れみゆりこのお部屋

優姫が旅立って１週間が過ぎました
えっ　本当に１週間も経ったの？
そんな感じです。

最後の最後ちゃんと
見送ってあげられなく
だめママでした
やっぱり優姫に触れられなくなる事が
どうしても嫌で嫌で。。。

優姫は４姉妹の末っ子で
ママに会いに来てくれたね
一番上のお姉ちゃんとは
２時間４２分差で生まれてきて
身体は一目で小さいって分かるほどで
３０gも小さかったね。
動かないし
泣かないし
呼吸もおぼつかなくて・・・
先生に「もって２～３日」って
細い細いカテーテルも
飲み込む力が無くて
「肺に入ったらアウト」って言われたけど
ママは諦めが悪いから
美優のおっぱいをスポイトで
１滴ずつ５回３時間おきにあげたね。
１滴なのにお口からこぼれちゃって・・・
初めて美優のおっぱいを飲めたのは
５日目だったね。
体重もお姉ちゃん達は２０gとか増えるのに
優姫は５gとか増えなかったり
ママをドキドキ・ハラハラ心配させたね

お姉ちゃん達が新しいお家に行って
２日間淋しくて泣いていたね

それから８年１１ヶ月１２日
いつも一緒だったね
一人では何処にも行けない
ママにいつもお供してくれたね
怜斗・美優がお留守番をする様になってからも
いつも　いつも何処に行くにも
隣には優姫がいたね
陸斗が来てからも一緒だったね

陸斗を連れて帰る車の中で話してたんだけど。。。
ママとパパの予想だと美優は出産経験があるから
美優が面倒見たりするかな？って思ったんだけど
怜斗＆美優＆優姫に陸斗をご対面させた時
みんな一斉に寄ってきて陸斗をクンクンとチェック
怜斗と美優はすぐに陸斗から離れて「何に？この子？」
みたいな感じで様子を伺ってたけど
優姫は興味津々で陸斗にピッタリ
優姫にとって陸斗は子供でもあり
仲間でもありママを取られちゃう？存在だったかな？
「優姫　陸斗の事守ってね。お願いね。」って
頼んだよね。そうしたら
優姫は陸斗の面倒を良く見てくれたよね。
陸斗が車でチッコした時
ママが「あっ」って思った時には
優姫が陸斗の事叱ってくれてたよね
お外で陸斗がママから離れると
優姫が連れてきてくれたよね
優姫はほとんどなかない子だったのに
陸斗が来てよそのわんこが来ると
「ワン！ワン！」
最初の頃はビックリしたよ
陸斗を守ろうとしてたのかな？

６月４日
いつもの様に優姫と陸斗を連れてドッグランに･･･
優姫も陸斗も楽しそうに遊んでいた。
かんかん（頭）髪を伸ばし途中だったけど
どうにか少し結べるようになったから
かんかんをチョンチョコリンにして行って
みんなに「優ちゃんかわい～い」って言われて
得意げになってたね

６月５日
ウ○チが真っ黒でやわらかめ
でも元気はあるし
食欲も少なめだったけど
お水も飲んでた
ドッグランはお休みさせて
陸斗だけ連れて行った


６月６日
目が覚めると
横で寝ている優姫の身体が熱くて
元気がなくって・・・
朝一で病院に
「柔らかめの黒いウ○チと発熱、元気がない」
エコーを見ると子宮の１部が腫れてる
年越しからお正月にかけての時と
同じでホルモンのバランスを崩してると
抗生物質の注射とお薬を貰って
吐き気が出たら電話してと言われ帰宅

パパに連絡して仕事を休んだ
この時はママもパパも
この前と同じだから薬を飲んでれば
大丈夫だと軽く考えていた。。。

お昼に茹でささみの潰した物を
小指のツメ半分の大きさを３口食べた。

夕方　陸斗とドッグラン
（連れて行かないとパワーがあまって
怜斗にｳｶﾞｳｶﾞ
怜斗が「やめて～」ってなっても
パパが「NO」ママが「NO」しても
隙を見てｳｶﾞｳｶﾞ
怜斗が倒れちゃと怖いし
部屋中走り回る）
優姫もゆっくり休めるかな？と思って
（行かなければよかったかなぁ
でもまさか　まさか　だったから・・・）

ドッグランから帰って来ると
もちろん“お帰りも無く”
顔を上げる位でぐったりで･･･
「早く元気になってドッグラン行こうね」
なでなで・・・

PM８：２０
ゲボッ
続けて３回
先生に連絡すると連れてきて・・・
着くとすぐに体温を測って
「下がってないね。血液検査しょうか？」
「肝臓がまずいね。
あと心筋梗塞や脳の神経の数値が
エラーになるほど高いね」
入院が出来るか聞かれたけど
優姫は1度も1人ぽっちになった事が無くて
無理な事を伝え皮下点滴にしてもらった。
（入院させなくて良かったぁ）
肝臓が悪くなったから治療が長くなるけど
命に別状がある訳じゃないから・・・
（よかったぁ。怜斗も昔劇症肝炎になったけど
すぐに元気になったし。。。）
ごはんもお水も×
「また吐いたら明日（７日）のPM5:00過ぎに
電話して（７日は休診日）」
帰宅してぐったりはしてたけど
「優姫～。頑張ると治るよ。
もうすぐお誕生日だから
早く治さないと
プレゼント買いにいけないよ。
美味しい物食べられないよ」

怜斗達もいるからお水は置かない事は
出来ないからずっと起きてた

７日AM２：２０
ゲボ　ゲボ
フラフラして立ち上がって
ゲボをしょうとするけど
その力も無くて転げちゃって・・・
１２回ゲボ
先生に電話
「またゲボして口から出きらなくて
窒息しちゃわないですか？」
「夜の点滴で出来る事はしたから
口に残ったのは全部出してあげて
夕方までゆっくりさせて様子をみて」

AM３：３０
フラフラしながら
「だっこして～」のポーズ
（完璧じゃなかったけど･･･）
「じゃだっこしょうねぇ」
なでなでしながら
「痛いの痛いの
苦しいの苦しいの
お熱も何処かへ飛んで行け～」
何度おまじないしたかな？
１時間位で足が限界
「優さ～ん。足がビリビリだから
チョッといい!?」
膝からすぐ横に降ろした
（何で降ろしちゃったんだろう？）

AM４：４０
首だけ起こして
キョロキョロ
「え!!!?　優姫!?優姫!?」
パパが飛び起きてきて
「優姫が!!優姫がおかしいよ！」
AM４：４３
先生に電話
「優姫が！優姫がおかしいいです！」
発作が起こった。。。
いつもとは違う発作だった。。。
その時
美優が優姫に
クンクン　チュッ
「美優！やめてよう～ぅ
お別れみたいじゃん！」
私にはその時何故か
みんなを見る余裕があって
怜斗も陸斗もジーッと
優姫を見ていた。
（何となく
優姫がいなくなるんだなぁ
とこの時思った）
「手足のツッパリが少なく
震えが来てガクガクしてる感じで
歯軋りみたいな音がする程
歯をくいしばって・・・」
（４～５回くいしばったかなぁ）
「優姫！優姫！
痛いの？苦しいの!?」
呼吸がおかしくなってきてる!!!
先生！先生!!!どうす」
言いかけてる最中に
呼吸が止まった。。。
「先生！優姫の呼吸が
止まっちゃった！
どうすればいい!?
どうすれば・・・」
「舌を引っ張って
胸を」
AM４：５５
優姫のトックンが
聞こえなくなった。。。
「先生！　心臓が止まった！」
「胸を５秒に１回位で叩いて」
「先生！連れて行くからみて！」
優姫を抱き上げて
車に乗り込み・・・
車の中でも胸を叩いて
mouth to mouth
↑した事もみたこともなかったけど
何か　何か出来る事
私の出来る精一杯だった
舌が丸まってないか
確認しょうとしたら
口が開かなくなっていた。
「優姫！何してるの？
息するんだよ！
何してるの！
もうすぐお誕生日だよ！
陸斗が来て
初めての夏だよ！
旅行に行くんでしょ！
優姫！優姫！」
（ありがとうが言えなかった）
病院に着いて先生も
心臓マッサージをしてくれたけど・・・

優姫
こんなだめママの所に
来てくれてありがとう。
まだまだトンネルの中だけど
怜斗・美優・陸斗。パパがいるから
何より優姫が心配してると思うから
早くトンネルから出られる様に
頑張るからね。
優姫！優さん！チビ！Ｃ！ねえねえ！
ありがとう
いっぱい　いっぱい
ありがとう
今まで１人ぽっちに
１回もなった事が無いけど･･･
淋しいと思うけど･･･
いつかみんなで会える時まで
待っててね