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カテゴリ:出来事について思う
この番組、見た人多いでしょうか・・・
世界初 人間関係力テスト ある意味では、自分がどのくらいなのか、という指標を持てる、というひともいるかもしれません。また、自分のいろんな場面での状態をみる良い機会だ、と言う人もいるかもしれません。私自身も見ようかな?なんて思いつつ他のことをしていて、結局最後の10分くらい見ていたのですが、いろんな職種の人達でどんな風になるのかを見て、ランキング形式で出していく感じになっていました。テレビに出ていたランキングでは、東大生、看護士、グラビアアイドル、教師、ホストなどが上位を占めていて、また個人的に上位になった人には、感想なんかも聞いていました。 ところで、どんなことでもランキングをつけてしまう、ということには正直抵抗を感じてしまいます。実際、人間関係の適正はあって、職業別にある程度の傾向はあるのかもしれないけれど、それは専門性のあるところで良い方向で使ってもらって、一般的な人の前に出てくるものではないような気がします。 人の良さを決めるものではない、ということなのだと思いますが、ある程度のものさしがあって、ある程度の人の方向性があって、客観性があるにしろなんだかの色つけがあるからこそ、 こういう事が可能になるのだから、それを鵜呑みにしたばかりに、人の本当の可能性なんかがものさしで計られてしまう傾向がますます進みそうな気がします。 人のタイプでは、こうやってハッキリする方がいいという人と、いろんな人がいていいじゃないかという人が半々いるようになっているのですが、こうして社会が論理思考中心になっていくと、こどもが生きにくくなるなーと感じています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年02月12日 23時01分32秒
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