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カテゴリ:映画ま行
『ミスト』2007年 米 125分
トーマス・ジェーン マーシャ・ゲイ・ハーデン ローリー・ホールデン この子と約束した 必ず守ると── 霧(ミスト)の中には“何”が待っていたのか── 映画史上かつてない、震撼のラスト15分 あらすじ: のどかな田舎町を襲った激しい嵐の翌日、デヴィッドは湖の向こう岸に発生した異様に深い霧に懸念を抱きながら息子と共にスーパーマーケットへ買い出しに出掛けた。するとやはり、その濃い霧は間もなく買い物客でごった返すマーケットに迫り、ついには町全体を飲み込むように覆っていく。人々がマーケットに缶詰状態となる中、霧の中に潜む不気味な触手生物を発見するデヴィッド。彼を信じた者たちはただちに店のバリケードを作り始め、武器になる物もかき集める。その一方、骨董品店の女主人カーモディは狂信めいた発言で人々の不安を煽ってしまう。そして夜、突如として霧の中の生物たちが襲撃を開始、店内は大混乱となるのだが…。 かんそう:SFホラージャンルの映画だと思っていなかったです!スティーブン・キングということは知っていたから予測しとくべきだったけどね だって公開時のCMが「ショーシャンクの空に」「グリーン・マイル」に続く感動!!的な印象を受けたので、『ドリーム・キャッチャー』系な映画でビックリです。見終わってかなり疲れた!! 始まって早々スーパーから出られない状況になってしまい、途端に変な生物が出てきました! 殺され方が酷いから、R-15指定になってます。 自分があのスーパーの中に閉じ込められた一人になったら、主人公側につくか?宗教おばさんに洗脳されるか?といったら宗教に行ってしまうのかも。そこがまた恐いですね。 人間はあんな状況に置かれたら宗教を求めてしまうのかな?外から見れば異常だと思ってもすがるものはそれしかなくて信じれるものがあるなら…っていう気持ちになってしまうのかな。 でも生贄を捧げたからって外の生物が襲ってこないなんて核心はないですよね。 見終わった後、虚無感が来るラストでした。 エンドロールに流れるヘリコプターの音だけがさらに余韻を強めていきました。 今まで何作か見てきてスティーブン・キングのイメージはホラー・気持ち悪さ・不気味さだと思っていたけれど(映画でしか見ていないから)心理描写が素晴らしい作家さんということが分かりました。 この映画が評価されている理由が分かりました。だから映画化されても気持ち悪さくらいしか伝わらなくて失敗している作品が多いのかな?と感じました。 そして原作を読んだほうが面白さを感じるんですね。 スティーブン・キングの良さを改めて教えてくれた映画でした。 オススメ度 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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