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カテゴリ:映画さ行
『サーティーン あの頃欲しかった愛のこと』2003年 米・英 103分 wowow録画字幕版
キャサリン・ハードウィック ホリー・ハンター 愛を欲ばった彼女たちの、真実の物語。 あらすじ:素直で真面目な13歳の少女トレイシー。両親の離婚後、母メラニーや兄と暮らしていた彼女は、学校の人気者でクールな少女イーヴィと友だちになる。彼女の影響で、トレイシーは派手なメイクやボディピアスなどそれまでは考えもしなかった過激なファッションをし、母親にも悪態をつくようになる。そんな娘の変貌ぶりに戸惑いを隠せないメラニー。恋人や元夫はまるで相談に乗ってくれず、彼女は一人苦悩を深くする。トレイシーの非行は留まるところを知らず、やがて酒を覚え、いつしかセックスやドラッグといった危険な快楽の世界に溺れていく…。 かんそう:これはイーヴィ役の女優さんの実体験のお話だそうです。この映画の監督が彼女の父親の元恋人で実体験を映画にしないかと誘われたそうです。映画に出た時点でも15歳くらいだから、この映画のような経験をしてから女優さんになったのか…すごい人生ですね。 お話は淡々と優等生だった頃から不良の仲間に入って、どんどん酷くなっていく過程を描いています。 学校で1番モテてCOOLなイーヴィの友達になりたかった。そのイーヴィと友達になったことでイーヴィの影響を受けて盗みから始まり窃盗・ドラッグ・リストカット・酒・タバコ・乱交と悪の道に進んでいくんです。 このお話が13歳って言うのが信じられなかったです。私は周りにもこういう子がいなかったから、分からなかったけど日本でもこんな経験をしている子は多いのかもしれません。。 皆より早く大人になりたがって、悪いこといっぱいして親に見てもらいたいんだけど反抗して・・・。愛が欲しいだけなのに。。。大人は気づけばわかりそうなのに、その部分に目がいってないんですね。この映画では、お金が無いのに沢山の溢れるほどの洋服をもっていたりした時点で気づけばいいのにと思っちゃいました。 また虐待を受けていた傷を見たりしているのにもかかわらず、知らせずに時間がたってしまう。。親と離れ離れになって暮らさなければならないのも嫌だし、たらい回しも嫌だし施設に入るのも嫌だし・・・。 この映画では、トレイシーの母親もアルコール依存症・母親の恋人も麻薬中毒・・・。「見捨てない!親だから。」って最後の言葉にジーンってきました。 ホリー・ハンターも体を張っていて(ヌードシーンがありました。無くてもよかったかも。でも、そこが女優魂なのかな?)娘と一緒に町を出ているシーンでは娘とどっちがどっち?ってくらい若く見えました。 トレイシー役の女優さんも演技って感じがしないほど本気でぶつかってる娘を演じていて凄かったです。 オススメ度 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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