東野圭吾
わたしもようやく長編小説が読めるようになりました。東野圭吾さんの「白夜行」と「幻夜」です。どちらも800ページを超える小説で単行本でも4センチくらいあります。ドラマでも話題になった「白夜行」。東京では深夜に再放送中?かな。小説を読むとドラマで演じていた綾瀬はるかちゃんじゃ可愛すぎです。ここまでするか?ってほどの魔性?性悪な女性なのでね。小説は「幻夜」の方を先に読みました。本屋さんの売り文句が「あの白夜行の衝撃が再び!」みたいなのに惹かれて読みました。面白いんだけど実際こんなことはありえないよなぁって思うほどの女性で、でも読んでると先が気になって夢中になってしまい800ページを超えるのに1週間で読み終わりました。読むとわかるのですが、やっぱり「白夜行」の続きなのか?と思わせるところが多く犯行のパターンとか男を利用している様子とかが「白夜行」の雪穂を思わせます。「幻夜」の主人公は過去を隠しているし、雪穂と同じ関西出身だしなぁと思って結局『白夜行』も読んでみたくなり読みました。「幻夜」を読んだあとだとパターンが似てるからか少し読むスピードが遅くなったけど最後まで引き込まれるように読めました。「白夜行」のドラマ版は原作と少し違うんだけど、とてもうまくドラマ化されていて子役の演技が上手だからか少年期のシーンも多いし図書館・本・切り絵といったパーツをうまく利用してよく出来たドラマになってました。「幻夜」が映像化されるとしても、もう綾瀬はるかちゃんじゃダメだなぁ。沢尻エリカだったらいいかも・・・。若すぎるかぁ。そしたら米倉涼子とかなのかな~・・・。おすすめ度白夜行1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りする。被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂―暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んで行く。二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪。だが、何も「証拠」はない。そして十九年…。息詰まる精緻な構成と、叙事詩的スケール。心を失った人間の悲劇を描く、傑作ミステリー長篇。 白夜行 完全版 DVD-BOX(DVD) ◆20%OFF!幻夜名作「白夜行」から4年半。あの衝撃が、今ここに蘇る。長編エンタテインメント。 幻の夜を生きる男と女。名手の傑作が文庫に!すべてを奪い去った阪神淡路大震災。はずみで殺人を犯した雅也は、それを若い女に目撃される。避難所で再会した彼女・美冬は雅也を東京に誘い、彼を利用して自分の野心を実現してゆく--。美しく冷徹な女と、彼女に翻弄され人生を狂わせてゆく男。果たして彼女は「誰」なのか!?名作『白夜行』の衝撃が蘇る、スリリングな傑作編!今期クールのドラマ「流星の絆」すごく楽しみです。これも原作読もうと思ったけどハードカバーのみらしい。ドラマでとりあえず楽しみます!流星の絆殺された両親の仇討ちを流星のもと誓った功一、泰輔、静奈の兄妹。14年後、泰輔が事件当日目撃した男に、功一が仕掛ける復讐計画。誤算は、静奈の恋心だった。