして

母の話が耳に入ってきました。

それは、妹が病院の検査で

脳腫瘍が見つかったという話を

母が父に報告していたところでした。

それを聞いて、父は

隣の部屋で寝ている私たちに

気づかれないように

声を押し殺して

肩を震わせて、泣いていたのです。

それを見たとき

妹が、そんな病気になってしまったことへの

ショックと同時に

ああ、お父さんは、こんなにKちゃんのことが

好きなのに、それを上手く言葉や表情で

表現することができないんだな

ということでした。

妹の病気はショックだけど

父の妹への愛を感じたことは

なぜか嬉しかったのです。

 

でも、妹には、父の愛は

伝わっていないこともわかっていたので

もどかしい気持ちでした。


今から思えば、子供の頃の私は
男の子のような意識や性質だったので
父も接しやすかったのだろうけど
妹には、どう接したらいいか
よくわからなかったのだろうなと。

結局、その後の検査で

病院側の検査ミスで

妹は、脳腫瘍ではなかったことが

わかったので、ほっとして

そのことは、忘れてしまったのですが

ほっとした時のことは覚えていないのに

肩を震わせて泣いていた父の姿は

はっきりと覚えているのです。

その時の経験から

私が無意識に学んでいたのは

「人は、愛情を持っていても

素直に、それを表現することができない」


ということでした、

だから、親がどんな言葉を使ったとしても

私は傷つくことはなかったのだなあと。

考えてみれば、古い昭和の男なんて

愛情を素直に表現できない人の方が

ずっと多いのですよね。


いや、古い男だけでなく
女性でも愛情を上手く言語化できないのです。

彼女のこのメールにあった文章で

「男の子はお母さん大好きで優しいからいい

()は男の子持てなかったから」

 

この言葉を言葉通りに受け取って
「女の子で生まれて申し訳ない」
なんて、罪悪感を感じるなんて
全く意味がなくて
お母さんは、本当にそう思っているわけじゃないし
多分、このお母さんの根底にあるのは
「私のことを好きでいてほしい」と言う想い。

子供が親を好きなのは当たり前なのに
それを感じられず、確認したかったのが
「男の子は、お母さん大好きだし」
など、他の人の言葉を持ち出して
こんな皮肉めいた言葉として
出てきてしまったのだろうなと。

だから、このお母さんが
本当は、彼女から聞きたかった言葉は
「お母さん大好き」
というシンプルな言葉であって
それは、お母さんが「〜〜ちゃん大好き」
と伝えていれば、受け取れる言葉だったのだけど
上手く愛情を言語化できなかったのですよね。

そういえば、こういうところ

私の母も似たような言い回しを

することがあったなあと。

私の母の場合は、父とは違っていて

笑いを取るために

相手をいじってみたり

自虐的な言い方をしたりするので

そう言う言葉も

私は、まともに受けとっておらず

愛情ゆえの半分愚痴、半分ジョークと

受けとって、聞き流したり

逆に、そう言う母をいじって

笑いにしていました。

例えば

「男の子はお母さん大好きで優しいからいい

()は男の子持てなかったから」

 

もし、こんな風に言われたなら

「お母さんは、男の子には
優しくなるそうだし
私も、男の子で生まれたら
優しいお母さんを持てたのになあ。
女の子として生まれて残念〜」
(全く思ってないけど)

みたいな感じで返してただろうな〜と。

でも、今ならきっと

「あら、私は女の子だけど
お母さんのこと大好きだけどね。
この愛が伝わってないの残念〜」

って伝えるだろうな〜と。


冥王星遺伝の性質が強ければ

真面目に言葉そのものを捉えてしまうので

傷つきやすくなったり

ずっと、その言葉が引っかかったり

逆に自分の言った言葉を、後から

「あんな言い方をしなければよかった」

などと、あれこれを考えたりしがちなので

人とコミュニケーションが楽しめないのです。

もちろん、相手が自分をおとしめようと言う

悪意があったりすれば

どんな言葉であれ、楽しむことはできないし

傷つくのも当たり前なのですが

そうでなくて、受け取り方の問題であるケースが

多いのです。


もちろん、伝える方も、伝える言葉を
適切なものを選ぶ力は必要なのですが
発する言葉を気にしていると
気軽に言葉を発せず
気を使うことになってしまいがちなので
私は、やはり気軽なコミュニケーションが
好きだなあと。


自分の本当の気持ちや感覚を
言語化することを通じて
高まってゆくのは
相手の言葉の奥にある愛や本当の気持ち
を受け取る力。

結局「私は愛されている」
という意識が全てなのですが
私たちは、言語の使い方や
理解の仕方によって
愛を与え、受け取ることが
できなくなっていることが多いのです。

そのことに、レベル1のクラスでの学びを通じて
気づき、変化する人たちが少しずつ増えて
嬉しいです。

(私のこれまでの言語化のまずさを
言い訳するつもりはないけどね。
だから、常々「私の話は話半分に聞いといて」
って言ってたんだよぉ〜〜🤣)












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最終更新日  2024年05月03日 06時05分31秒
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