闇を紐解くシリーズ1 被害者意識
さて、今日から始まりました、闇を紐解くシリーズと、誰からもこのシリーズやってくださいと言われているわけじゃないんだけどね😅(なんなら、こんな内容、読みたくないという人の方が多いかもですが)これまでも何度となく書いてきましたが改めて書いてみようと思った理由の一つに筋反射をうまく取れない人がほぼ全員持っているのが「自分の闇を見ることの恐れ」という恐れでつまりは、自分の問題を見たくないということ。だから、自分の問題を見ていくために行っている筋反射のブロックになるわけです。この闇というのは、潜在意識や無意識に抱えていて気づかないでいる問題のことでこれを見てゆくことや感じることが闇に光を当てることとなりそうなると、現実も変化していくわけなんですがそもそも、多くの方が「闇」というのが、どういうものなのかあまり理解していないと言うことを最近、改めて感じたのでここで説明してみようかと。一言で、闇と言っても、いろんな種類、レベル要因があるのですが第1回目の今日は、その闇の中でも日本人なら、ほとんど全ての人が持っている「被害者意識」に焦点を当ててみます。(→何かとシリーズ化したがる人🤣)被害者意識というのは例えば、家が強盗にあって被害にあったとか災害で家族を失った、とか実際に何らかの被害に合った人のことではなく、実際は、そうではないのに物事を被害的に受け取る人のことです。まず、被害者意識の代表的なものが「私は~~さんに嫌われているのではないか?」という感覚や思考です。実際に、その人から「あなたのことが嫌いです」と言われたわけでもないのに被害者意識の強い人はちょっとしたことでそう受け取るのです。例えば、何らかのメールの不都合で私からの返信が届かなかったりまたは、私がその時は、忙しくて後で返信しようと思っていて単に忘れてしまったりしたような時でも「お返事がないので、私はのりこさんに嫌われているのかもと思っていました」なんて後から言われて、驚くことも多かったのですが被害者意識であればちょっとしたことであっても「自分は嫌われている」に結びつけてしまいがちなのです。また、「認めてもらっていない」とか「わかってもらえない」という感覚も同じように被害者意識です。「認めてもらっていない」「わかってもらえない」という感覚はほとんどの場合、子供の頃、親に何かを言ってもわかってもらえなかったとか親から認めてもらえなかった人ですが大人になってからの「わかってもらえない」はほとんどの場合、きちんと相手にわかるように伝えていないことから起こります。親の理解力がなかった人は当然、自分自身の理解力も失われるのでどう伝えれば、相手に伝わるかの言葉や感覚も失ってしまうのです。わかってもらえない、とわからない相手の問題にするのではなくて自分自身が、何をわかっていないかを理解する必要があるのです。被害者意識は、周りに伝染しさらに増幅して行きます。例えば、自分が相手に何気なく伝えた言葉を相手が被害的に受け取ってしまった場合今度は自分自身に「人に伝えた言葉を被害的に受け取られることの恐れ」が出てくるので、これが新たな被害者意識となって行くのです。クラス内の二人一組のセッションを見ているとこの被害者意識が伝染してゆく様子がよくわかります。例えばAさんが「旦那が~~すると怒るので~~できないのです』ということを伝えたとしてBさんがAさんに寄り添おうと「それは、ひどい旦那さんですね」と言えば、Aさんの被害者意識は増幅されて「ひどい夫を持ったかわいそうな自分」という感覚が強まり自分で現実を変えてゆくことができなくなるのです。先日のクラスでもちょっとした光景を見かけたのですがそれは、AさんがBさんに対して「今回のクラスで組んだ人が優しい人ばかりでよかったです~。前のクラスを受けた人から聞いた話ですが何か情報をあげたら「それは違います」と言われて傷ついたという話を聞いてクラス前は、怖かったのです」ということを伝えていてそれを聞いたBさんは「それは、傷つきますよね~」と同調されていました。その何気ない会話の中に被害者意識や二元性や思い込みの強さが出ているなあと。例えば、自分は弟がいないのに「弟ばかり可愛がられていました?』とセラピスト側に言われたとしたら「それは違います」になるでしょうし明らかに違う情報に対しては違うことを伝える必要があるわけですが明らかに違う情報が上がってくるのは単に筋反射のブロッキングが起きているというお知らせであって自分が筋反射ができないということではないわけです。例えば、相手の霊的なエネルギーによっても筋反射のブロッキングは起きますからブロッキングが起きるのが当たり前という状況もあるわけなんです。でも、相手に「それは違います」と言われたことで傷つくのなら、それは筋反射のシステムを理解していないということであり明らかな被害者意識です。その話を聞いたAさんの被害者意識とさらにその話を聞いたBさんの被害者意識が増幅してBさんは、今後、セラピストが違う情報をあげても「それは違います」とはっきりと言えなくなる可能性も高いわけです。もちろん「それは違います」という言葉を「そんなこともわからないの?」みたいな感じで伝えれば、傷つくでしょうがそんなことをすれば、当然自分自身の首を閉めることになるわけでだから、傷つく必要もないわけです。(筋反射のブロッキングは起きるのが当たり前なので)強い被害者意識の人が恐れているのは「自分のせいにされたくない」ということ。「人に迷惑をかけたくない」と思っている人の多くが人の迷惑にかけることで自分のせいにされることを恐れているからです。筋反射が上手く取れない→人に迷惑をかける→自分のせいにされる(責められる、怒られるなど)の図式が潜在意識にあります。だから、当然、被害者意識が強ければ人に弱さを出すことも甘えることもできないのです。例え、被害的に捉えても、自分の心の中に留めておくだけの人もいますが多くの人が陥ってしまうのが陰で人の悪口を言って、被害者意識の人同士で共感し合うと言うことです。被害者意識の人は、相手に自分の気持ちを本音で伝えることができないのでそのモヤモヤを晴らすのに同じような被害者意識を持っている人を見つけてその人に、相手のことを悪く言うことで自分自身の正当性を確認しようとします。そして、その悪口に共感してもらえれば「私だけでなく、みんながそう思っている」と勘違いするのです。人の陰口をいう人は、大抵の場合相手の問題として伝えるだけで自分の問題は言わないので聞いている方としては、一方的に「それは相手が悪い」と言う感覚になりがちですが双方の話を聞いてみると真実は全く違うことに気づきます。これは、セッションでさえ同じでクライアントさんの多くは自分を解放するためにセッションを受けに来られているにも関わらず自分の都合の悪いことは、言わないので真実を見抜き、本当にその方の幸せの道を見つけるためにはその方の話だけに惑わされないことが大切です。被害者意識がひどい人になれば陰でAさんに対しては、Cさんの悪口を言いCさんに対しては、Aさんの悪口を言うと言うことになり結局、誰も人を信頼していないのです。どんなネガティブな感覚であっても自分が生み出している問題として、人にシェアするのは分かち合いになりますが相手が悪いと言う認識で本人以外の人に伝えるのは単なる陰口であって人にごみを投げつけているのと同じになります。これは、多次元のセラピストに関わらずですが「ある方にセッションを受けに行ったら他のセラピストさんの悪口を散々言っていて気分が悪くなりました」ということをこれまで、何度か聞いたことがあるのですがはっきり言うと、そう言う被害者意識のセラピストさんのセッションは受けないことです。人の悪口を言うのは、被害者意識だけでなく上手く行っている人や幸せそうな人への妬みも大きいですがどちらにしても、そんなセラピストのセッションを受けたところでその方にとって幸せな人生には導かれないだろうと思います。被害者意識を持っているセラピストは自分のせいにされたくないので大きな決断や方向性をクライアントに指し示す情報をあげることができません。例えば、離婚をすることとか今の家を出て、自立すること、とか今の仕事をやめること、などの大きな変化を伝えてもしそれが上手くいかなければセラピストのせい(責任)になると感じてしまうのでそういう情報自体にアクセスできないのです。また、被害者意識が強ければ宇宙や高次元からのメッセージやサポートも受け取ることも難しいです。高次元や宇宙からのメッセージと言うと多くの人は「ガイドは、あなたを応援していますよ」「天使がいつもあなたを守っていますよ~」みたいな暖かな優しいメッセージだとイメージされていますが実際は、高次元から与えられるメッセージの9割は自分の闇を突きつけられる一見、厳しいと感じるようなメッセージです。自分の闇を見れてないから今の現状が生まれているわけなのでそれをしっかり受け入れる気持ちがなければガイドや高次元のメッセージを受け取ることもできないのです。ここ最近、いろんなことがあったのですが多次元を学んでいる方の中で本当に被害者意識を手放す方向に向かっている方が何人もいるのもわかってああ、少しずつでも、確実に変化してゆくのだなあと。つい先日、あるセラピストさんとメールでやり取りしていて霊的なエネルギーを解除できない要因として明らかに、その方が霊的なエネルギーを見ないようにしていることが原因であることがわかったので「感覚の抑圧がありますよ~」と軽くお伝えしたのですが後から、彼女が伝えてくれたのはその私の言葉を彼女は最初被害的に受け取ったそうです。(のりこさんに私は認められてないと言う意識なのかな?)でも、すぐに、これは、自分の被害者意識だと気づきグレイのワークをした後霊的なエネルギーに対する感覚の抑圧について見て行ったら、頭では恐れていなかったけれど潜在意識では、霊的なエネルギーがすごく怖かったから、見ないようにブロックしていたことに気づきました〜とお知らせしてくれました。私は彼女を何年も知っていてセラピストとしても人としても絶対的な信頼を置いているので彼女だったらその部分を見ていくことができるだろうと気軽にお伝えしたわけですがその彼女でさえ、その言葉を最初は被害的に捉えてしまうのだから多くの人たちが被害者意識で捉えてしまうのも当たり前なのだな~と改めて被害者意識の根深さを理解するのと同時にやっぱり、私が信頼しているようにそこに気づいて自分の闇を見つめてワークされていることも嬉しかったです。被害者意識の人は「人から悪く思われたくない」という思いが強いので人が自分の言動をどう思うか?を気にします。ぶっちゃけ、人が自分の言葉をどう捉えるかなんて自分ではどうしようもないことなのに悪く思われないように、と防御的になるのです。例えば、私が同じようなことをお伝えても「のりこさん、教えてくれて、ありがとう〜。ムッチャ愛を感じます〜」と言われることもあれば「のりこさんに認められてない」と捉えられることもあるわけで相手がどう思うかを気にしていたら自由な自己表現なんて、永遠にできないのでどう受け取られようが、ありのままに素直にお伝えするということを実現してゆくためにも自分自身の被害者意識をさらに手放してゆく必要があります。この被害者意識から抜ければ抜けるほど全て自分が人生を作っていることがわかるしどんどんと自分の潜在能力を活性化し現実を変化してゆくことができるのです。ということで闇を紐解くシリーズの第1回目は、被害者意識、でお届けしました~(内容の重さを誤魔化すために、太陽マークをつけてみる)第2回目があるのかどうかは、不明ですが(基本、気分任せなので)このブログを、明日からのレベル3のクラス前日にアップするのが吉と出るのか(自分自身の被害者意識に気づくきっかけになる)凶と出るのか(自分の被害者意識がバレるのを恐れて萎縮する)わかりませんが😅どちらにしても、被害者意識は多かれ少なれ全員が遺伝的に持っているものなので「被害者意識を持っているのも当たり前」と割り切って、自分の被害者意識を見て解放して行って欲しいなあと。明日からのクラス、楽しみます~