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カテゴリ:経営全般
昨日、決算と同時に【定款の一部変更のお知らせ】を開示致しました。 (1)株式事務の合理化を図るため、会社法の原則に基づき、 株式に係る株券を発行しないとすること。 (2)株式の譲渡につき取締役会の承認が必要であるとすること。 グリーンシート銘柄として取扱いが廃止されることを意図して、株式の譲渡制限の 規定を新設するもので、当社といたしましては、事業戦略上、現時点では プライベートカンパニーとなることを選択いたしました。 平成22年12月16日開催予定の14回定時株主総会に付議し、 決議されますとグリーンシート市場からの撤退となります。 次の成長戦略構想を一時も早く実現するためには、 同時平行で財務の健全化をより一層推し進めなければなりません。 財務の健全化を図るためには、 なによりもまず継続して安定した利益を計上しなければなりません。 利益を計上するためには、売上増、製造コストを下げ利益率を改善するなど 様々な取組が必要ですが、 一方で固定経費を削減することが最も即効効果があります。 賃貸で借りている事務所を自社所有建物へ移転し、活用できていない借地の契約を解除して 年間1000万円程の経費削減を実行しています。 今回発表しましたグリーンシート市場からの撤退・株式事務の合理化で、 公開維持関連コスト年間約800万円が削減できます。 事務所の集約化で間接的に光熱費などの削減もあり、 上記とあわせて年間約2000万円の固定経費の削減を実現できます。 一般のお客様に影響を与えることではありませんので、 業績への悪影響は軽微と考え、削減分は利益の上積が見込めます。 グリーンシート撤退というなりふりかまわぬ施策は、株主様には多大なご迷惑をおかけし、 大変心苦しい限りですが、早期の業績改善と成長戦略構想の実行で、信頼の回復と 株主価値の増大を図ってまいりますので、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年11月16日 11時22分58秒
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