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テーマ:映画館で観た映画(8579)
カテゴリ:映画ま行
『ミュンヘン』米 2005年 字幕版 映画館にて
《公開時コピー》 わたしは正しいのか? 1972年のオリンピックで11人のアスリートが殺された 深い哀しみの中、政府がくだした決断は<報復>―― あらすじ:1972年9月5日未明、ミュンヘン・オリンピック開催中、武装したパレスチナのテロリスト集団“黒い九月”がイスラエルの選手村を襲撃、最終的にイスラエル選手団の11名が犠牲となる悲劇が起きた。これを受けてイスラエル政府は犠牲者数と同じ11名のパレスチナ幹部の暗殺を決定、諜報機関“モサド”の精鋭5人による暗殺チームを秘密裏に組織する。チームのリーダーに抜擢されたアヴナーは祖国と愛する家族のため、車輌のスペシャリスト、スティーヴ、後処理専門のカール、爆弾製造のロバート、文書偽造を務めるハンスの4人の仲間と共に、ヨーロッパ中に点在するターゲットを確実に仕留めるべく冷酷な任務の遂行にあたるのだが…。 かんそう:映画館で見るなら、もっと明るいお話の映画を見たかったのですが一緒に行った人が是非見たいと『ミュンヘン』にしました。。 見た後、その人は「面白かったね。」(普通の面白いというのとは違う意味とは言っていたけど)と言っていて、少し驚きましたが。。 最初の20分くらいは、お話というより、ドキュメンタリーというか再現そのままで、グーッと引き込まれていきます。私は、知らない俳優さんばかりだったので、顔は覚えづらかったけど、有名な人が出てなくてよかったと思いました。(有名な人なのかもしれないけど!?) 主人公だけは、エリック・バナ有名ですよね。『トロイ』『ハルク』とかで。でも、スピルバーグの映画に出るって、なんだか意外だったのですが、エリック・バナの悪人顔でないところがこの映画を良くさせています。主人公が悪人顔なら、だいぶ感じが変わると思う。人の良さそうな顔してるし。。 みなさん、この事件知っていましたか?私は初めて知りました。この映画は、オリンピックの会場でのテロがテーマなお話と思っていたら、その後の報復がテーマなお話でした。勘違い。。この映画は本当のお話なんですよね。あまり、内容はかけないですが、TVCM予告などは、あまり映画の内容を出していなくて良いと思いました。 人が次々と殺されていき、束の間の食事のシーンが唯一の平和な時で、全体の4/5は、重い映像でした。。銃声・爆発音が凄く迫力があってリアルでした(本当の音は聞いたことはないけど)。このお話は、ハッピーエンドとか納得のいくような終わり方ではありませんが、最後のシーンまで凄く良かったです。報復は、また報復を呼ぶだけ というメッセージが強く刻まれている映画でした。。。 スピルバーグってヤッパリ凄いなぁ、『シンドラーのリスト』はまだ見ていないので、今度見てみたいと思います。 パレスチナ・イスラエル の問題は、知識がなくて分かりづらかったのですが、映画の中で、場所を説明する字幕とか日にちとか入れてくれれば、もっと分かりやすかったです。何ヶ月の出来事なのかとかも、私には良く分からなかった。。もう一回TVで放送されたらじっくりと見てみようと思います。大画面では、もう一回はつらい映画でした。。。 映画の予告で『シリアナ』という映画の予告もしていました。こちらも中東・米国・石油・テロがテーマの映画だそうです。こちらは豪華キャストナ感じ。こういう映画が多いんですね。 オススメ度 ★★★★★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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