日本の伝統色
1月13日 最近のスローガン『メモ魔化したメモを見よう!』 読書ライフは今年も継続中です。ここ最近、美術館や博物館、大河ドラマなど見る機会も多く、今回は『早わかり日本史』にしてみましたー!ぷらりと博物館に入っても、あまり時代の流れや人物のことがよく分からないと、サッパリでして・・・。 それともう一冊は、『日本の伝統色』ですゴールドは日本語でなんと言うかというと、山吹茶(黄金色)ですョ。綾一疋に、紅花大十二両、支子一斗を用いて染める黄橙色の「支子染」のことです。 それがどうしたかというとそれまでです(けれども)。 著者の熱い色に対する情熱と、実際に古い文献からその分量で色を再現してみたことが凝縮されて記された一冊です。その中に、日本の伝統色を研究して30年になる色への想いが書かれていました。 デザインのための色彩研究から、古い日本の色に目を向けるようになったのは、在外研究員として西欧諸国の美術大学を訪ね、色彩指導の理念と実際について調査をした時からだそうです。イタリアへ訪れた際、イタリアでの「想像は古典の研究から始まる」という指導理念に触れたことがきっかけでした。 衆知の通り、イタリアは優れた美術の伝統を受け継ぐと共に、革新的な芸術を創造している国です。その背景にはこの国の美術大学生の徹底的な古典の学習と、作家達の革新的な造形活動とを思い合わせていることにある・・・・とのことで『色の日本史』を執筆し、現在に至るとということでした。 うーん。全部読めるかな?