己を活かし、他人も活かす
自分を癒し、そして他人を癒すことヒーリングやセラピーを行う方は、特に大事なことだと思います。自分が完全に癒されて、他の人を本当に癒すことができます。だから、まずは自己ヒーリングなのです。そうすると、自然と他の人を癒すことができるようになると思います。でもヒーラーやセラピストだけではなく、自分を大切にし、他人を大切にすることはすべての人に必要なことだなあって、いつも感じています。そして、いろんな方を見ていると案外多いのが、自分を犠牲にして他人のために動く方。一見とても素晴らしいように思いますが、自分を大切にしないと結局周りにもしわ寄せがきますし、本当の意味で、人のためにはなりません。と、昨日、買ったばかりの「日月神示」にそのことが書かれてありました。『今までは悪の世でありたから、己殺して他人助けることはこの上もない天の一番の教えと致していたがそれは悪の天の教えであるぞ。己を活かし、他人を活かすのが天の道ざぞ。神の御心ぞ。他人殺して己助かるも悪ぞ。己殺して他人助かるも悪ぞ。神無きものにして、人民生きるも悪ぞ。神ばかり大切にして人民放っておくのも悪ぞ。神人ともに、申してあろうが。神は人に依り神になり、人は神によって人となるのざぞ」「日月神示」は、岡本天明が1944年に神懸かりで降ろしたメッセージ。つまり今でいうチャネリングです。そんな日本の古い時代のものですから、「自分より他の人のために生きなさい」と書かれてあるのかと思ったら「自分を犠牲にして、他人を助けることは悪」だと書かれてあるのでちょっとびっくり。もちろん「他人を犠牲にして自分が助かるのも悪」「自分を活かし、他人を活かすこと」が重要だと書かれてあります。ここで、もう一つ、いいなあと思ったのは「神さまばかり大切にして人を大切にしないのも悪」「神は人によって神になり、人は神によって人となる」うーん、素晴らしい心やさしい方はつい人から頼まれると、断れないで無理してやってしまうことがあります。相手の気持ちを考えると、やってあげたいものですし相手が喜ぶことが自分にとっても喜びですものね。でも、ちょっとの無理ぐらいだったらいいのですが、それが続いたりするとだんだん自分の中で負担になってストレスを抱える結果になることもあります。なので、自分の心を見つめて、自分が本当にそれをやることが心から喜びである場合にだけ、人のために動くこと。それが負担になっていると気づいたら、きちんと断る勇気も大切だと思います。断ったことによって、必ずしも相手が困るとか限りません。何か別の解決法を見つけたり、考え方を変えたりするきっかけになるかもしれないのです。だから、けして罪の意識は持たないこと。と、なんでこんな話をしているかというと今日来られた方が、知り合いからお金を貸してくれるように頼まれたけれど自分もそれほど余裕があるわけではないので貸せない、そして、その人を助けてあげれないことに罪の意識を持っているとそんな話をしてくださったからなのです。とても心優しい方なのですが、そんなことに罪の意識を感じる必要はないと私は思います。自分が喜んでできることをやればいいのであって自分が無理したり、犠牲になったりしてけしてよい結果にはなりませんから。自分を大切にすること、尊重すること、そして他人を大切にし、尊重すること。いつも心にとめておきたいですね。 @Castle Lake, Mt Shasta by norico