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カテゴリ:分類できない雑談系
先日、「監督失格」という映画を観ました。 この映像が映画になるなんて、 いいのか、と思いながら観ました。 平野勝之監督、林由美香さん出演の映画。 林さんは平野監督の元恋人でもあります。 34歳で急逝されました。 映画の詳細はお調べいただければ 分かると思いますので ここでは詳しくは書きません。 監督が、林さんと連絡が取れなくなり、 お母様に鍵を開けてもらう。 その時、林さんの部屋で起こった 一部始終が映像に残っていました。 それが映画になっています。 観ているのが怖かったです。 現実です。本当の現実です。 映像を使うことに関して、 お母様の許可を得るまでに 年月がかかったそうです。 永遠に封をされるべき映像だったのかもしれません。 またそうなったとしても全くおかしくない映像です。 映画を観てもらうと分かると思いますが、 人間のありのままの姿が映し出されています。 悲しいです。 ショックです。 本当に怖いです。 林さんのお母様小栗冨美代さんは、 今年11月に亡くなられました。 全ての方にお勧めできる映画ではないとは思います。 内容を知れば、苦手な方もいらっしゃるとも思います。 でもでも、悲しみしかないあの場面、 林さんのお母様小栗冨美代さんのあの姿、 正直ショックで忘れる事はできないです。 それが映画になっていることを想うと、 観る事は間違いではないと思います。 どれだけの気持ちで映画化を 許可されたのかということ、 娘のため、だけじゃないんだと思うのです。 生きている人、必ず訪れる悲しみ、 それを乗り越えるために、見せてくださったのだと、 そう思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.12.27 21:52:06
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