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昨日のお話の続きです。
相談に来た女性の息子が難病だった。 この女性は前世でも、息子が不治の病で、お遍路をしていた。 与乃登は繰り返しを断ち切るために前世の記憶を書き換えようと考えた。 女 性「前世の記憶を書き換えることが出来るんですか?」 与乃登「厳密には違うのですが、催眠誘導によって前世のストーリーを良い物へ置き換えて今生への影響を抑えます。」 女 性「どのようにするのですか?」 与乃登「今のあなたが、前世のつらかった部分を手助けして、新しい物語に変えていきます。無理にしなくても物語は勝手に展開していきますから心配有りません。」 女 性「はぁ。よろしくお願いします。」 つまり、この女性の場合、お遍路の廻って願掛けをしたにもかかわらず、不治の病で息子が死んでしまったことが問題になっている。誘導催眠で、この前世に戻り、息子の病気が治るストーリーを体験する。そのことで、繰り返す事から解放されるのだ。 女性はまさに前世のお遍路の現場にいた。 与乃登「さぁ、注意深く見てください。息子さんの病気が治りそうな情報はありませんか。」 女 性「そういえば、ご住職が何か言っています。そう、病気なら、この「飲み札」を飲んでみなさいと言っています。」 与乃登「いいですね、他には何かありませんか。」 女 性「門前に漢方の薬屋さんがあります。漢方医の先生が煎じ薬を分けてくれました。」 与乃登「それでは、時間を進めましょう。息子さんにその二つを飲ませてみましょう。どうですか?」 女 性「いいようですね。元気になってきました。」 与乃登「それからどうなりましたか。」 女 性「息子の病気は治りました。無事に育っています。」 与乃登「その後はどうですか?」 女 性「息子は成人しました。立派に店の跡を継いでくれました。」 与乃登「もっと時間を進めてみましょう。」 女 性「私はおばあちゃんになり、孫に囲まれています。」 与乃登「あなたは幸せですか?」 女 性「はい。家族に囲まれて幸せです。息子も幸せそうです。私は安心して、亡くなりました。」 与乃登「はい、どうですか、戻られてみて。」 女 性「今のは本当の前世ですか?」 与乃登「いいえ、違います。しかし、本当の前世のような感じでしょう?」 女 性「なんだか、言いようのない絶望感のようなものが無くなりました。」 与乃登「それは良かった。たぶん前世での体験を繰り返すことは無くなるでしょう。」 女 性「でも、どうして、体験していないことが見えるのでしょうか。」 与乃登「さぁ、そこまでは分かりません。でも、問題のある部分を手助けすると違うストーリーが展開するようです。」 女 性「それで悪影響が無くなるんですか?」 与乃登「そのようですね。」 女 性「息子の病気も良くなると嬉しいです。」 与乃登「そうですね、楽しみですね。」 それから、女性の息子は少しづつ良くなっていると聞いている。 与乃登(よのと)の神霊心療室 与乃登の神霊心療室/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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