私が提供している "スリーインワン"というキネシオロジーは、一般的なキネシオロジーとは、かなり趣が違う。
キネシオロジーは、もともとカイロプラクターにより開発された経緯もあり、身体の不調を、中国の五経や経絡の考えを元に調整してゆくものが多い。
元祖 キネシオロジーである"アプライド キネシオロジー"は、基本的にカイロプラクターのみが学べるものであり、骨格を調整するカイロプラクターが、骨を支えている筋肉をも一緒に調整することで、より深く持続性のある治療をするためのものであった。
そんな"アプライド キネシオロジー"を一般向けに編集し直されたものが"タッチ フォー ヘルス"である。
欧米では、"タッチ フォー ヘルス"は家庭向け健康法として扱われており、これを学んでも"キネシオロジー プラクティショナー"とは呼ばないのだそう。
そのくらい、一般家庭で、ちょっと調子が良くないときに、簡単に使える内容になっている。
その"タッチ フォー ヘルス"をベースとしながらも、多くの身体の不調は、実は心のあり方が関係しているということで、心・感情・トラウマの解放を行うことで、心身両面から一気にアプローチしようというのが、私が行っている"スリーインワン"である。
こ れは、"タッチ フォー ヘルス"で行う五行や経絡の調整はもちろん、それ以外にも、世の中にある様々なセラピー手法を統合して、その時、その人に必要な 手法を選び出し、使ってゆくことが出来る。さらに年齢遡行をすることで、今感じているストレスを同じようなストレスを最初に感じるに至った、そこからの解 放をおこなってゆく。
なので、いわゆる健康法とは、かなり一線を画し、"スリーインワン"の創始者達はしばらくの間「"スリーインワン"はすでにキネシオロジーの域を出ている。これをキネシオロジーを呼ばないで欲しい」と、プラクティショナー達に告げていた。
キネシオロジーと呼ばれるものの共通点は、"筋反射"を使うことにある。
意識は、色々なことをコントロールしようとするし、自分に対してさえ嘘もつく。
しかし、私たちの日常を動かしているのは意識よりも潜在意識の力が大きい。
なので、その潜在意識の声を聞く方法として、筋反射が使われる。
時々、「筋反射を使えば、自分の声、身体の声がなんでも聞けて、凄く重宝しています」
と言って、買い物の際どれを買ったらいいか、レストランやスーパーで何を食べればよいか、人生迷ったときにどうすればよいか・・
あるいは、ある出来事が事実だったかどうか?
なんでも筋反射で聞いているという話を聞く。
個人的には、こういう使い方は、おすすめできない。
筋反射の答えは、yesかnoだ。
なので、聞けば何でも、とりあえずyesかnoと答える。
何でもそうだが、使い方を誤ると、危ない。
過去の厳密な事実は、筋反射の域ではない。
自分が今どうしたいか?内容にもよるが、一番良いのは、それこそ胸に手を当てて、自分の声を自分が聞き取る力を持つことに決まっている。
もちろん、病気の診断など、これは倫理として行わない。
物事には、得意と限界がある。
だが、ストレスの原因がもう何だったかさえ思い出せない、あるいは気付いていない。
ストレスやいやなことから逃げたい一心で、自分自身を麻痺させたり、心が逃げ回っている状態にある。
心は元気だと思っているのに、身体がついてこない。
そんな状態で、胸に手を当てても自分の声が聞けなくなっているとき、筋反射を正しく使えば、それば便利だ。
レイキも、筋反射も、実は誰もが日常で使っている。
ただ、それを意識し、理解して、上手に使っているかどうかだけことではある。
けれど、その差は結構大きい。
そんな、筋反射の使い方と、日常的なものから深くて大きなストレスへの対処方法を学ぶのがスリーインワン/キネシオロジー セミナーである。
筋反射にしても、ストレスや心の持ち方にしても、その原理を知っておくことは、結構役に立つ。
「あー、そういうことなのね」と、自分や人の行動を客観視することもできる。
他のキネシオロジーには絶対にない、スリーインワンの特徴でもある「構造/機能」(人相学のようなもの)に至っては、人がどうしてそのような行動を取るのか?
さらには、自分が持って生まれた心や行動パターンがどんなものであるのかを知ることも出来る。
何が難しいって、自分自身を理解するくらい難しいことはないと思う。
そんな、様々な"生きる知恵"を身につけるスリーインワン/キネシオロジー。
自分自身を理解するために受講する人が最も多い。
特定のテーマが決まっているなら個人セッションももちろんお勧めだけれど、その内容をより深く理解しながら、クラスの中で自分を深く深く見てゆくことが出来る。そして、それがどういうものかの理解も出来る。
これから、こういったセラピーを仕事にしたい人も多い。
すでに学んでいくつかの手法を活かすことも可能だし、これから学ぶであろう他のセラピーも包括して使っていける可能性も高い。
まっtかうの初心者であったとしても、スリーインワン自体のカリキュラムが実に幅広く、多くのことを学べる内容となっており、それらを深めてゆくだけでも、十分に深いセラピーを行うことが出来るようになる。
なにより、心だけでも身体だけでもなく、その両面を一度に扱ってゆける手法は、そう多くはない。
すでに、治療家であったり、セラピストである方もいる。
現在の治療法をより深めてゆきたい。
あるいは、もっと心へのアプローチの必要性を感じて来られる方もある。
スリーインワンを受講している内に、人生がどんどん変わってゆく人も少なくない。
そこで出会った人と結婚した人、離婚した人。
仕事を変わった人、また、思いも掛けない仕事を始めた人。
いろんな意味で、人生の方向性が変わることも多い。
それらはみんな、自分の本音に気付くことから始まる。
そんなスリーインワン/キネシオロジー。
これまでは、トレーニング コースのレベル1から6を提供してきたが、今回レベル7のクラス開催の認定を受けた。
初級のレベル1-3と中級のレベル4-6で、スリーインワンの約8割の技術を身につける。
上級クラスの入口であるレベル7は、ここまでの集大成として、お母さんのお腹の中から今現在に至るまでのあらゆる人間関係から受ける、そしておよそ誰もが受けるであろうストレスを、ひたすら解放してゆく。
"学ぶ"というよりは、"解放"のクラスである。
それは、レベル1-6で行ってきた様々な解放と技術を元にして、初めて行える"大掃除"ともいえる。
関係性の解放を行うことで手に入れるものは、関係性である。
人との関わり方への見方が変わるかも知れない。
もっと楽になるかもしれない。
いずれにしても、人として生きてゆく上で、外せないテーマであることは確かだ。
私はスリーインワンを初めて学んだときに思ったことは、
「もっと早くに、これを知っていたら・・・」
だった。
スリーインワン/キネシオロジー
公式トレーニング コース レベル1-6 集中講座
レベル7 新規開催予定