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カテゴリ:映画か行
『かもめ食堂』 2005年 日本 103分 wowow録画
小林聡美 片桐はいり もたいまさこ ヤルッコ・ニエミ タリア・マルクス マルック・ペルトラ ハラゴシラエして歩くのだ。 かもめ食堂。 それはフィンランドの ヘルシンキにありました。 あらすじ:フィンランドのヘルシンキに“かめも食堂”という小さな食堂をオープンした日本人女性サチエ。シンプルな“おにぎり”を看板メニューに、フィンランドの人にも日本食のおいしさを伝えたいと張り切るが、やって来たお客は日本のアニメが好きなおたく青年だけ。それでもめげずに淡々と営業を続けるサチエは、やがて訳ありな2人の日本人女性と出会うのだった。 かんそう:楽しみにしていた映画です。ゆった~りした映画ですね。 「フィンランドといえばスモークサーモン。鮭のおにぎりなら同じものを食べているフィンランド人なら味を分かってくれる」(こんなかんじだっけ?)とフィンランドにお店をだしたサチエさんでしたね。 フィンランドについての知識って無かったんだけど、ノルウェーの下のほうなんですね。ヘルシンキはまたフィンランドでも下のほうかな。私の中ではスモークサーモンといえばノルウェーってイメージです。近かったですね。 お話は、ゆったりしているけど、その中にも印象的なシーンが沢山詰まっています。 ムーミンをカフェで読んでいるミドリ。寝る前の儀式。黄金に輝くきのこ。海辺で電話する、マサコ。トンミ・ヒルトネン。店をじっと見ているおばさん。そのおばさんと言葉は通じないのに心が通じているマサコ。 ほかにも色々あります。どのシーンも印象的ですよね。ファンタジーな感じがして。 サチエさんのお料理する手つきとかも優しい雰囲気がすごく表されていて、シナモンロールをクルクル丸めるときの手付きとか優しくおにぎりを握る姿とかお料理する姿が(「いらっしゃいませ~」の言葉にも表れている)穏やかだな~と思いました。 あんなかんじに穏やかに日々を送れたら素敵だなと思います。世間の波にもまれてストレスをかかえるような生活をしているわけじゃない私だけど、だら~っと生活していたとしても 何かとストレスがたまり感情がとんがっじゃったりして1日の中でも感情の上下がかなりあります。ちょっとしたことでもイライラしちゃったり。。この映画の中に流れるゆったりとした時間のように過ごしたいですよね。お互い干渉しすぎないのがいいのかもしれません。 お店にだんだんと人が入ってくれるようになって、日本の家庭の食卓のように1人ずつのお皿が並べられて(盛り付けは洋風だったけど)真ん中に煮物(肉じゃが?)…っていうテーブルを見たらすごく嬉しくなっちゃいました。あのお客さんたちが大勢の人がおにぎりの美味しさを分かってくれる日が早く来ると良いですよね。 (おにぎりって外国の人には海苔が苦手みたいですね。黒い紙に見えるとかで。。) あのコーヒーを教えてくれたおじさんは、『過去の無い男』に出ているフィンランドの俳優さんです。『過去の無い男』も面白い映画なので是非見てくださいね。その映画の中ではクレイジーケンバンドの曲とかも使われているんですよ!! オススメ度 この前見た『恋人までの距離(ディスタンス)』ではウィーンの綺麗な町並みが多く写っていたから、もっとフィンランドの素敵な町並みも見たかったなぁ・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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