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2024年06月27日
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カテゴリ:エジプト

この日、私は

ボブのいとこや兄弟姉妹の家族が

住んでいる村を訪れることに

なりました。

その前日に、ホルス神殿に向かう

ドライブの途中で

車の荷台に乗っている子供達を見かけて

写真を撮ろうとすると

ボブが

「こういう時、どうしたらいいか

僕はわかってるよ」と言いつつ

車のスピードを落としてくれます。

私が

「子供の写真が撮りたいんだよね」

と言うと

「それなら、村に連れていってあげるよ。

たくさん子供がいるから」

というので、そうすることにしたのです。

当日、迎えに来たボブに

「子供たちにお菓子か何かを

買っていってあげたいんだけど」

と言うと、ボブがオッケーと

言って出発したのですが

私が

「写真を撮らせてもらうなら

後で、少しチップをあげた方がいいかしら?

例えば、一人50egpぐらい』

と聞くと

「うん、それがいい。

お菓子はいらないよ」

ということで、ホテルから
10分ほど、車を走らせます。

その村に着く前に寄った

名もなき神殿。

このルクソール界隈には、観光客も来ない

打ち捨てられた神殿が

たくさんあるだそう。

こんな遺跡がたくさんあるなんてすごい。





ここから数分で、村に到着しました。
子供たちは、今、夏休みなのだそうで
少し大きな子供たちは
荷馬車にワラみたいなものを積んで
運んだり、家の修復をしたりして
働いています。





車から降りると、集まってきた子供たち。
なんとも可愛い。




「一人ずつ、写真、撮ってもいい?」

とボブに聞くと
彼が子供たちに伝えてくれて
一人ずつ、みんなと離れたところに
立ってくれました。

この子は、最初から最後までくっついてきた子。




この子は、とても真面目そうな子。





この子は、小さな子供たちに
優しいしっかり者のお兄ちゃん。






この3、4人の子供の写真を
それぞれ1、2枚ずつ撮ったという時

ボブが、向こうの方にいる
子供たちに向かって

「おーい、みんなおいで、おいで。
お金あげるよ」

と言って、子供たちを呼び寄せたのです。

すると、どどーっと子供たちが
集まってきたのですが
それを見たボブが

「のりこ、お金だ、お金だ!
子供たちにお金渡して!」

というので

「え?まだ、たった数枚、写真を
撮っただけなんだけど?
もう今、渡すの?」

と聞くと

「うん、今、渡して!」

とテンパって、言うので
私は彼の勢いに呑まれてしまい
ついお金が入った袋を
袋ごと、ボブに渡しました。

ボブが、その袋から
子供たちに1枚ずつお金を渡し始めると
子供たちは、わーっと
お金を受け取ろうと
ボブに手を伸ばします。

後ろの方にいて
お金がもらえない子は泣き出し
もう、写真どころの騒ぎではなくなりました。

写真が撮れなくなったこと以上に
なぜか、その光景がショックでした。

こんな子供たちの姿は、これまでも
エジプトで見てきたと言うのに。

お金を嬉々として配っているのはボブでしたが
まるで私がそれをさせているかのような
感じがして、嫌な気持ちになりました。

村中の子供たちが集まってきて
袋の中のお金もなくなったので

ボブが
「もう終わりだ」

と言い、私に家の中に入るように促し
家の中に入ると
お茶を出してくれました。

ボブが言い訳するかのように

「いや〜どうしようもなかった。
あんな風になるとは。
僕のコントロールを超えていたよ」

というので、黙っていたら

「のりこ、怒ってる?」

と言うので

「怒ってないよ」

と、怒っているのが伝わるように
真顔で答えると
言葉をそのまま受け取る彼は

「よかった〜。
3〜40人だったから
一人、50EGPとして
全部で40ドルぐらいか。
そんな大した金額ではないしね」

と言うので

(いや金額の問題じゃないんけど)

と思いつつも
私は、一体、何に対して怒っているのか
自分でもよくわかっていなかったので
この時、何も伝えませんでした。

ボブは、もともと
ストリートにいる子どもに対しても
顔見知りだと
すぐにお金を渡す人なのです。

だから、一刻も早く、子供たちに
お金を渡したいと言う気持ちになったのも
理解できるのです。

でも、その時、何かが私の中から
上がってきていました。

怒りと言っても、レプ的な切れる感じではなく
静かに、どこか深い部分で怒りを感じ
そして、同時に罪悪感も感じていました。

お茶を飲んでいる部屋に、男たちが
集まってきました。

ボブが
「家の中でも外でも
好きなように写真撮っていいよ」
というので
私は、その部屋を出ました。

すると、一人の感じのいい女性が
近寄ってきて
「こっちに来て」と態度で示してくるので
彼女について、行きました。
この左側の女性です。




彼女は、中庭の畑の前に
私を連れてゆきました。
アラビア語なので、わかりませんでしたが
畑の説明をしているようでした。

彼女が、私の写真を撮ってあげるというので
子供たちと撮りました。
(この子とは、3、4枚一緒に撮りました)








年頃の女の子たちが
5、6人集まってきました。

まるで、前回のアビドス神殿で
子供たちに囲まれた時のように
みんな興味津々で
それぞれ自分の携帯で
私と一緒に写真を撮りたがるので
彼女たちの携帯で、何枚も写真を撮りました。
いつの間にか、逆に私が写真を
撮られる側になっていました。

彼女たちの携帯には、写った途端に
顔が修正されるアプリがついていたので
私が、一気に20歳ぐらい若返ったような顔
に写っていました😅
お〜それなら撮られてもいいか。

まるで、お茶を飲んだ表の部屋は男性の領域
この裏側は、女性の領域であるかのように
表にいた男性はここには来ませんでした。




私と写真を撮ったティーエイジャーの女の子が
私の手を取って、英語で

「私の名前は、ナダ。
あなたは?』

と聞いてきて
彼女の部屋に案内してくれました。

女の子らしい可愛いお部屋でした。






子供たちも後をついて
続々と集まってきました。
なんなんだ、この可愛さは目がハート





目が大きくて、賢そうな子。




最初に、私を導いてくれた女性と。
後でボブに聞いたら
ボブのいとこの奥さんだそう。





彼女と子供たちのおかげで
さっきまでの私の中の重いエネルギーが
軽くなっていました。

表に出て、みんなに別れをつげ
待っていたボブの車に乗り込みます。
子供たちが一斉に手を振ってくれました。




何人かの子は、車が走り出しても
走りながら、ついてきて
手を振ってくれました。






子供たちの笑顔が見れてよかった。
本当に素直で可愛い子供たちでした。


ボブが
「本当は、一緒に食事をしたがっていたんだよ。
次回は、ぜひそうして欲しい」

と言ってくれたのですが
なぜか、その時は、そのボブの言葉は
あまり嬉しいとは感じず
「彼女たちにお礼を言っておいてね」
と伝えました。

それから、カルナック神殿に向かいます。
ボブと別れ、中に入って
いつものように、セティ1世の巨大な柱が
立ち並んでいる場所に向かいます。

この奥が、私のお気に入りの場所。




このトートの壁画があるところです。




カルナック神殿は、なぜかいつも
私の中の葛藤を炙り出して
くれるように感じます。

この時、トートから
「許しなさい」と
伝えられたのだけど
何を許す必要があるのか
よくわかりませんでした。

上がってきたエネルギーだったのか
それとも、暑さなのか
神殿内を歩きながら
クラクラしてきました。

ホテルに戻って
自己ヒーリングしようとすると
今度は、イシスも
同じメッセージを伝えてきました。

何を許す必要があるのか、聞いてみると

「自分の運命に関わっているハイヤーセルフの怒りを手放す」


という答えが返ってきました。

そして、これが私がエジプト最終日に
王家の谷でワークする必要があるテーマでした。



この日は、ボブと食事する気がせず、一人で
ホテルのレバノン料理レストランで’食事しました。

上がチーズとオリーブを砕いたものをまぜた前菜。
ワインのおつまみにぴったりな感じ。
(次の日の朝に備えて、ワインは飲まなかったけど)

下が魚のオーブン焼き。
いろんな香辛料が使われていて
アーモンドでまぶしてあって
美味しかったです。












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最終更新日  2024年07月06日 01時10分41秒
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