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カテゴリ:映画さ行
『SAYURI』2005年 米 146分 wowow 吹替版
チャン・ツィイー 渡辺謙 ミシェル・ヨー 役所広司 桃井かおり 工藤有貴 大後寿々花 絢爛 無垢 毅然 あらすじ:貧しい漁村に生まれ、9歳で花街の置屋に売られた少女・千代。そこには、千代と同じ境遇のおカボという少女と、花街一の売れっ子芸者、初桃がいた。下働きの辛さと、初桃の執拗ないじめに希望を見失いかけていた千代に、ある時、“会長”と呼ばれる立派な紳士が優しく声を掛ける。この一瞬の出会いが千代に確かな希望をもたらした。以来、芸者になって会長さんにもう一度逢いたいと夢見る千代。15歳の時、そんな千代に転機が訪れる。一流の芸者、豆葉が千代を芸者として育てたいと申し出たのだった。そして、豆葉の厳しい指導の末に千代は芸者“さゆり”となり、やがて花街一の芸者へと花開いていくのだった…。 かんそう:この映画は日本をハリウッドがどう描いているのか、気になっていました。だけど逆に見ず嫌いしていた映画です。 チラッとwowowで見たときもちょっと違和感のある踊りやら着物やら髪型やらで英語の途中で「MAME~HA」と(“豆葉”)言っていたりちょっと笑っちゃうことも多かったからです。なので、違和感を感じないためにも吹替え版で見ることにしました。 最初の方のシーンは少女時代で大後寿々花の演技が可愛いです。CMとか売り文句では“青い瞳をした少女”と大きく言われていたけどTVで見たせいかあまり青い瞳はよく分かりませんでした。。寿々花ちゃんからチャン・ツィイーはなんとなく似ていて良かったです。 ただ、やっぱり日本の芸者さんのお話だから日本人が演じてくれていればもっと良かったかも知れないけど、どうでしょう・・・? 座敷のシーンなんかに出てくる障子が中国っぽかったり、照明器具(ランプ?)とかも中国っぽい感じでした。日本人の吹替は本人がやっているので、桃井かおりなんか特に独特だから本人が吹替えした方が良いですよね! お話の方は結構分かりやすくて、楽しめました。ミシェル・ヨーは悪女役かと思ったら心ある姉さん的で好感をもちましたよ。コン・リーがその悪女役(サユリを苛める?役)ですが、寿々花ちゃんは一番コン・リーを尊敬しているようでした。吹替えで見るのがお勧めだと思いますが、それでも色んなシーンで違和感がかなり感じられると思います。 でも、今回日本が舞台だからアジアのほかの国の女優さんが演じたというのを過剰反応しただけで、ハリウッドでは多いですね。日本だって中国が舞台の「西遊記」を香取君が演じていたりして、三蔵法師も女のように綺麗な顔立ちをした法師様ってだけでいつも日本では綺麗な女優さんが演じているということも中国の方ではバッシングされていると聞きましたしね。本国で作ってもヒットしないよりはハリウッドで作って世界に広めてもらえる方がいいのかもしれませんね・・・。この映画の世界が全て本当とはいえないけど。 なぜ主演が日本人ではないのか?というのは公開時「日本人の女優では舞を踊れる人がいなかったから」だとか聞きました。英語もサラりとこなせて、踊りも踊れて、歌も踊れて、顔も良くて・・・。やはりハリウッドの道って厳しいですね。日本からも「私、なんでも出来ます!」っていう女優さんが現れてくれると嬉しいですね。 大後寿々花に期待かな!「セクシーボイス&ロボ」は面白かったです。 違和感はあるけど話としては楽しめました。。 オススメ度 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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