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カテゴリ:映画か行
『恋人までの距離(ディスタンス)』1995年 米 105分 wowow録画
イーサン・ホーク ジュリー・デルピー かいせつ:ウィーンの街に一晩の予定で立ち寄ったアメリカ人青年と、彼と列車で出会ったフランス人の女学生、14時間だけ一緒に過ごすことにした二人のあいだに芽生える真実の恋を描くロマンチック・コメディ。監督は長編第三作目の本作が日本初公開となるリチャード・リンクレイターで、原案と脚本も担当。製作はリンクレイターとは前作『スラッカー』(未)に続きこれが二本目になるアン・ウォーカー・マクベイ。エグゼクティヴ・プロデューサーに「希望の街」のジョン・スロス。共同脚本はキム・クリザン。撮影は『スラッカー』(未)に続いてリンクレイターと組むリー・ダニエル。編集はサンドラ・エイデアー。出演はX世代の代表的俳優と言われる「リアリティ・バイツ」のイーサン・ホークと、「トリコロール 白の愛」のジュリー・デルピー。95年ベルリン映画祭銀熊賞受賞。 かんそう:イーサン・ホークは『生きてこそ』ではじめて見てその映画に衝撃を受けてから、イーサンも好きになりました。そのあと『ガタカ』とか『大いなる遺産』とか何作か見たけれど作品が多い割にはあまり数を見ていない気がします。髭を生やし始めたあたりから好きじゃなくなったのかも、この作品も髭を生やしたイーサンが出演しています。髭が生えていなければ、もっとこの作品の彼を好きになれたかも。。 この作品、良い良いと評判されてますよね。中学生くらいの頃にTVで放送されたのを見たのですが、その頃はこの映画の二人の会話にまったくついていけず、どこが恋愛映画なのだ?と思って見るのを止めてしまった映画でした。今回は、すこし成長したこともあって楽しめましたよ。子供にはダメですね。。 二人が電車で出会って、下車するのを止めて彼女と半日だけおしゃべりして過ごすという映画です。ドイツのウィーンの素敵な町並みを歩きながら二人で知的な会話を交わしながらお散歩するんです。なんともオシャレな感じですね。夕方になり、夜になり、朝日が昇り、お別れの時間になる。その間中ふたりはいろんなこと(宗教から恋愛から色々なこと)をお喋りして相手のことを深く知るほど、好きになっていく。。。たった半日でもこれだけ会話をすれば相手がどんなことを考えているのかが分かるし、嫌な部分も分かるし、でも喧嘩するわけじゃなくってそういう二人の関係が楽しそうで見ていて、ただ喋っているばかりなんだけど楽しめました。演技している感じが全然しなくて二人が本当に楽しそうに見つめ合って話している姿が印象的です。多種多様な色んなお話をしているから見た人それぞれに印象に残ったお話が違うんじゃないかと思います。そういうところも上手く出来ています。ウィーンの町並みと町にいるパフォーマーが出てきたりクラブに入ったりとそういうのも楽しいです。 二人の会話が私には難しすぎるところもあったけど、そういう点では何回か見直したくなる映画です。また5年10年後に見たら感想も違うんでしょうね。この後二人が再開するお話『ビフォア・サンセット』も今度見る予定です。つまりこの映画の原題は『ビフォア・サンライズ』なんですよ。『恋人までの距離』っていう題名もいいですけどね^^ そうそう、この映画のおかげで中学生のときにdistanceが試験で出て、分からなかったけど思い出して“距離”だ~って答えを書けたんです。役になったなぁ。 オススメ度 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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